ムリなく話せるイメトレ英会話学習法

幼い子どもはたどたどしい片言から始まり、言葉を獲得していく。

(英語で)私、次の駅で降ります

2013-06-24 10:08:54 | P2-2 VC、VOC感覚の動詞フレーズについて

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私が提唱しているファンクションメソッドは、ネイティブの子供たちが英語を身につけていくプロセスをふまえ、「英語の発想」を元にした英語・英会話メソッドです。
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[今日の学習]

 さて動詞フレーズのしくみを説明する場合、私は次のような区分をしている。

 まず、「V感覚の動詞フレーズ」とは動詞を中心としたフレーズであり、「VC、VOC感覚の動詞フレーズ」とは動詞に補語(C)や目的語(O)が関わるもの、「VO、VOO感覚の動詞フレーズ」とは動詞に目的語(O)が関わるものだ。

 そしてVOC感覚の動詞フレーズはVC感覚の応用形、VOO感覚の動詞フレーズはVO感覚の動詞フレーズの応用形となっている。

  CHAPTER 1 V感覚の動詞フレーズ
  CHAPTER 2 VC, VOC感覚の動詞フレーズ
  CHAPTER 3 VO, VOO感覚の動詞フレーズ

言葉の最小単位は、もちろん単語です。単語と単語が結びついて文となります。
でも単語をいくら覚えても、読解には多少役に立つかもしれませんが、言葉としては身につきません。

英語を言葉として身につけることができるのはフレーズ(意味ある単位)なのです。それは具体的には補語フレーズや動詞フレーズ,そしてそれを運用するのがファンクションフレーズです。

パターンで知る動詞フレーズのしくみ

● 動詞はフレーズで覚えなければ役に立たない !

VC, VOC感覚の動詞フレーズについて(動詞+補語のフレーズ)

● ワンフレーズ表現 (1) 方位副詞を使って

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● be動詞の表現から一般動詞を使った表現に拡大する


 このような方位副詞の発想を元にして、be up (起きている)が get upと一般動詞 get を使うと「起きる」という動作を強調した表現となる。

なぜなら単なる「存在」から、一般動詞get の「そんな状態になる」といった意味になるからだ。

  (Be) up !  → Get up !
           起きなさい!

  (Be) down ! → Get down !
           (身を)伏せなさい!

  (Be) away ! → Get away !
           立ち去りなさい!

  (Be) off ! → Get off !
           (すぐに)ここからいなくなりなさい!

  (Be) out ! → Get out !
           外に出なさい!

● さまざまな方位副詞とその本質的な意味

 about を「~について」、on を「上に」, off を「から」などと安易な日本語訳をつけて丸暗記しても、いつまでも英語発想に身をおくことはできない。

そこで私は、、次のように「本質的な意味」でそのイメージを身につけるべきだと主張している。最近文法書などでこのような説明が見られるが、私は1987年に出版された拙書においてすでに述べている。

  about 「周囲」   around  「円周」
  away 「離脱状態」  back 「後退」
  down 「下方」   here 「ここに」
  there 「そこに」  in 「範囲内」
  out 「範囲外」   off 「急速離脱」
  on 「密着・継続」 over 「覆う」
  through 「貫通」  up 「上方・成し遂げ」

 方位副詞にこのような言葉を当てはめたのは、便宜的なものだが、それらをイメージするためにはとても便利だと考えている。「大きな網をかぶせて自分なりのイメージを作り上げる作業」が必要なのだ。

 次からの【イメトレ】では、動詞+方位副詞のフレーズをたくさんとりあげた。特にbe 動詞+方位副詞から一般動詞 (get)+方位副詞の意味の流れを注目してほしい。

 もちろん赤色で示したワンフレーズを口に出して読み、次にそのイメージを元にして全文を読んでいただきたい。

※ 98ページ Coffee Room 6を参照のこと

それこそ、児童英語や中学英語の始めに、up!、Down!, Away!, Off!, Out!などの意味をイメージできるようになれば、英語オンチはなくなると思いますよ。

今回は,getとの結びつきですがcomeやgoなどではどうでしょうか。

【イメトレ No.18】
(方位副詞を使って) 一般動詞(get)との結びつき
VC感覚の動詞フレーズ (2)


【イメトレ No.18】VC感覚の動詞フレーズ (2) 音声

(1) The old lady still gets about. 「周囲」
   あの老婦人は今でも歩き回っています
(2) The rumor will get about quickly.
   その噂はすぐに広まるでしょう
(3) 彼女は5時に出ました
(4) さっさと出て行け!
(5) 私、すぐには戻ってきません
(6) あなたはもう二度とここに戻ってくる必要はありません
(7) あなたはお昼時までにここに来られますか?
(8)1時までにここに来なさい!
(9) 私たちは中に入ることができませんでした
(10) このバスは何時に(目的地に)着きますか?
(11) とっととうせろ!
(12) I will get off at the next station.
   私、次の駅で降ります
(13) 一番街で(バスなどに)乗りなさい!
(14) あなたのお仕事の進み具合はいかがですか?
(15) 出て行け!
(16) ここから出て行け!
(17) 私たちは門のところを通り抜けることができますか?
(18) あなたは仕事が終わったら、私とお茶を飲もう
(19) 私は今起きるところです
(20) どうか座っていてください

※ ここでは get の動詞フレーズを紹介しているが、come や goなどにも応用できることに注目してほしい。ただしこれらの動詞の意味からすべてが結びつくことはない。
  be home → get home → go home → come home

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[ファンクションメソッド 動詞フレーズ五段活用テーブル]

【be動詞フレーズ5段活用】 be back 「戻っている」
=============================
(1) (am, are, is) back  現在形動詞フレーズ 
(2) (was, were) back  過去形動詞フレーズ 
(3) be back  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) being back  ing形動詞フレーズ
※進行形にはならず、動名詞になる。
(5) been back  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。  
=============================

  I will be back.

【一般動詞フレーズ5段活用】 get back 「戻る」
=============================
(1) get(s) back  現在形動詞フレーズ 
※現在形の肯定形だけで使われる。
(2) got back  過去形動詞フレーズ
※過去形の肯定形だけで使われる。 
(3) get back  原形動詞フレーズ
※命令形,助動詞、to不定詞で使われる。
(4) getting back  ing形動詞フレーズ
※進行形や動名詞で使われる。
(5) got back  ed形動詞フレーズ 
※完了形で使われる。 
=============================

  I will get back.

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