猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

昨日の夕方、日が沈む少し前に「赤城の寝牛」が姿を現しました。秋も後半戦に入ったのかな…

2022-10-21 06:49:26 | なっからさくい生活

  秋夕焼け 赤城に牛の 影を生み

昨日の夕方、日が西に傾いた時、「赤城の寝牛」が姿を現しました。句は、ユキ子さんの父さんの作品です。


スズランデパートにリンゴ酢とモロゾフの梨のチョコレートを買いに出た帰り、赤城山に寝牛の姿が現れているのに気づいたんです。大急ぎで、城東町5丁目の市営住宅の外階段へ走りました。


大気の状態で少しぼやけていますけど、鍋割が作る影が荒山の斜面に投影されて、牛の頭に見えるんです。鍋割は牛の身体、巨大な牛が寝そべっている姿に見立てられています。秋の後半にしか見られない「赤城の寝牛」です。


こちらは午前中、私のベットの上にできる陽だまりの中で眠る寝猫です。キキも秋から冬にかけては、この陽だまりの中で寝ていました。COCOはいつ教わったのかな…。

 

 
朝のCOCOは窓辺で日差しと遊んでいました。この先冬の間はお天気さえよければ毎日見ることのできる姿です。猫がきれいになる瞬間です。

 
私は青い小型の柚子20個と遊びました。美しい緑色です。よい香りです。もちろん前橋産、JAファーマーズ朝日町店の直売所で買い込んだんです。リンゴの皮をむくように、クルクルと皮をナイフで剥きました。

 
身の方は四つに割って種を抜き塩を振りながら広口瓶にぎゅうぎゅうと詰めて行きます。塩の量は柚子の目方の15~20%です。『柚子塩』です。皮の方は、青唐辛子と塩を加えてフードプロセッサーにかけて『柚子こしょう』です。


はい、できました。ラベルを作って貼り付けて、柚子の採れないところで暮らしている友人へ送り届けます。柚子塩は柚子の香りのする塩調味料、何に使っても良いものです。もちろん、皮も一緒に漬け込んで構わないのですが、今回は柚子こしょうの方に皮を盗られた柚子塩です。

 

 柚子と遊び終えてもCOCOはまだ陽だまりの中にいました。うまいこと追いかけています。私は、吉岡町のデポまで買い物に出かけました。

 
前橋公園を通りました。子どもたちが鬼ごっこをしているみたい、元気に走り回っていました。利根川を渡って上越線の線路沿いの道を走りました。向こうに見えているのは子持山ですよね。


デポで買い物したあと、大久保の午王頭川(ごおうづがわ)を眺めました。大好きな風景です。

 
総社町へ戻ってきて、二子山古墳に寄りました。墳丘の長さは89.9m、総社古墳群の中で一番大きな古墳です。明治8年に、崇神天皇の第一皇子の豊城入彦命の陵墓としていったん治定されたことのある古墳です。それから総社小脇の秋元橋から天狗岩用水を覗いてきました。流水はとても少なくなっていました。

 

 
   蛇口に顔を 近づけて 水飲む音が 聞こえてくる
家に戻るとCOCOが台所の入り口のシンクに入り込んでいました。古い歌を思い出していました。

 
 買って来たのは靴なんです。寒くなってきましたので、歩いたり自転車でうろつくと足が冷えるんですね。それで、THE NORTH FACEのキャンプ用の防寒シューズを買って来たんです。ファイヤーフライ ブーティという名前の靴です。じいさんはキャンプにはいきません、ただ足先の冷えを防いでくれる軽くて履き心地の良いのを探していたんです。
 
そいで、夕方新しい靴の履き慣らしを兼ねてスズランまで行った帰りに、旧二中跡地のところで赤城の寝牛に気づいたんです。秋も後半戦に入ったみたいです。
 
 
  
夕食は焼き肉用の豚肉にパルメザンチーズをたっぷり加えたマッシュポテトを挟んで揚げたカツとコロッケの合いの子、カツコロじかな、コロカツですかね、おいしかったです。サラダは、トマト、リンゴ、ブロッコリー、カブ、紫タマネギで、甘いリンゴ酢を使ったドレッシングでいただきました。汁は前日の残りのけんちんに、白菜と舞茸を足していただきました。
今朝は、昨日の朝ほど冷え込みませんでした。良い天気…
 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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まっこと見事な秋晴れ、山頂部の紅葉が見頃を迎えている赤城山もくっきり、私は萩の枝刈り作業…

2022-10-20 06:38:18 | なっからさくい生活

この秋初めてでした。雲一つない秋晴れの空の下に赤城山がくっきりと見えていました。北寄りの風が吹いていました。

 
大沼湖畔も覚満淵も、もう紅葉は見頃を迎えているって話です。11月上旬まで、紅葉が楽しめます。大沼湖畔の写真は前橋コンベンション協会のAkegi Tripのライブカメラの映像(19日午後2時)、大沼と黒檜山です。

 
朝のCOCOです。猫窓で朝の日差しを浴びています。気持ちよさそうです。秋です。

 


朝食後の私は菊の花をむしり、人参葉を洗っていました。菊の花はさっとゆでて甘酢に漬け込みました。人参葉は根を切り離し、硬めに茹でて冷水で晒し水を絞っておきました。朝の作業はここまでです。それから、庭の萩の枝刈り作業をしました。

 

 稲荷の祠の手前の萩、八重葎になっています。伸びきったハギの枝は根元から刈り払います。ハギを刈り取ると奥の稲荷の祠がちゃんと見えるようになりました。

 
東の狭い庭の萩は刈り取って塀越しに道に放り出します。中はきれいさっぱりになりました。何もないみたいに見えますが、ユキノシタの群落があるんです。これから冬を越えて葉が大きくなります。ついでに、玄関前の鉢植えの萩の枝も刈り払いました。

 
南の稲荷の祠前の萩だけでこれだけの量になりました。すべて集めて、60cmほどに短くして束ねてひもで縛りました。今日、生ごみとして処理をお願いします。9時半ごろから始めた作業は12時半までかかりました。

 裏庭では赤いホトトギスの花が見頃を迎えていました。日の当たらない庭が多いものですから、日陰でも咲いてくれるホトトギスみたいな花はありがたいです。

 

 
着替えをして休憩の友はチャイとモロゾフのチョコレート、季節限定の洋梨と林檎のチョコが好きです。昼寝から起き出してきたCOCOは、私の代わりにPCの前に座っていました。デスクトップの背景はCOCOではなく、未だにキキです。

 
休憩後、ランチしに街へ出ました。空き地で陽光をいっぱいに浴びているクロネコに会いました。広瀬川の交水堰も秋の日差しの中で光っていました。

 
前橋まつりでは久々に忙しかったみたいなヤギカフェで、鶏むね肉のガーリックバター炒めライスをいただきました。ご飯を少し残しちまいましたけど、おいしくいただけました。とにかく青空がいっぱいに拡がっていた街でした。

 

 家に戻ると、玄関脇の猫窓で迎えてくれたCOCOに<総理大臣が、前の日の国会答弁を訂正したってんだけど、いいことなの?>と尋ねられました。18日の衆議院予算委員会で岸田首相は宗教法人の解散命令の要件に『民法の不法行為』は含まれないと答弁したのを、19日の参議院予算委員会で『民法の不法行為』も含まれると全く反対の法解釈に訂正したんですね。一日で何があったのかな…

 「長く行政の仕事をしてきた者としては、法律解釈がコロコロ変わるのは全くよくないことだと思う。それに、『民法の不法行為』というのはものすごく範囲が広いから、解散命令の要件として適当かどうかは難しいよね、慎重な議論が必要だと思うな…」というのが私の答えでした。写真は庭の隅で見っけたベニバナマメアサガオ、もちろん外来植物、引き抜いて処分しました。慎重な議論は必要ありません。

 

 
COCOが納得できたかどうかわからないまま、私は朝茹でておいた人参葉を細かく刻んで、削り節を乾煎りして細かくもみ砕いて、焼き海苔を刻んで、カシューナッツも刻んで、サケの中骨水煮缶と炒り胡麻も用意しました。これで、人参葉のふりかけを作ります。調味料は味醂100ml、50%減塩醤油50mlを用意しました。

 
まず、人参葉を乾煎りして水分を飛ばしてから、中骨水煮を加えてほぐしながら水分を飛ばして、カシューナッツと調味料を加えてへらで混ぜながら水分を飛ばして行きます。水分が僅かに残っている頃合いに胡麻と削り節を加えて混ぜながら炒め、更に海苔を固まらないように少しずつ加えながら混ぜて行きます。

 「錦松梅」風に少し湿り気のあるふりかけが出来上がりました。小児アレルギー疾患で既製品のふりかけを食べてはいけないとされた二男のために、サバ缶を使ったふりかけを作ったのが、こういうふりかけ作りの初めでした。昼食を食べたヤギカフェで、居合わせたお客さんとの話題は、子どものアレルギー疾患についてでした。

 

  
夕食には温かなけんちん汁を作りました。少し冷え込んできたものですから、今シーズン初めてとなりました。温まりますね。それと、生牡蠣の柚子こしょうを効かせたポン酢焼きです。付け合わせは、蕪、舞茸、ブロッコリーのソテーです。酢の物は柿の実と菊花でした。秋ですよね。

ハギの枝を片付けられて、ほっとしています。今朝は冷え込みました。前橋の朝の6時の気温は7.8℃、10℃を切りました。室温は14℃、暖房を入れるかどうか迷いながらまだスイッチを押していません。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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風呂川でも梅花藻の花が咲いたのを見てから、総社町を一巡り、夕食はいただき物の松茸で超豪華版となりました

2022-10-19 07:26:34 | なっからさくい生活

昨日の朝6時前、赤城山の上の雲が茜色に染まっているのが寝室の窓から見えました。いいですね、目を覚ました時にこういう風景が見えるのってすごく幸せです。


COCOは私の枕の真上のキャットウォークに登って、赤城山の朝焼け雲を眺めていました。格好いいですね。少しスマートに見えるから不思議です。

 

 
昨日は用事のない日でしたので、まずは風呂川の梅花藻を見に行きました。岩神町の観民稲荷の先の路地で出会った猫の情報で、前橋伊香保線と群大病院前の通りの間の風呂川へ、ここは割りと流れが緩やかです。

 
水の流れの底に梅花藻が揺れています。数えるほどですけど、白い花を見ることができました。いいな、広瀬川だけでなく、風呂川にも梅花藻は生育していて花を咲かせてくれました。ただ、ここの風呂川は、水に少し濁りがあって、梅花藻が見難いですね。

 
きれいな写真をお目にかけることが出来なくて残念です。でもすごいですよね、コンクリートで固められた用水路で梅花藻の花が見られるのですから。水路の上には柿の実が熟れていました。

 


ついでなんで、大渡橋を渡って総社町へ行って見ました。橋の上からは、榛名山がきれいに見えていました。以前、高崎の人とこの橋の上から榛名山を眺めて、「いいでしょう?」って言ったら、「どこが? 高崎から見たほうがきれいです!」と、ぴしゃっと言われちまいました。

 
総社町側の利根川の岸から赤城山を眺めたら、嶺は雲に隠れていました。北から東にかけて、雲がずいぶん増えてきていました。それから、五千石用水を見に行きました。
真っ白な転落防止柵がすごく目立ってました。これをを見ていたら10年以上前に五千石用水のことをシリーズで書いたことを思い出して、どんな風に変わったかなって読んで見ることになりました。2009年の記事です、よろしかったらご覧ください。 

 五千石用水(その1) 天狗岩用水から元景寺裏まで 2009/11/20
 五千石用水(その2) 総社町の五千石用水 2009/11/22
 五千石用水(その3) 旧本間酒造から光厳寺 2009/11/26

 
五千石用水は総社城と城下の生活用水と下流の農地の灌漑用水を兼ねて、天狗岩用水から分水された疎水です。だから、総社の町中の流れは農業用水とは思えません。水路際を猫が歩いていました。

 
蛇穴山古墳です。古墳時代終末期の大型古墳です。五千石用水はこの古墳の周りをめぐって流れています。小学生が用水脇に集まっています。あすこに五千石用水の説明版があるのですが、先生がその説明版を利用して生徒たちに五千石用水の話をしているみたいでした。

 五千石用水(その4) 蛇穴山の南で水路が消えた 2009/12/8
 五千石用水(その5) 用水は地下を流れ、道路をまたいだ 2009/12/11
 五千石用水(その6) 昔を偲ばせる石造物、総社町山王のたたずまい 2009/12/15

 

 
15㎞ほど自転車のペダルを踏んで街へ戻ってきました。喉が渇いたので、ラフコーヒーでアイスコーヒーを淹れてもらってなにもやってないイベント広場で休憩しました。のんびりして良い気分でした。

 

 
家に戻ったときには赤城山の上には青空はなくなっていました。雨になりそう。昼寝をしていたCOCOを無理やり起こして、「おい、政府は、現在59歳で義務が終了する国民年金等について、納付義務を64歳まで延長するらしいぞ、5年延びると、国民年金加入者で約100万円の負担増だ。大変だぞ!」、<あ~ね、猫は年金に加入してないよ…>。

 

 長野県産の松茸を2本いただきました。すごく形が良くて香りも絶品です。でも少し小さめ、どうしようかと迷った挙句、ユキ子さんの両親とわが家の4人で楽しもうと、松茸ご飯を炊くことにしました。米は、山形産の雪若丸の新米です。


ユキ子さんの両親へは、漆器の弁当箱に詰めてお届けしました。松茸ご飯はお茶碗一杯分、でも、素敵な香りがいっぱいです。

 
土鍋炊きの松茸ご飯です。良いですね、幸せです。汁は庭で採れたミョウガの溶き卵汁です。

  
料理は、牛肉の和風ステーキ、人参葉と菊花の天ぷら、里芋の煮転がしです。松茸に負けないように頑張りました。松茸、ごちそうさまでした‼ 超豪華な秋の夕食、ありがとうございました。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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降りそうで降らない曇り空の下で、岸田首相の「円安メリットを生かす1万社支援」は耳を疑うとまち猫も言ってます

2022-10-18 06:58:27 | なっからさくい生活

昨日の午前の赤城山です。曇り空の下、淡いシルエットを見せてくれていました。こんな赤城山も、赤城山です。


どこから眺めていたかというと、旧前橋二中の武道館があったあたりのフェンスの外からなんです。まだ跡地利用については決まってないみたいです。こないだまで青々していた草ぐさが枯れ始めていました。

 
路地で猫に会いました。<おい、新しい資本主義とか唱えている総理大臣が『円安メリットを生かす1万社を支援』を言い出してるんだって、知ってるか?>、「うん、15日に東京の商店街視察した時に表明したって聞いてるよ」、<おかしくなったんと違うか? 耳を疑ったぜ!>、「確かに、偉くピント外れの経済対策な気がするよね…」

 <円安に苦しむ企業の方が圧倒的に多いはずだぜ、それに円安による物価高騰に泣いてる貧乏人がこのまちにもいっぱだぜ。理解に苦しむぜ、人間のやることは…>、まち猫はこれだけ言って行っちまいました。
最新情報だと、2022年度上半期(4~9月)の企業倒産は3141件で、前年同期比6.9%の増加です。倒産件数が前期を上回ったのは2020年にコロナ禍が始まってから初めてのことです。ここにきてコロナ禍で弱って来ていた企業が、バブル崩壊時の1990年代以来の超円安のショックでダウンし始めているというのが普通の認識だと思います。困った世の中ですよね。

 

 
<おヒゲは11時から稽古場で鈴木さんにトレーニング指導を受けてましたよ。この間、あんまし運動していなかったのがばれたみたいで、結構厳しくやられて息あがってたみたい。稽古場がいつもとちょっと違うでしょ、午後に吉駒さんとこへお客さまなんです>

 

 トレーニングを終えて休息をとってから青井食堂へ昼食に出かけました。途中、真っ赤に熟れたリンゴに出会いました。

 
昼食後に、五番街駐車場の九階にあがって赤城山を見ました。二中跡地で眺めた午前に比べて、赤城山はますますぼんやりとした姿になっていました。でも、まだ雨は降り始めませんでした。

 
それから前橋駅の近くで用足しして、駅前の欅並木を通りました。ほんのちょっとだけ色づき始めていました。戦災復興事業で駅前通りが拡幅整備されたときに植えられた並木です。70年ほど、ずいぶん大きくなりました。

 
国道50号を朝日町へ向かってくると煙突が見えます。「松の湯」の煙突ですが、今は休業中です。ガラス戸の休業中の貼り紙には「再開の目処は立っておりません」と書かれています。これで、前橋の銭湯は三河町の成田湯と、紅雲町の利根の湯の二軒になっちまった気がします。

 
朝日町で泰山木を見っけました。実がなっていました。まだ赤い種は見えていませんでした。朝、まち猫に言われたことを考えてたのですが、岸田首相が支援するという「円安メリットを生かす海外展開を考えている中小企業」を思い起こすことはできませんでした。総額56兆円というコロナ禍での政府支援、ゼロゼロ融資が9月に終わったんですよね。この国の企業はこの巨大な債務を抱えてこれからどうして行くのかなって、考え込んでしまっていました。

 

 
家に帰ってCOCOの意見を聞こうと思ったのですが、ぐっすり寝ていました。たまに、大きなこと考えるとこんな具合なんですね。ユキ子さんはお客さんと出かけていました。

  
前日煮込んでおいた牛筋肉でカレーを作りました。夕食はカレーライス、モヤシ、ホウレン草、サヤインゲン、ズッキーニのソテーと、柿の実とトマトの甘いサラダです。ユキ子さんはお客さんと外食、一人の夕食になりました。

たまに猫と一緒になって大きなことを心配してたら、寒い朝を迎えていました。

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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昨日はユキ子さんの母さんが92歳を迎えた誕生日、お祝いにCOCOはキャットウォークへ登り、私は料理の出前…

2022-10-17 08:04:04 | なっからさくい生活

「お見事、お見事!」、二階の寝室の壁にキキのために取り付けたキャットウォークに、COCOが初めて登ってみせてくれました。一気に天井まで駆け上ったんです。


<「今日は10月16日、ユキ子さんの母さんが92歳になるんだ。お祝いに何かして見せろ」ってヒゲがしつこいんで、それならってんで、登ってみせたんだいネ。前に内緒で登っているからへっちゃらだいね>、ということなのであります。

 


そうなんです、昨日は義母さんの誕生日、お祝いの料理を作ることにしました。材料はあるものを使って、でもいつもよかちッとだけ手をかけて、なんです。9時から煮物を始めて、10時半までに、牛筋の有馬煮、茄子の揚煮、鞘隠元の煮びたし、春菊の煮びたし、長芋の白煮、立子山の凍み豆腐煮、むかごの塩ゆで、ミニトマトのシロップ煮、シメジの煮物、人参の甘煮は紅葉の形に抜いて…。少しずつ10種類できました。

 
ついでなんで、煮物しながら牛筋を水煮して、昆布と乾し椎茸の佃煮風も煮ました。これは別口です。

 COCOは、いつもの通り椅子の上で昼寝をしています。手伝いを頼むほどのことではないですから。ユキ子さんはお弟子さんの稽古をしていました。

 

 
朝の天気予報では、昼からは太陽が顔を出すみたいな話でしたが、きっちり外れました。全く日差しは届きません、広瀬川の梅花藻は緑色に揺れているだけで、白い花を見ることはできませんでした。残念です。

 
こども公園の広場では、お弁当を楽しんでいる家族連れがたくさん来ていました。みんなのんびりでいいな、素敵です。

 
私は、呑竜仲店のヤギカフェへお昼を食べに行きました。牛そぼろのランチです、おいしく食べられました。お祝い料理の準備は順調なので、4時近くまでのんびりと身体を休めて過ごしました。

 

 家に戻ると、COCOは寝ている向きが変わっていました。私はしっかり休んでから、カンパチの照り焼き、昆布締めにしといたカンパチと柿の実の膾、鶏肉の南蛮、椀だねに枝豆入りの海老団子なんかを仕上げていました。

 
夕方6時前、できた料理をお重に詰めて、舞茸飯は炊き立てを電気がまごと、汁は容器に入れて、ユキ子さんの両親ちへ出前です。昨日は、両親の家で祝うことにしたんです。

 


義母さん92歳のバースデーケーキは、白井屋ホテルのシャインマスカットのタルトです。私の長男が運んできてくれました。長いロウソクが9本、短いのが2本。カメラを用意している義父は96歳です。二人ともまだ自立して生活しています。

 

 
5人で囲んだお祝い料理です。皆さんよく食べてくれました。ほんの少し残っただけです。おいしく食べていただけて良かったです。上野千鶴子さんの影響かな、こういう遊びを、私は「家族ごっこ」と呼んでいます。「ごっこ」ですけど、真面目にやるんです。

 


<今日は、ヒゲは真面目に遊んでました。凄いよね、みんな長生きで。ユキ子さんの父さんは猫年齢だと19歳6月、母さんは18歳9月、ヒゲが15歳3月なんだいね。COCOはまだ7歳だから、みんなに比べると若者なんだ。これからも楽しい家族ごっこができるといいよね…>

 

 三代目若柳吉駒でございます。1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会を承継しております。毎年春に開催しております舞踊会は、戦時中の開催禁止と一昨年のコロナ禍による延期を除いて、今年で78回を重ねることができました。来年は4月9日に第79回舞踊会を開くことといたしまして、会員一同精進を重ねております。引き続きご贔屓くださいますようお願い申し上げます。

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