☆今日も生きているで書☆

すずりん(硯夢)の毎日の血圧と、書道を中心に記録しています。今日も元気に筆を持っていられることに感謝して。

百人一首35 人はいさ 心も知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香ににほひける

2009年03月26日 23時53分00秒 | 百人一首
人はいざ
こゝろもしらず
ふるさとは
花ぞむかしの香ににほひける


古今和歌集、 春上42
紀貫之


紙 清書用手漉き料紙 ゆうか 本楮紙 うす具引 半懐紙二分の一
筆 いたち 中斉宮 玉川堂
墨 かな用 奈良玄勝堂

集字聖教序臨書

2009年03月26日 23時38分00秒 | 臨書の臨書
(自非久植勝縁)
何以顕
揚●
旨所
謂法
(相常住 齊三光之明 我皇福臻 同二儀之固)


もし末永くこの優れた因縁を植え付けて育てようとしなければ、どうしてこのような趣旨を高らかに掲げることができようか。
いわゆる、仏法の真の姿は永遠不滅であり、
天上に輝く日月星辰の三つの明るさにも等しいように、
わが皇帝陛下にも福徳が成就し、
天地二儀の堅固さと同じなのである、。



紙 手漉き半紙
筆 杉影 久保田号
墨 茶墨 無名 古梅園

瞬く間に一週間が過ぎてしまい…

2009年03月19日 22時51分00秒 | Weblog
ADSLを使っていたのをひかりに変えて
設定などに手間取り

以前から欲しかった新しい携帯を買ったので
取り扱い説明書を読むのに時間がかかり

急に韓国旅行をすることに決まり
旅行社を三軒もまわり

あー、書かねばならぬのに書いてない。

でも韓流はしっかり見てしまった

テジョヨン
チャンヒビン

そうそう
春の女流展の案内状の宛名書き

祖父の法事のお知らせの宛名書き

それぐらいしか書いてない

読売書法展
書かねば…

ひかり回線

2009年03月17日 12時23分11秒 | Weblog
朝から電話で
エァー ステイションのバッファローさんに教えて頂き
無線ランでインターネットとメールができるようになりました

ありがとうございました。
良かった!
ほっと一息


午後から「王朝継ぎ紙」の講習を受けに
カルチャーセンターへ

百人一首34 誰をかも 知る人にせむ 高砂の 松も昔の 友ならなくに

2009年03月13日 00時06分48秒 | 百人一首
誰をかも
しる人にせむ
高砂の松も
むかしの友な
らなくに


[歌意]老残のこの身は、いったい誰を友にしたらよいのであろうか。
友とできるのはあの高砂の松くらいのものだが、しょせん昔からの友だというわけにゆかないのに。

作者 藤原 興風 ふじわらの おきかぜ

古今和歌集 巻十七 雑歌上 909番

紙 清書用手漉き料紙半懐紙二分の一
ゆうか 本楮紙うす具引 (細字用)栢美

筆 中 斎宮 玉川堂


墨 金さくら 古梅園

集字聖教序臨書

2009年03月12日 22時57分35秒 | Weblog
(傳智燈之長焔皎幽闇而)
恒明
自非
久植
勝縁
(何以顯揚旨)


知恵の灯火の長い炎にちかづけると、闇夜をしらじらと照らしだして輝きは失われなかった。
もし末永くこの優れた因縁を植え付けて育てようとしなければ、どうしてこのような趣旨を高らかに掲げることができようか。

筆 杉影 久保田号作

紙 手漉き半紙

墨 茶墨 無名 古梅園

競書2月号臨書・仮名

2009年03月04日 20時28分04秒 | Weblog
高野切第三種臨書

みこのみやのたちはきにはべり
けるを、みやづかへつかうまつらずと
て、とけてはべりけるときに
みやぢのきよき
つくばねのこのもかのもにたちぞよ
るはるのみやまのかげをこひつゝ


古今和歌集 巻十八 雑歌下 
966番

親王宮(みこのみや)帯刀(たちはき)に侍(はべ)りけるを、宮仕へつかうまちらじとて、解けて侍りける時によめる
宮道潔興(みやぢのきよき)
筑波嶺の 木(こ)の下(もと)ごと 立ちぞ寄る 春のみ山の 陰を恋ひつつ

東宮の護衛にあたる舎人が出仕怠慢である、と言って解任された時に
慈悲深いことで知られる筑波の山の、木陰に立ち寄り立ち寄りして、今は雨風をしのいでいます。かつて安堵の場と頼んだ、あの春の山ふところへ、すぐにも飛んで帰りたい気持ちをおさえながら。

紙 高野切用練習用紙
筆 中 斎宮 玉川堂製
墨 かな用 金さくら 古梅園