☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首70 さびしさに 宿を立ち出でて ながむれば いづこも同じ 秋の夕暮れ

2010年09月25日 22時12分34秒 | 百人一首
さびしさ(佐)に(二)
やど(登)を立ちいで(天)ゝ
なが(可)むれ(連)ば いづこも
おな(那)じ 秋の夕暮

あまりにさびしいので、家を出て、あたりを眺めてみたが、どこも同じように寂しい秋の夕暮れであるよ。

作者は良〓法師(りょうぜんほうし)


後拾遺和歌集 秋上

紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙うす具引き 半懐紙二分の一 栢美

筆 あかつき 〓古堂

墨 まつかぜ 呉竹

秋の夕暮れと言えば三夕(さんせき)の歌として三首が知られていますね

さびしさはその色としもなかりけり 真木立つ山の秋の夕暮れ…寂蓮法師
心なき身にも哀れは知られけり 鴫立つ沢の秋の夕暮…西行法師
見渡せば花も紅葉もなかりけり 浦の苫屋の秋の夕暮…藤原定家

集字帖より「き」

2010年09月25日 21時46分07秒 | 脩竹作品集字帖
き(支)み(三) き
きくか(可)な(那)
きく
き(支)と(登)し(志)
く く く
くさ く(九)

手漉き半紙No.6

筆 脩竹清賞 玉川堂

墨 茶墨 無名 古梅園


一枚目の始めは前回と同じところです。
気の弱い私は師匠に「そこは書きました」と言えずに再度書くことになりました。