ファンクションメソッドは英語を言葉として確実に「定着・蓄積」でき、場面に応じた自由な会話を可能にするメソッドです。
日本人が英語を話せない原因は、動詞や補語をフレーズ(意味ある単位)としてとらえようとしないことです。(ひとまとまりの行為・状態論)
外国では常識となってる考え方なのに、なぜ日本人だけがそれをできない?!
当研究会の教材は、すべてこの「ひとまとまりの行為・状態論」によって制作しています
[今日の学習]
英語には、3つの非時制動詞フレーズがあります。
今まで述べてきた原形動詞フレーズ(動詞の原形で始まるもの)、ing形動詞フレーズ(動詞のing形で始まるもの)、そしてed形動詞フレーズ(動詞のed形で始まるもの)があります。
ing形動詞フレーズは、原形動詞フレーズと同じく名詞として、形容詞として、そして副詞として使われます。
ちなみに文法用語では、名詞として使われるのが動名詞、形容詞として使われるのが現在分詞、そして副詞として使われるのが分詞構文ということになります。
いずれにしても大切なことは、教育文法では動詞だけの変化をとりあげます。だから英語オンチとなり、何年学習を続けても語彙が定着・蓄積しないことになります。
ファンクションメソッドは英語の発想を元にしているので動詞単体の変化ではなくフレーズ、つまり「意味ある単位」としてとらえています。だから語彙が定着・蓄積するのです。
ネイティブの子どもはどのようにして表現を拡大するか?
~5つの動詞フレーズを使って~
CHAPTER 2
ing形動詞フレーズを使いこなす
ネイティブは進行形や動名詞をどうとらえているか
[2] ing形動詞フレーズをVC感覚で使って
学校英語では、この用法を進行形と呼んでいる。進行形の本質は、形容詞ではとかく静止的な意味しか表現できないものを、動詞の形を変えて、つまり造語によって,動的で継続的な表現を可能にしていることだ。
ただ、文法では、進行形を「be動詞+現在分詞」と、動詞だけの変化としてしか注目していない。何度も指摘しているよう、本来動詞というものは補語や目的語をともない、「ひとまとまりの行為や状態」を表すものだ。だからそれ自体をワンフレーズ表現で使えるし、これはことばとして当然なことだ。
ネイティブにとって、たとえば、drink milkというひとまとまりの行為があれば、それをdrinking milkと変化させることはまったく自然なことなのだ。
Mom: Kathy, drink milk!
キャシー、ミルクを飲みなさい!
Kathy: Yes. I am drinking milk.
ええ、私、ミルクを飲んでるよ
Mom: Kathy, don't worry!
キャシー、心配しないで!
Kathy: No. I am not worrying.
いいえ、私、心配してないわよ
またここで注意していただきたいのは、形容詞と同じようにing形動詞フレーズには時制の意味はないということだ。時制は be 動詞によって表現することになる。
I am drinking milk. 現在進行形
今ミルクを飲んでいる
I was drinking milk. 過去進行形
その時ミルクを飲んでいた
【イメトレ No.54】
ing形動詞フレーズを導くファンクションフレーズ (2)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(1) His sight is going.
彼は視力を失いかけている
(2) The clock isn't going[working].
その時計は動いていないよ
※決してmovingではありません。これだと時計が移動していることになります。
(3) 部屋の中がムシムシしてきたよ
(4) 私、今起きるところだよ
(5) 外では風かひどくなってるよ
(6) 彼はすっかり老人になってきたよ
(7) 学生たちは試験勉強をしています
(8) 歯が痛むんだ
(9) 左手が痛むのですか?
(10) 私は、カリフォルニアに戻るつもりです
(11) 私たちは、帰宅しているところでした
(12) 万事がうまくいっていました
(13) I must be going now.
私は、もうおいとましなければなりません
(14) 何が、起きていましたか?
(15) 私たちは、今夜外食するつもりです
(16) 私は、もう眠ります
(17) あなたは、ベンの家に行くつもりですか?
(18) あなたは、お話が早すぎます
(19) 私たちは、4月に子どもが生まれます
(20) 私たちは、明日ピクニックに行きます
※ (10)のように、現在進行形には「未来」の意味を表すことがある。
※ 時制は現在でも、未来の意味となる場合がある。(10)(15)(19)(20)など。
(13)では、mustが情緒動詞なので、原形動詞フレーズとなる。
「イメトレ英会話学習法」は、小から大へと進化する英文の生産を有機的に体系化したものです。
英語は英語の発想で取り組むべきです。今注目を浴びているファンクションメソッドであなたも自由な英会話を!
--------------------------------
自由に英語を話すための最短学習プログラム be動詞フレーズの文の生産 進行形の展開
be going | being going | been going |
① 現在形動詞フレーズ | ② 過去形動詞フレーズ | |
(am, are is) going | (was, were) going | |
③ 原形動詞フレーズ | ④ ing形動詞フレーズ | ⑤ ed形動詞フレーズ |
be動詞5段活用 | VC感覚(動詞+形容詞) | あんな男に愛される |
① 現在形動詞レーズ 「現在の事実・習慣を表す]
I am going now.
私は、今おいとましょうとしています
② 過去形動詞レーズ 「過去の一時点の事実を表す]
I was going then.
私は、その時おいとましょうとしていました
③ 原形動詞フレーズ 未来形・情緒表現 「未来の事実・情緒などを表す]
I will be going now.
私は、もうおいとまします
I must be going now.
私は、もうおいとましなければなりません
④ ing形動詞フレーズ 「未来の事実・継続的な意味などを表す]
⑤ ed形動詞フレーズ 「過去を背負った現在の付帯状況]
I have been going.
私は、おいとましょうとしたことがあります
簡単にこのような表現展開ができることが,英語脳構築です。
U-tube 電子書籍「即修一週間英語脳 構築プログラム」音声解説付きプロモーション
--------------------------------
[お知らせ]
【ファンクションメソッド中学英語やり直し教材】 |
ファンクションメソッド英語研究会発行の電子書籍本ダウンロード販売 |
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます