猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

チカメキントキとウッカリカサゴと遊んでいたので花見に行けず、小雨の中を弁天様参り、ハナカイドウもカリンも咲いて…

2024-04-04 07:17:17 | なっからさくい生活

敷島公園のソメイヨシノです。公園の北側、県の水産試験場の向かいにある釣り池の周りのソメイヨシノ、前橋のサクラの中でも美しい桜の一つです。火曜日の午後に撮影したものです。

     
私としては、水曜日に出なおしてちゃんと紹介するつもりだったのですが、天気が良くなかったのと、もう一つ想定外の仕事が飛び込んできてしまって断念しました。のんびりと花見をしたい方にお薦めのサクラです。

 

    
想定外だったのは、火曜日の夜、千葉の館山へ出かけたという釣名人の方から、こんな立派な魚をいただいてしまったのです。上はウッカリカサゴ、下はチカメキントキ、ちょいと変わった名前なんですけど、ともにとてもおいしい魚です。

 ウッカリカサゴはウロコをはがして、内臓とエラも取り除かれていましたが、チカメキントキは釣り上げたままでしたので、火曜日の夜のうちに内臓とエラを取り除いておきました。そいで、昨日の朝食後に下ごしらえをすることになったんです。それで、敷島公園の花見は断念したのです。

 


チカメキントキのウロコは小さいのにすごく硬くて取りにくいですが、ウロコをはがして頭を切り離して兜割りにし、三枚におろします。おろした身は皮を引いておきます。中骨に残った身はスプーンでこそげ取ります。これも料理にします。


ウッカリカサゴも頭を切り離して兜割り、三枚におろします。こんなにたくさんの魚を一度に食べられませんから、身は皮を引いて昆布締めに、中骨に残った身はもちろんこそげます。下ごしらえが済むと、すぐ食べるチカメキントキの身と中骨からこそげたん身、昆布締めにしたウッカリカサゴ、兜割りした頭になります。捨てるのは上のボールの皮と一部の骨だけです。そして、中骨やヒレは昆布と一緒に炊いて出汁を採ります。

 

     
COCOは台所への侵入を禁止されましたんで、最初は私の椅子に座ってましたけど、そのうち二階のベットに移ってうとうとしていたみたいです。昨日は3日、大蓮寺の弁天様の月例日です。魚の下ごしらえを済ませて一休みした私は、傘を持って歩いてお参りに出かけました。

 

     
<どこへ行くの?>、中央前橋駅近くで暮らしている面白い顔した猫に声をかけられました。「今日は弁天さまの縁日なんです、大蓮寺へお参りに行くの」、<雨が降りだしそうだよ…>、「傘持ってるぜ…」

     
中央前橋駅まで来たら傘を開かなくてはならなくなりました。久留間橋の歩道橋から眺めた若柳の広瀬川です。柳は雄花が散って、本葉が芽吹いています。雨に濡れてきれいです。

     
太陽の鐘が暮らす杜の下の草むらでは、クサイチゴの白い花が咲いていました。真っ赤な実がなります。諏訪橋からは流れに枝垂れたソメイヨシノの花が細かな雨に霞んでいました。

 

     
雨の月例日、お参りする人の姿も少なかったです。でもね、7日の美登利会が無事にできますようにお願いしてきました。それと、私のことを5年も生かし続けてくれているお礼です。弁天堂にお参りしてから本堂へ行くとハナカイドウが咲いていました。

     
本堂の前に誕生仏が出されていました。灌仏会(花まつり)は4月8日だよねと思いながら、仏さまに甘茶をかけてお参りしてきました。

     
境内の地蔵尊の脇のヒガンザクラはもう満開、散り始めていました。なんか雨が本降りなりそうな気配、どこにも寄らずにまっすぐ家に戻ってきました。

 

     
わが家では、JAファーマーズ朝日町店の直売所で買って来た根三つ葉の根っこを鉢植えにしてみたら、ちゃんと芽吹いてくれました。食べられるようになるには20日ぐらいかかるかな…。ご近所の庭では、もうカリンの花が咲き始めていました。忙しい春です。

 昼食を済ませて休んでいたら、COCOが膝に乗ってきました。重たいネコです…

 

     
夕食は一人飯になりました。ユキ子さんは同じメニューを器に詰めて、義母さんと一緒に食べると言って運んで行きました。いただき物の新鮮な釣り魚料理です。


刺身はチカメキントキです。おいしいですね、ポン酢と柚子唐辛子でいただきました。チカメキントキの兜煮です。ユキ子さんと義母さんには、ウッカリカサゴの頭を煮てあげました。中骨からこそげ取った身はカルバッチョ風にサラダ仕立てでいただきました。おいしいですよ、洋風の味付けも。


酢の物はウドとスナップエンドウとフキ味噌です。汁は魚の中骨から採った出汁で豆腐とアブラナのつぼみです。そして、ウドの皮のきんぴらがちょびっとです。春の野菜はおいしいです。すごく贅沢した気分、おいしい魚を釣って届けていただいてありがとうございました。ユキ子さんも義母さんも喜んでいます。

今日は天気も回復しそう、少し身体を動かさねば…

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に舞踊公演を開いてまいりまして、今年の公演で80回を迎えることとなりました。記念すべき会ですので、長唄を今藤政貴さん、杵屋栄八郎さんに、お囃子は堅田新十郎さんにお願いし、生演奏で踊らせていただきます。第80回美登利会公演は4月7日、昌賢学園まえばしホール(市民文化会館)大ホールで開催いたします。会員一同、公演に向け稽古に励んでおりますので、宜しくお願い申し上げます。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください
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