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ぽこぽこ暮らして、やさしいご飯

体も心も軽くなるナチュラルでやさしいごはんと、ひとりごとブログです。

ほっこり、かす汁

2010-12-27 | スープ・汁物

寒いですね。。。。。
冷えがどんどん溜まってきているように思われます。

体にも・・・・・・家にも・・・・・地にも・・・・・

そういう時は、ほっこりと体が温まるようなものをいただくと
ホッとしますよね。

そういう理由からなのか、この時期よく見かけるのが「酒粕」
新酒の時期だから、美味しい酒粕がたくさん出回るんですよねぇ。

でもね、そんな美味しい酒粕が出回る時期なのに、案外みつからないのが

純米酒の酒粕。。。。。なのよねぇ(^_^;)

お店で、かなり美味しそうな顔つきをしている酒粕を見つけ、手に取り、裏返す。
そう、表示を見ためにね・・・・・

すると大概、そこには、「醸造アルコールの」文字が・・・・・・・!

その度に、「なんで、余計なものを添加してるねん!!」と言いたくなってきちゃうの。
いや、きっと気づかぬうちに、声に出して言っていると思う。。。。。

「また~~!なんでやねん!」って(^^ゞ

だから純米酒の酒粕を見つけたら、思わずにんまりして、

「こんなところにおった~ん(^^)」って、やっぱり声に出していると思うのよね(笑)


そんな風にしてやってきた酒粕を使って、かす汁を作りました。


[かす汁]

 酒粕多めで体もあったか~~い(^^)

具は椎茸と糸こんにゃく、里芋、大根、人参、油揚げ。
これらを乱切りにして、だし汁で煮ます。
糸こんにゃくはあく抜きしておくといいですね。

お野菜が柔らかくなったら、酒粕を加え、お醤油少々、お味噌で味付けしました。
今夜はこっくりとした味にしたかったので、白みそを使っています。

きりっとした味にしたかったら、白みそじゃなくて、お家にあるお味噌でいいですよ。
寒い時期は、油っ気が多少あってもいいので、具材を炒めてから煮ても美味しいですね。

 

体があったかくなると、心もあったかくなったような気がしました。
今日もおいしかったです。ありがとう。

 

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米粉のすいとん

2010-09-30 | スープ・汁物
今日の大阪はしっとりと雨の朝でした。
雨の朝って、いつもより少し静かめだったりしますよね。

普段ならそうなのだけど、今朝は我が家の目の前にある小学校が騒がしい、騒がしい!
 それも朝7時前なのに!!

 こ、これはもしかして、「修学旅行かな?」思って外を眺めてみると、いましたよ。
大きなカバンを持った子供たちが・・・・
せっかくの修学旅行、雨なのが気の毒だけど、そんなことはお構いなしに楽しそうでした(#^.^#)

今の大阪の小学生の修学旅行先ってどこなのかしら?広島かな??
私らの年代は、お伊勢さんだったよね。。。。。その後、少しして広島に変わったそうです。

 団塊の世代の先生たちが、
「伊勢神宮なんていっても意味がない。それなら広島で、原爆資料館に行った方がいい」ということで変更になったとか。
 確かにね、原爆とか戦争のこととかは子供のうちに学んでおいた方が絶対にいいですよね。

それにしても、「伊勢神宮に行っても意味がない!」とは・・・・・(-_-;)
マクロビオティックをやっている者としては、余りにも寂しいお言葉でございまする。


 -★★★★★-

今日の大阪は11月上旬並みの冷え込みだったそうです。
そうなると、やっぱりあったかい物が恋しくなりますよね。
 そこで、ちょっとほっこりとする汁物をつくりました。

[米粉のすいとん]

 体がポカポカしたよ(#^.^#)

ごぼうはささがきにして、少量の油で甘い香りに変わるまで炒めます(蒸し煮可)。
このごぼうさんを端に寄せて、しめじ、長ネギ、大根、ニンジン、ごぼう、薄揚げの順に
重ねて、お塩をし、重ねにします。

お出しを注いで沸騰させ、お塩をお醤油で調味します。
ここに、米粉を熱湯で練ったものを、スプーンで落としていきます。
米粉のすいとんに火が通れば出来上がり。

米粉のすいとんは、熱湯で耳たぶぐらいに練るのが理想なんだろうけど、私はそれよりかなり
柔らかく練っています。
そうすると、とってもふわふわしたすいとんになるから・・・・。
あまり柔らかくしすぎると、スプーンで落とした時に、散らばってしまうので注意してね・・・・




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アスパラのポタージュ

2010-06-09 | スープ・汁物
昨日に引き続きアスパラ・・・・・・

和歌山は紀ノ川沿いの農家さんが作った新鮮なお野菜を
販売している小さなスーパーがあるんです。
本当に美味しくて、私はこのコーナーが大好き。

だから、近くを通るとここを覗きます。
そして、このスーパーさんの裏手には自宅のガレージを
採れたて野菜の販売所にしているところもあるんです。

自分のお家の畑でとれたものだけを販売しているので
僅かな種類のお野菜なのですが、まさしく旬のとれたて野菜が
売られています。

しかし、みんなすごいよね。
こんな裏手の小さな野菜販売所なのに、知ってる人は知ってるんだもの。
お店の人との会話で、
いつごろアスパラが収穫できそうやよ・・・・・とかあるみたいで
人気の(?)商品は予約されていたりするみたい(゜o゜)

なので、玉ネギを買ったときに、「アスパラいらん?」と声をかけて
もらったときは嬉しかったなぁ~~。
まさしく、予約販売の人気商品なんだもん・・・・・(笑)

私に渡されたのは、それはそれは太くて柔らかくて立派な
アスパラさんだった。
んで、昨日はアスパラごはんになったってわけ。

ところでね、アスパラをゲットしてウキウキお家に帰ったら
札幌の親戚から、アスパラが届いていた=======!!

こういうことってよくあるよね。
同じものがどんどん引き寄せられてきちゃうの・・・・・
一日早く送ってきてくれたなら・・・・・なんていう贅沢を口にした
私はとんでもないヤツだわ(ーー;)  だよねぇ!

それでありがた~く今日は


アスパラのポタージュ》でございまする。



玉ネギを透き通るまで炒めてアスパラを加えてさっと炒めます。
ここで軽く蒸し煮。
お粉を加えて粉くささを飛ばして、お出しを加えます。
アスパラが柔らかくなったら、ハンディブレンダーでガ====ッして
味を調えて出来上がり。
豆乳を加えてもOK。
今回はお粉少な目。
暑くなってくると、とろみが薄いほうが美味しいよね。

重ね煮のスープ

2010-06-04 | スープ・汁物
以前、料理研究家の土井善晴先生がこんなことを言っていました。

「おうちの料理はプロの料理とは違うのだから、毎日味が違って当たり前なんだ」と。
例えば
「今日の料理はなんか味が薄いね」ともし子供に言われたなら、
一瞬、ムカッとしたり、「いややったら食べなくていい!」と怒り出したりせずに
「今日の人参はちょっと水っぽかったね。冬のものとは違うね」
などと話して、
「食卓に並べられたおかずを食事のときの話題にしてしまえばいいんです」と
話されていました。
「そうか、同じ野菜でも季節によって味は違うんやな・・・なんていう風に、
こういう話題の一つ一つが食育にもなるんですね」と。

私の心にこの言葉が妙に残って、家庭料理って「こうでなくちゃ」なんてなくて
常に臨機応変。家族のこと。食材のこと。その日の自分のイライラ度(?)や
穏やか度(?)で違ってていいんだ・・・・なんて都合のいいことを考えたり(笑)

もちろん、いつも同じように作れることに越したことはないけど
そうでないことが多いのも事実。
そういう日々の変化も子供たちに伝えて(伝わって)いくのが「おうち料理」なのだと。

それぐらいの気持ちで構えたなら、お料理も面倒くさいものでは少しはなくなるのでは
ないかしら?
そんなことを思ったりもします。
特に、お料理が苦手だったり、辛かったりする人にはこのぐらいの大らかさで
お料理して欲しいなぁなんて思うのですけれど・・・・・


今日の一品は

重ね煮の野菜スープ



今日の食材は、玉ネギ、じゃが芋、キャベツ、人参、カブの葉です。

重ね煮・・・・鍋の中で陰性のものを下に、陽性のものを上に順に重ねていく
        料理法というのはマクロをやっている人なら知ってるよね。

普段、料理番組を見ても、固いお野菜(陽性)を下に、順に柔らかいお野菜(陰性)へと
重ねて行きますよね。
どうして火に近いものの方が早く火が通ると思っちゃうのかしら?
私も重ね煮を知るまではそうだったもんなぁ・・・・・

この重ね煮の料理法だって
「お鍋の中で上に向かうエネルギーと下に向かうエネルギーが
宇宙の理によって調和しているのよ。」なんていう風に話が発展する
まさしく食卓での会話にステキな話題を提供してくれる調理法のような気がしませんか?

あああああ、そんな穏やかな食卓囲みたいわぁ~~~(*^。^*)