猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

この秋一番の冷え込み、ヤンニョム作って白菜キムチを漬け込んで、COCOには暖房マットを出してあげました

2022-10-26 07:13:18 | なっからさくい生活

昨日の朝、起き出すとブルっと身震い、外の気温は8℃台まで下がってました。赤城山は雲の下、青い冬姿です。大沼湖畔の紅葉も色あせ始めたとか…

 
9時ごろの東の空に、ぼやけたお天道さんが頼りなく浮かんでいました。COCOは、そんなお天道さんをあきらめて、羽毛布団に思いっきし埋もれて昼寝を始めていました。


9時半、一日遅れの定例の買い出しにJAファーマーズ朝日町店へ出かけました。こども公園はし~んと静まり返っていました。児童文化センターの休館日は月曜ですから、昨日はやっていたはずなのですが子どもたちの姿はなかったです。寒かったからかな…

 
ヤンニョム用の紅玉リンゴだのなんだの25点の買い物をしてレジでびっくり、この店で初めての出来事が起きたんです。レシート見てください、課税後の合計金額がなんと6000円ぴったし。初めてです、こんなこと、でも、鐘もファンファーレもないのですね、淡々と「一番のレジでお願いします、ありがとうございました」でおしまいでした。万歳を叫ぶこともなく帰ってきました。

 

 
10時から石原総合歯科、入れ歯を支えていた差し歯が一本抜けちまったんです。「あ~ぁ、歯の根っこが欠けてしまってますね…」院長さんが画像を見せてくれて差し歯はもう使えなくなったと説明です。とりあえず応急措置をして、次回以降に本格対応となりました。診療所の入口には白いボサ菊、オリーブの実が黒紫に熟れていました。

 

 
一休みしてから気を取り直してキムチ漬けのヤンニョムづくりです。用意したのは、ニンニク、根ショウガ、リンゴ、カリニエキス、ゴマ、唐辛子粉、アミの塩辛、重湯です。重湯は上新粉を煮溶かして、砂糖、蜂蜜を加えて冷ましてあります。ニンニク、根ショウガ、リンゴを摺り下ろして、アミの塩辛を細かく刻んで、みんな一緒に混ぜればキムチ用のヤンニョムの出来上がりです。

 
塩漬けした白菜は水洗いして水を絞ったら3.7㎏ほどありました。香味野菜はニラ、大根の千切り、刻みネギ、昆布の4種、今回は量が多くないので刻み漬けにしました。白菜約700gを単位に食べやすいサイズに切って、香味野菜と混ぜてポリ袋に詰め、そこにヤンニョムを加えてよく混ぜ合わせます。

 
よく混ざったら空気を抜いてゴムバンドで封をします。更にポリ袋を重ねて、漬け物容器に収めました。すぐに乳酸発酵が始まりますので、夜になったら冷蔵庫へ移します。今日から食べられます。

 


キムチの漬け込みを終えて、PCでニュースを見ていたらCOCOが膝の上に乗ってきました。秋になってからやたらと私の膝を便利に使っています。

 <なに読んでるんだ?>、「厚生労働省が新型コロナの新たな感染者数を発表したんで見てんだよ」、<どうなったん?>、「全国の新たな感染者は47,706人で、先週火曜日と比べて5,424人の増加だってさ」、<ここんとこ増え続けてるんだね…>

 「そうなんだ、政府の分科会の尾身会長は『多くの専門家は日本でもこの冬、かなり大きなコロナの感染拡大が起きるおそれがあるという認識を共有している』と言っているし、京都大学の西浦さんは『第8波は目の前にある』と言ってるよ」、<おおごとな冬になるのかな…>、「名古屋工大の平田さんのAIを使った予測では年末から年明けに波が来るということだよ」、<あんじゃあないといいね…>

 

 
夕方榛名山の上の雲が少しだけ茜色になった頃、八店通の『ひろ子』に顔を出したら、顔見知りのSさんと、ずいぶん久しぶりに顔を合わせた旧知のUさんがいました。Uさんにお会いできて嬉しかったです。

 ユキ子さんが上京していて帰りが遅くなるというので夕食は一人、寒いので温かな天ぷらうどんを作りました。天ぷらは、春菊、舞茸、それとネギとベーコンです。

 
寒がりCOCOにずっと膝を使われていると不自由なので、COCO用の電気マットを出してやりました。すぐ理解、ずっと上にいます。「温かいか?」、<あ~ね>。

今朝は差し込む朝日で目を覚ましました。6時の外気温は6℃台、室温は13℃まで下がりました。でも秋晴れになりそう、前橋ミナミ眼科へ眼の検査に行ってきます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
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お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


キムチヤンニョムの材料買って、馬場川沿いの小径の秋を楽しんで、ノドグロを骨までしゃぶって赤鯥の赤鯥ゲット…

2022-10-25 06:56:54 | なっからさくい生活

胸ビレを使って泳ぐ魚の胸鰭の付け根の骨は魚の形をしています。鯛の場合は、この骨のことを「鯛の鯛」って呼びます。写真の骨は、ノドグロ(アカムツ)のもの、「赤鯥の赤鯥」です。そうなんです、昨日の夕食にいただきました。

 
前の日の夕方に脱水シートに挟んでおいたのを、朝、脱水シートを外しました。水分が抜け過ぎなようにです。夕食に焼きました。開いた内側を上に盛るのが普通なのですが、姿が見たくて裏表逆に盛りました。おいしいです。骨までしゃぶるようにいただきましたんで、「赤鯥の赤鯥」が二つ採れました。ごちそうさまでした。

 

 
少し寝坊して起き出した昨日の朝は細い雨が降っていました。朝食を済ませても雨は降りやみませんでした。月曜定例の買い出しは今日に順延、家で出来ることをしていました。

 
大好きなお天道さんに会えないCOCOは、ユキ子さんの膝の上にいました。「これじゃ、何もできない…」、笑顔でぼやいてました。11時から鈴木トレーナーの出張指導でトレーニング、一生懸命やっていたら、座敷童が頭立して見物していました。すげえ技もってます。

 

 
トレーニング後の休息を終えて街へ出かけました。霧のような微かな雨が降っていました。曇り空の下の町は静かで暗いです。もちろん赤城山の姿はありません。

 
そんな中で、不気味に明るいのがセイタカアワダチソウです。今が盛り、豪勢に花開いています。外暮らしの猫は寒そう、私の目線に気づいてちょいと振り返りました。

 

 
買い物は銀座通りの「韓流市場」、アミの塩辛、カナリエキス(イカナゴの液体だし)、漬け物用唐辛子です。塩漬けにした白菜をキムチに仕上げることにしたんです。アミの塩辛は1kg、「使い切らなかったらどうしよう?」、「塩と同じに味付けに使ってみてください、細かく刻んで炒め物なんかによく使うんですよ、おいしいですよ」、店員さんは良いこと教えてくれます。

 韓流市場のあとは青井食堂で遅い昼食、昨Q日は味噌ラーメンでした。街中では新しい建物の工事が忙しくなってきています。こちらは、Qの広場の跡地、その前には長崎屋があったところ、もっと前には映画館、「前橋大映」だったかな。まちは変わります。

 

      
区画整理事業でそのうち大きく姿が変わる予定の三河町の馬場川沿いの小径です。帰りはのんびり通り抜けてきました。

 
道端の濃い緑色はヒガンバナの葉です。花が終わると葉が出てきて春の終わりまで緑に茂って、そして枯れます。真っ赤なのはマユミの実ですね。きれいだいね。

 
このカツラの木はすっかり黄葉して、葉を落とし始めていました。早いですね、カツラの木は。生垣のサザンカはもう花いっぱい咲かせています。

 
正幸寺の本堂脇の大イチョウ、手前は雄木、向こうは雌木なんです。雌木の下には熟れた銀杏の実が一面に落ちていました。凄い数です。馬場川沿いの小径には季節がちゃんとあります。それが好きなんです。

 
鎖につながれて玄関番をしている猫に会いました。近くにシロミノコムラサキが枝がたわむほどいっぱいの実をつけていました。ちっちゃいまちの秋の風景です。

 

 
昼間の気温も15℃に届かなかったです。COCOは椅子の上でまん丸くなって寝ていました。午後4時過ぎ、外は雨、すっかり薄暗くなっていました。北海道のカオルさんからメールが届きました。「雪虫が舞い、白鳥が南下の渡りをしています。今年は農作物が豊作でした」。雪虫はアブラムシの仲間、北海道では冬の初めにたくさん群れて飛ぶんです。こちらをご覧くださいな

 

  
夕食は、ノドグロの一夜干し、温かなけんちん汁、それに醤油味の和風サラダです。繰り返します、ノドグロ(アカムツ)おいしかったです、ごちそうさまでした。

 それから、イワシの梅煮も少しいただきました。
今日は、10時半から歯の治療です。順延した買い出しもします。白菜キムチもちゃんとヤンニョムを作って本格的キムチを目指して漬け込みます。忙しくなります。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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白菜、ノドグロ、甘エビ、いただき物と朝から遊んだ一日は、おいしい夕食になりました

2022-10-24 08:37:51 | なっからさくい生活

昨日の日曜日はいただき物と一日がかりで遊ばせてもらっちゃいました。最初のお相手は大きな白菜2個、実は3個いただいたのですが、欲しいという方がいて1個お譲り、残る2個を八つに割ってまずは干しました。


干した白菜にはすぐに虫が遊びに来ました。ハナアブのヒラタアブの仲間みたい、きれいなしま模様です。割ったばかりの白菜からしみ出してくる水分を舐めに来ているようです。午後まで干してから塩漬けにします。

 

 
白菜を干して戻るとCOCOはベットの上で日向ぼっこをしていました。私は、次のいただき物が届くまでの間にと、台所のシンク周りをていねいに掃除しました。送り主の方から、午前中に着くみたいな話が届いていたものですから。

 
それから庭の水遣り、ホトトギスの花が最盛期を迎えて賑やかになっています。雨が降りませんから、2日に一回は水遣りが要なんです。

 萩の枝刈りをした後の地面にはユキノシタの葉がいっぱいです。春までに株が増えて行きます。これにも水をやり続けなくてはなりません。なんて水やりしてたら、「荷物で~す!」って声がかかりました。届いたんです、いただき物が…

 


届いたいただき物はノドグロ(アカムツ)が5尾と、甘エビがいっぱいです。2パックで70尾ほどいるみたいです。「ノドグロは焼き物で、甘エビは刺身で召し上がってください」と連絡が入っていました。北陸の日本海で獲れた本場もんです。すごいですね。

 

 
ノドグロを焼いて食べるとなると一夜干しにしていただくのが一番です。ちゃんとやってごらんに入れます。まずはうろこを取って水洗い、それから頭を縦に割って背開きに開いて内臓を取り出します。口腔から腹腔にかけて真っ黒な膜があります。それでノドグロって呼ばれているらしいです。

 腹腔や背骨周りを歯ブラシを使ってきれいに洗い、ペーパータオルで水分をしっかりふき取ってあげます。きれいな魚です。おろしていて気持ちが良いです。

 
酒と塩を用意します。サケは霧吹きに入れます。開いたノドグロの両面に振り塩をして、それからスプレーで酒を振りかけます。それをバットに拡げて冷蔵庫の上段へ入れておきます。夕方までこうしておいてから、脱水シート「ピチット」に挟んで一晩水分を抜くと一夜干しの出来上がりです。今夜のご馳走です。

 

 COCOは食堂の椅子の上に寝そべって私の様子を窺っています。<よく働くね…>、「うん、嬉しいいただき物だもん」、<あ~ね>。ここでお茶休憩です。

 
次のお相手は甘エビです。届いた甘エビはすべて卵を抱いていました。型の良い素敵な甘エビです。まずは長いヒゲを抜いて水で洗浄します。それから、緑色の卵を取ります。そして頭と尾はそのままにして胴の部分の殻をむきます。殻も捨てません、みそ汁の出汁をとります。これで、甘エビの下ごしらえが済みました。12時を回ったところ、昼食休憩です。

 

 ユキ子さんは、前橋市民芸術文化祭の「日本舞踊のつどい」へ出かけていました。ふれあい体験教室の子どもたちの舞台発表と、糸玖さんが「若柳三番叟」を踊るので付添なんです。私は、ブロッコリーとベーコンのスパゲティーを作って食べました。しっかり食休みを取ってから、また次の作業です。

 
干しておいた白菜を取り込んで、塩、唐辛子、昆布を用意して漬け込み作業です。まだ気温が高いので塩も真冬より多めに。塩を振りながら桶に詰め込んで行きます。

 
詰め終わったら足にポリ袋を着けて上から体重をかけて踏みつけます。思いっきしギュウギュウやって、しっかり押し込んだら10㎏の重石をして家の中では一番涼しい玄関の土間へ出しました。

 

 
白菜を点け終わった頃、COCOが猫窓から外を眺めていました。南の空には秋らしい雲が浮かんでいました。ほどなくSさんがやってきました。梅干しと柚子こしょうを取りに来てくれたんです。ちょうど良いタイミングでしたので下こしらえをした甘エビもお裾分けしました。しばらくよもやま話…

 Sさんが帰るとまた猫窓にあがっているので外に回って写真を撮って見ました。こんな顔してるんですね…。
それから、私はユキ子さんの両親へ届けるおかずづくりです。甘えびの刺身のほかに、土曜に買い込んだチコダイの頭の兜煮をつくることにしました。

 

 
昨日のお届けは半完成にして、仕上げは両親にお任せしました。保存容器に入れた下ごしらえした甘エビと卵、甘エビの殻からとっただし汁と具、それとチコダイの兜煮も保存容器で。副菜は、ヒジキの煮物とサツマイモの甘煮を前日にお届けしているのでお任せです。空き地のエノコログサが草紅葉、きれいです。でもアメリカセンダングサのひっつき虫が邪魔っけなんです。

 
もうずいぶん日が傾いているのですが、暖かでした。散歩の人は半そでですし、親子連れも薄着です。赤城山も秋の夕暮れの姿をしていませんでした。

 

 家に戻るとCOCOは猫窓で出迎えてくれました。昨日は猫窓のCOCOをよく見た一日でした。

 

 
夕食です。甘えびの刺身です。甘えびの頭のオリーブオイル焼きです。さすがおいしいです。頭をしっかり焼くと、足と味噌をおいしく食べられます。

 甘えびの卵に醤油と味醂で味付けして、甘エビにかけていただきました。日本海の甘エビを堪能しました。ごちそうさまでした。

 
土曜日に買いこんでおいたチコダイは菊蒸鍋でいただきました。これまたおいしいですね。なんともぜいたくな夕食となりました。今夜は、ノドグロをいただきます。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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秋晴れは続かないですね、COCOは物価高騰について頭をひねり、私は筋子相手に遊んでいました…

2022-10-23 07:06:58 | なっからさくい生活

荷物を発送しに東片貝町のヤマト宅配便センターまで行きました。周りの田んぼはこれから稲刈りが始まるところでした。遠くにコンバインが見えています。

 
10月14日の国の発表では、2022年産米の群馬の作況は「平年並み」とのこと、平年並みの黄金色の波を眺めていました。近くのブロッコリー畑、もうこんなに育っていました。

 

 秋晴れは続かないものです。しっかり曇り空、その下を岩神町の養田鮮魚店へ魚を見に行きました。日差しのない広瀬川、淡々と流れています。

 
以前共愛学園があった所にできた老人施設「ルネス前橋」の一角に「うんどう公園」というのがあります。通りがかりに4種の運動施設のうちの「ふらつかない運動」をすることにしています。低い平均台の上を両手を横に拡げて歩きます。昨日は往復落ちずに歩けました。3年前は、落っこちてばっかいたんです。

 
養田鮮魚店の鮮魚ケースです。昨日はすごく賑やか、野母アジ、カンパチ、スズキ、アカハタ、フエダイ、チコダイ、キントキ、ヒラメ、フエフキダイ、イワシ、アジ、活き牡蠣…、生の筋子もありました。迷いました。でも、えいやッと買い込んで…。

 家に戻って煮込みうどんを作って食べました。吾作のひもかわおいしいです。COCOが昼寝から起きて来たんで、「これから魚のこしらえをしなくちゃいけないから、遊んであげられないよ。COCOは、皆さんにお話をしてくださいな、今朝、勉強したでしょ…」、<あ~ね>。

 

 <ヒゲは能天気だから生筋子なんか買い込んできちまったけど…。皆さんはさ、円安とロシアのウクライナ侵略戦争による原油や食料物資の供給減少の影響で物の値段が上がっているのを心配しているんだいネ。みずほ銀行の調査では、燃料と食料品を中心に幅広くいろんなものが値上がり傾向らしいよね。そいで、2022年の家計の負担増は7万~8万円と推計してらいね…>、「すげぇ~こと勉強したんだね…」

 <政府は、物価上昇の激変緩和の対策をあれこれ実施して、国による5万円の現金給付の対象となる低所得子育て世帯では、物価高による2022年の負担増は、計算上では解消されるんだいね。でもこれは計算上のことで、みんなは大丈夫って思っていないみたい…>、「なるほど…」

 <大事なことはさ、一時しのぎの給付ではなくて、きちんと勤労者の所得を増やして国内消費を拡大する、そういう経済政策の王道が求められているとCOCOは思うんだいネ。働いている従業員の賃金をちゃんと引き上げる努力をしている企業をこそ政府は支援するべきだいね。この際、思い切って最低賃金を引き上げて、そのうえで企業支援をするべきだよね>、「う~ん……」。

 

 
私はCOCOの話を聞きながら、筋子から作業を始めていました。去年はできなかったから2年ぶりかな、卵をほぐす作業をしました。外皮を切って開きます。この間に鍋にたっぷりの湯を用意します。温度は40℃~45℃。

 
湯の中に筋子を入れて筋子が温まるまで5分ほど待ってから、箸でぐるぐる回してあげていると、そのうち箸には皮だけがひっついて残った状態になります。こうなったら、ざるにあけて冷水で締めてやると、サケの卵はバラバラになってます。

 
水を切って、皮の切れ端や割れた卵の殻なんかを取り除いてやると、こんなにきれいになります。そこへ用意しといた漬けダレを満たしてやります。昨日の漬けダレは、酒3、味醂1、減塩(50%)醤油1.5の割合で合わせて煮切って冷ましたものです。心疾患のあるユキ子さんの両親にあわせて塩分控えめなんです。

 
イワシも煮ました。うろこ、頭、尾、ヒレを取り除いて筒切りにして内臓も除きます。それを、酒、味醂、梅干し、生姜でじっくり煮ます。いわしの梅煮です。

 煮物用の袋も作りました。詰めたのはおろした蓮根と茹でて刻んだサヤインゲンです。袋煮は秋から冬の煮物です。ちょっと手間だけどおいしいです。土曜日は、少し手をかけて料理することにしているんです。

 


作業の途中でちょいと用足しで外へ出たら、雲の下に青い赤城山が見えていました。なんか暗いですね…、寂しいですね。

 

 ユキ子さんの両親へ届けた夕食のおかずです。良い感じに詰め合わせることができました。

 
刺身の盛り合わせは秋鮭の昆布締めと野母アジです。秋鮭は北海道産の生鮭を養田さんが25℃以下で冷凍処理したのを昆布締めしてくれたものです。アジは長崎県の野母岬産、北と南の魚が一緒しました。いくらの醤油漬けは生筋子からの自家製です。

 
アジのたち落しと菊花とキュウリの酢の物です。煮物は袋とホウレン草、うろぬき人参です。おいしく煮えていました。

 
汁は青すじ海苔とシメジです。食事中、COCOはユキ子さんの隣の椅子に座ってじっと眺めていました。刺身に関心があるのかもしれませんが、食卓にあがること、前足を出すことは厳しく禁止しています。それで、じっと見ているだけです。

 

 
COCOが見ているのは泉屋のクッキーの「猫缶」です。スズランデパートの地下で販売されています。岩合光昭さんの写真展を見てから猫缶買って帰ってくるのが猫通なんだそうです。

新型コロナの第八派が取りざたされています。物価高にコロナの流行が重なってこの冬が大変にならないように祈るしかないかな…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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遅い稲刈りが始まったばかりの田んぼの向こうにぼやけた赤城山、秋本番は温かな日和でした。

2022-10-22 07:46:07 | なっからさくい生活

上泉町の桃ノ木川の堤防上から赤城山を眺めていました。気温が上がって来ていて、山はぼやけてしまっていました。「赤城の寝牛が見えると稲刈りが忙しくなるんだいね」って、ここの田んぼはまだですが、あちこちで稲刈りが始まっています。今朝の上毛新聞には素敵な紅葉の大沼湖畔の写真が載っていました。


田んぼの中の道を稲穂とおんなじ色のジャケットを着た人が散歩をしていました。

 

 
朝のCOCOは窓から差し込む朝の日の中で日向ぼっこ、私はビン詰めした柚子こしょうと柚子塩のラベルを貼っていました。今年から、柚子こしょうはCOCOマークになりました。


金曜日定例のJAファーマーズ朝日町店への買い出しに出かけました。こども公園の広場で小学生が集まって先生の話を聞いていました。遠足ではないみたい、なんだろう…


公園の木々の葉が少しずつ色づき始めています。カツラの木が一番早いのかな、ずいぶん黄色くなって、日の光に輝いて揺れていました。

 
メタセコイアの葉も梢の方から色づき始めています。よく見ると、雄花の花穂が垂れ下がり始めていました。

 
イチョウの葉もだんだん黄色っぽくなってきています。枝には、びっしりと銀杏が熟れています。いつ落ちてもおかしくないですね。すっかり秋です。

 

 
買い物をすませてから、広瀬川の梅花藻を見に行きました。緑の藻が揺れています。でも、白い花は見えません。元気でいてくれればいいのです。こども公園の小学生は思い思いの場所に散らばっていました。どうやら公園の秋を写生しに来たみたいです。

 買い込んできたものを片付けて、11時からは鈴木トレーナーの出張指導でトレーニングでした。新しい動きを要求されると、うまくできないのが多いのですが、稀にうまくできちゃうと、「ああ、これはできますね…」、指示したトレーナーは残念そうにつぶやきます。

 トレーニングを終えて着替えのために2階へあがると、COCOは私のベットの上の陽だまりで昼寝をしていました。お天道さんが最善の遊び相手です。

 
それから上泉町へ用足しに出ました。上泉田んぼでは稲刈りが始まっていました。食の駅の店の前にはボサ菊の鉢がズラッと並んでいました。

 
用事を済ませてから桃ノ木川へ寄りました。農業用水の取水が終わって可動堰は倒されています。アシの穂が枯れています。秋の桃ノ木川です。堤防からまるで春霞に包まれたみたいな赤城山を眺めました。黄金色の印穂が揺れていました。

 

 夕方、長い昼寝を終えたCOCOが玄関脇の猫窓のところに座って聞き耳を立てています。稽古場の内玄関でユキ子さんが来客と話をしているみたいです。<聞こえるのか?>、<あ~ね>。

 朝、JAファーマーズ朝日町店の直売所で吾作の冬季限定のひもかわを見っけて、食べたくなって買い込んじまいました。夕食のテーマはひもかわをおいしく食べることになりました。

 
鶏鍋と相成りました。鶏のモモ肉をスライスして、ネギ、白菜、大根、春菊、舞茸、しらたきを用意、牛鍋なんかとほぼ同じ、味醂と醤油の割下で煮ていただきます。吾作のひもかわはモチモチした食感と小麦の香りがおいしいです。煮込みに最適です。

 
箸休めの酢の物は、長芋、ラディッシュ、キュウリ、すじ青海苔をポン酢と柚子こしょうでいただきました。それと、カネコ種苗が開発したシルクスイート(さつま芋)と、バターナッツのレモン煮です。おいしい秋になりました。

でも、その後大変、歯の手入れをはじめたら部分入れ歯を支えている差し歯が抜けちまいました。いつ診てもらえるかな…

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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