猫のCOCOとヒゲじいさんのなっからさくい生活

なっからさくいは「めっちゃ気軽な」って感じ、ちっとんばいデブなシャム系猫といい歳こいたじいさんの自楽な生活記録です

広島の日、「核抑止論は破綻している」松井広島市長の平和宣言を聴きました。午後、とても悲しい事実に出会いました…

2023-08-07 06:55:59 | なっからさくい生活

  雲白く たなびくところ  空のはて 東に西に
  おお高く こだまひびけと  鐘は鳴る 平和の鐘に
  いまわれら 雄々しく起ちて  その栄え ここに興さん

1947年8月に開かれた第1回平和祭で高らかに合唱されて以来歌い継がれてきた「ひろしま平和の歌」です。昨日の「原爆死没者慰霊式・平和祈念式」でも、また広島市民の合唱を聴きました。78年が過ぎたんです。

 松井広島市長は平和宣言の中で、「核による威嚇を行う為政者がいるという現実を踏まえるならば、世界中の指導者は、核抑止論は破綻しているということを直視し、私たちを厳しい現実から理想へと導くための具体的な取組を早急に始める必要がある」と指摘し、各国の為政者に「対話を通じた信頼関係に基づく安全保障体制の構築」を求めました。そして日本政府には「一刻も早く核兵器禁止条約の締約国」となることを強く求めました。(2023年の平和宣言全文は広島市のHPで読めます)

 国連のグレーテル事務総長の挨拶(代読 軍縮担当上級代表 中満 泉)では、「核のリスクを排除する唯一の方法は、核兵器を廃絶することです」と断じ、「軍縮は、すべての人々にとって、より安全な世界を実現する唯一の方法」と指摘しました。核兵器が戦争の抑止力になるなどという「幻想」にとらわれることのないメッセージでした。(事務総長挨拶の全文はこちらで読めます)

 岸田総理大臣はあいさつの中で、「各国首脳による胸襟を開いた議論や『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』の発出を通じ、核軍縮の進展に向けた国際社会の機運をいま一度高めることができました」と広島で開催されたG7の成果を自讃しました。そして「『核兵器のない世界』の実現に向け、引き続き積極的に取り組んでまいります」と述べました。(岸田総理挨拶の全文はこちらで読めます)

 でもさ、『核軍縮に関するG7首脳広島ビジョン』は「核抑止論」を前提とした核軍縮の道を模索しているのです。そして、そのことは松井市長の平和宣言ではっきりと否定され、グレーテル国連事務総長の挨拶でも一顧だにされていないのです。そしてさらに言えば、「積極的に取り組む」具体的な内容に一切触れない挨拶となっていました。もちろん核兵器禁止条約については一切触れませんでした。自讃ばかりで中身の乏しいお話、情けないやいね…。

  千羽鶴千の慟哭沖縄忌
昨日の上毛新聞の「上毛俳壇」に入選した義父の句です。沖縄忌は6月23日、沖縄県が制定した沖縄戦の戦没者を追悼する「慰霊の日」です。

 

 
平和記念式典のテレビ中継を見終えて、三人の挨拶の中身を反芻しながら水キムチを仕込みました。いただき物の千葉産の梨を使うことにしました。

 仕込み終えたら12時近くになっていました。今日一日常温に置いて、乳酸菌の繁殖と乳酸発酵の具合を見ます。

 

 
凄い暑かったのですが、呑竜仲見世のヤギカフェへ昼食を食べに行くことにしました。旧二中跡地の塀越しにヨウシュヤマゴボウが頭を出していました。もう緑色の実がなっています。まだ花も咲いています。北アメリカ原産と聞いていますけど、暑さに強いですね。

 
ヤギカフェではタマネギと牛バラ肉のカレーを食べました。ヤギカフェも開店16周年、よく続いてらいね。

 


街から戻ってくるときには、赤城山の方角に沸き立つ雲はまだ真っ白でした。夕立がきてくれるとありがたいのですが…


午後3時ごろ、ちょいとお出かけしたのですが、その時は赤城山の上の雲が黒くなっていたんです。期待しちまいました。

 

 
でもね、お出かけから戻って白エビと野菜の天ぷらの盛り合わせを作って、ユキ子さんの両親へ届けた帰り道、西の空は茜色に染まってました。午後5時半ごろです、期待は簡単に裏切られました。

 
昨日の夕食は白エビの天ぷら、それと夏野菜の精進揚げです。夏野菜は、枝豆、ズッキーニ、オカヒジキ、それにマイタケの応援です。白エビおいしいですね。枝豆の天ぷらもいいですよ。

 主食は冷たいうどんにしました。汁は作り置きのめんつゆで済ませたので、昨日は冷たい汁は作りませんでした。すみません。

 

   
実はね、午後お出かけした時に、悲しい事実に出くわしちまったんです。言葉を失っています。悲しいです。落ち着いたら書きます。

 
<悲しい時には泣いてていいよ、男だからって我慢するこたないよ>ってCOCOも言ってくれています。キキも<一緒に泣いてあげる…>って出てきました。しばらく、記事がヨレルかも知れません。お許しください。

 

 ヒゲじいさんの連れ合いの三代目若柳吉駒でございます。
1937年(昭和12年)に祖母の初代吉駒が始め、伯母の二代目吉駒が受け継いでまいりました直派若柳流美登利会、毎年春に公演会を開催しまいりまして本年4月の公演で79回目を迎えることができました。また、来春4月7日には第80回美登利会公演を予定しております。会員一同これからも精進を重ねてまいりますので、宜しくお願い申し上げます。
それから、8月12日には、国立劇場で東京新聞の主催で開かれます「第57回推薦名流舞踊大会」に出演させていただき、大和楽「鐘」を踊ってまいります。

《最近の美登利会と吉駒リサイタルの舞台をご覧になりたい方は…》
第79回美登利会と第4回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧ください

第78回美登利会と第3回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第77回美登利会と第2回三代目吉駒リサイタルはこちらでご覧下さい
第76回美登利会と三代目吉駒襲名リサイタルはこちらでご覧下さい
お稽古場は前橋市城東町、詳しくはこちらをご覧下さい


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