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エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

ちょっとだけ怖い話(後編)

2006年05月27日 | 雑記
こんにちは!またお会いしましたね!
心臓はほうっておくと年齢とともにどんどん衰えていきます。
さぁ、私といっしょに怖い話で、どんどん心臓を鍛えましょう。
 ・
 ・
やっぱり無理があるなぁ。『心臓を鍛える大人のDSトレーニング』。無理ですかねぇ。宮本さん(任天堂の偉い人)。


昨日は、たいへん申し訳ございませんでした。
詳細を思い出しているうちに、自分が怖くなる(笑)、という「ミイラ取りがミイラの術」に陥ってしまいました。

だって、怖いんだもん。

ちなみに、現在の私は心霊信者ではございません。「死んだヤツより生きてるヤツが怖い」が信条です。
子供にも「幽霊に気をつけなくてもいいから、生きたヤツに気をつけろ」を教訓にしています。悲しい世の中ですね。
でも、この時は怖かったですね。というか、この時も怖かったですね。
アクセスすっごく高いので『心霊研究会』シリーズも連載しちゃおうかな?


話は17人のフルメンバーで、有名心霊スポットの峠に宿泊した夜のことでしたね。

もともと「心霊研究」などというものを興味半分でできるのは、せいぜい「見えるだけ」だからで、実害はさほどにない、と思っているからです。
よく、怪談や心霊体験を聴かされましたが、それらほとんどは「見た」「聴いた」に納まっています。

見えた聴こえたなら、街中であぶない目をした兄ちゃんに会うほうがずっと怖いわけで、そこに我々がたかをくくっていられる根拠があったわけです。

しかし。この日に起ったことはちがいました。

つまり実害があった、ということです。

それは・・・・・




おまえだー!

って、もうえーっちゅうねん。


それは午後10時くらいだったと思いますね。ちょうどラジオのナイター中継が終わる頃です。
私たちは、経験から「ラジオでナイター中継をやっていれば怖くない」ことを、体験で知っておりましたので、誰も聴かないのですがラジオをいつもかけていました。
これは本当です。もし夜道などが怖かった時は、ラジオでナイター中継をかけると、どんなに暗くても恐怖はやわらぎます。やってみてください。クマも来ないし。

さて。どんちゃん騒ぎがもりあがっている時、ひとりが気づきました。

「あれ?高田(仮名/16歳)は?」
「ん、さっきまでいたような気がするんだけど」

メンバーのひとりがいないことに気づきました。

そこはキャンプ場ではありませんから、20坪くらいしかない平地なんですね。
あとは林。
そんなところからいなくなるはずがありませんから、見回せばすぐに見つかるはずなんです。

「たかだーーーー」

返事はない。

もうすでにこの時点で私はかなりびびってました。

で懐中電灯でまわりを照らしたらおりました。高田。

それがですねぇ。へんな格好をしてるんですよ。こいつが。
まぁ、うづくまっているというか、なんというか。なにか痙攣しているようにも見える。

最初私たちは、彼が気分を悪くしてゲロはいてるんだとばっかり思ってました。

しかし。後ろ姿からして普通じゃないんですよ。高田。

なんと言うんでしょう。髪の毛がですね。逆立ってる。

いや、現在なら固めて紙を逆立てる技がありますが、まだそんなパンクなものは入手できない時代です。
それが、静電気でもおびたかのように、逆立ってるんです。髪の毛が。

「高田、おまえ、髪の毛さかだって・・・・」

高田がふりむきました。

白目むいて・・・・・・。

そいでですね。突然言うんです高田が。

「助けて・・・・」

もうね。声も普段の高田じゃないわけですよ。
口から泡ふきながら、高田が立ち上がりまして、ふたたび

「助けて」

はっきり申し上げてびびりまくりました。

それでも高田がなにか苦しくて本人が助けを求めているのだと困りますから、
「どうしたんだ、お前?」
と、声をかけましたが

彼がですねぇ。なんか電気を帯びているわけです。見た目。
いや。本当。誰でもわかるくらいに、ぽんやりと光ってる。

あ。こいつは尋常な状態じゃないかも知れない・・・・

残り16名が彼に注目していると
彼は突如普通にもどり、髪の毛も普通になって

「あれ?どうしてた?俺?」

我々はほっといたしました。

「いや・・・お前・・・・普通じゃなかったんだけど・・・・」

「ん。俺なにしてた?」

本人にも記憶がないみたいでした。

で、みんなの懐中電灯の明かりが彼にスポットライトを一身にあびせているところで
またみるみる髪の毛が立ってくんです。そうそう。マンガみたいに。

そしてまた彼が口を開いた時

「助けて・・・・・・・」

う、うわぁぁぁぁ

半数くらいがそこを逃げ出してしまいました。

逃げるったって、夜中の峠。夜道は危ないなんてもんじゃありません。

私よりもう少し勇気のあるやつが尋ねました。

「助けるって・・・・なにを?」

すると高田。トランス状態のまま右手をすぅっと上げまして、なんか指差したかと思うと

「この・・・」

まで言ったかと思うと、またすぅっと元の高田にもどりました。


こいつは尋常な場所じゃない。私たちは、急遽撤収を決めました。
決めましたが、すでに半数くらいがいなくなってしまっているので、もう荷物もそのあたりに残したまま。
高田をつれて大慌てでそこを後にしました。

あてなんかありません。その場を逃げるだけです。

ようやく国道も見えるかというところまで逃げて、最初に逃げたメンバーたちと再会しました。

「とにかくここはやばいよ」

びびりまくっているところ
今度は、最初逃げたメンバーのひとりがおかしくなりまして

「助けて・・・・」


ぎゃぁぁぁぁぁーーーーーーーーー

本当に怖いと、人間泣きますね。涙ぽろぽろです。

大慌てで国道まで出まして、通る車に助けを求めました。
止められた車もびびったでしょうけど。
おかしくなったヤツをその車に乗せてもらい、街までようやく逃げつきました。
その日は、あとはなにもおきませんでした。

翌日の昼、私たちは荷物をとりに現場にもどらなくてはなりませんでした。
トランスしたやつは、おっかないので街においたままで行ったのですが。

心霊現象が夜おきる、という考え方は勝手なイメージです。

そうなんです。真昼に行ったにもかかわらず、この時もまた私たちは同じようなめにあうのですが・・・・。

そいつはまた機会がありましたら書きますね。

とにかく怖かったですね。この時は。いろいろ体験しましたが一番です。


で、キャンプを終えた私たちは、うつした写真をプリントしたわけですが

そこには逃げ惑う私たちが線になってうつっていたわけです(バルブなので)が、

それとは違う人間がうつっていたんです。バルブなのに静止している。



それがですねぇ。あの鉄橋の女性だったんですよ。

まったく同じ姿で。


おっかないでしょう????

なんだったんでしょうか。あれは。

写真は、お寺に預けました。
そこの住職さんは、たいして驚きもせず「年に数件はあるねぇ」とか言っていましたが。


心臓、きたえられましたか?



ちょっとだけ怖い話(前編)

2006年05月26日 | 雑記
今日はちょっとだけ怖いお話を。心臓の悪いかたは、ぜひ読んで心臓を鍛えてください。

あ。これいいですね。『心臓を鍛える大人のDSトレーニング』。
うーん、河島教授に並ぶチャンスか?

と、それはさておき。
連載している『700日戦争』のメンバーというのは、実は「悪さ」をするために集まったわけではありません。
実は母体がございました。
それは「心霊研究会」という、NPOというかNGOというか、つまり勝手な団体です。

話は小学校時代にまで遡るのですが、当時、蒸気機関車が全廃されることになりまして、これを写真に撮っとこう、ってんで、時ならぬカメラブームが起りました。
これはたいへんなブームで、とにかくネコしゃくし関係なく(うちの猫と杓子は持っていませんでしたが)カメラを持ってパシャパシャやったわけですね。
SLが消えると同時に、カメラブームも納まるか?と思われたのですが、当時カメラは高額なものでしたから「後はゴミ」というわけにはまいりませんでした。

そんなわけで、各高校などには「写真部」なるものができまして、そこそこの人気クラブになっていたものです。

そこにもうひとつの流れが起きます。それが心霊ブーム。
火付け役は言うまでもなくつのだじろう先生の『恐怖新聞』です。そこに追い打ちをかけるように、定期的に起ると言われる「コックリさん」ブームが訪れまして、もう、世の中、天気から郵便屋さんまで、心霊で動いているかのような大ブームがおきたのです。

と。ここまでは時代背景。

心霊とカメラと言えば、これが結びつくのは「心霊写真」しかありません。
そこで誰ともなく、みんな昔撮った写真などを持ち出して、探したわけです。「心霊写真」。

当時、私も大の心霊好きでしたが、心霊写真については、イマイチ納得しておりませんでした。
なにしろ、人間の肉眼は、カメラのレンズよりは、はるかに優秀だからです。

ところが、後の『700日戦争』のメンバーともなる一人が写したSLの写真。これがみんなを凍り付かせました。
鉄橋を走っているSLの写真なのですが、その走るSLの前に、確かに人間が写っているんですね。

それは

おまえだー!

って、違います。

それは、誰が見ても女性で、しかもSLと逆の向き、つまり後ろ姿として写っているわけです。

いやー。ぞっとしました。

しかし、案の定、撮影した人間は、そんなものは見なかった、と言います。
で。この時に出た結論は、実は、そうした心霊現象は、1/1000秒くらいにおきていて、肉眼はそれを捉えられないのではないか?という、もっともらしいものでした。

そいじゃってんで、みんなでカメラを持ち寄りまして、撮りにいきました。この現場に。
で、またパシャパシャと意味もなく撮りまくりました。200枚くらいもありましたかね。
現像された写真屋さんが不思議がったほどでした。

ところがところが。その中のまたたった1枚に写っちゃっているわけです。
いやぁ・・・・・・。びびりまくりましたね。
前の1枚ほどにはっきりしていないのですが、その直前、直後の写真にはないものがある。

我々の仮説は裏付けられたことになりました。

私たちは、この写った女性が何者かを調べましたが、その場所での死亡事故などはまったくない。
おかげで神秘性はさらに増して、よせばいいものをまた撮りにいきました。

が、何度行っても3度めはありませんでした。

こうなると不完全燃焼なので、さらによせばいいものを、あちこちの心霊スポットなるところを撮影してみたくなったのです。

と、いうわけで6名ほどでグループをつくりまして、心霊スポットに泊まり込みで撮影するんですが、6名程度ではもうおっかなくてしょうがないわけです。だって心霊スポットですもん。
そこで、徐々にメンバーを加えてまいりまして、ついに17名にも膨れ上がります。そうです。これが後に、目的を見失って駐在さんと対抗する戦士となるわけですが、今日は、そのことはどうでもいいです。

17名ほどにもなると、さすがに恐怖はうすれます。

が。

夏休み、とある峠に泊まり込んだ時。

我々は、カメラはバルブ(開きっぱなし)にして、高校生には不似合いなどんちゃん騒ぎをしておりました。

が、その中でメンバーのひとりの様子がおかしい・・・・。


あ。書くのおっかなくなってきたので、明日また書きます。

すいません。

        というわけでこの話も後編に続きます。


おまえだー!

しずかちゃん談義

2006年05月25日 | 雑記

<Googleで出てきたしずかちゃん・・・いったい・・・>

先日TSUTAYAにまいりましたところ、アニメビデオの『どらえもん』のところで、主婦のかた2人が井戸端会議をされておりました。
本当に主婦ってのは、どこでも会議ができるんですから便利ですね。
でも、他の借りたい人にはえらく邪魔な存在です。

ちょうどそれを裏手にしておりました私は、聴く気もないのに、びんびんに彼女らの話が聴こえてまいります。

内容は、どうやら「しずかちゃん」のことらしいのですが。

なぜとりたてて「しずかちゃん」を取り上げていたかはわかりません。

不思議だな、と思い、聴いておりますと

簡単に言えば、しずかちゃんがピアノを習っている、みたいな話。

「しずかちゃん、学級委員でしょう?」

そうだったのか。学級委員だったのか。できすぎ君だとばかり思っておりましたが、考えてみるとクラスに2名くらいいるので不思議ではない。私が知らなかっただけかも知れません。

「それにくらべてうちのタクヤは・・・」。

おいおい。マンガのキャラと息子を比べるなよ。
かわいそうだろうが。タクヤが。

と、思ったところで
「うちのしずかも似たようなものよ~」。

って、しずか、実在人物か!?

まぎらわしいところで、まぎらわしい話すなっ!


って、主婦の勝手でしょ。



ところで、『どらえもん』。むかーしむかし、日本テレビでやってた、って知ってました?

シャンプー

2006年05月19日 | 雑記
連載に夢中で、すっっかり忘れていましたが、先日、とんだ事件がございました。
いや、事件なんて立派なもんじゃないんですけどね。


その夜、私は「ひさしぶりに」洗髪などをしていたのですが、髪を洗っている最中、シャンプーが切れてしまったのです。
やですね。あのポンプの「スカ」とも「プス」ともつかない音が。

濡れた前髪のスダレの合間から、物色いたしますと、こども用のシャンプーがありました。

かわいいかわいいピンクのパッケージ。

まぁ。子供の髪も大人の髪もたいして変わらんだろう、と、こどもシャンプーを借りまして、洗髪続行。

やっぱりあれですね。子供用は、泡立ちが少ないみたい。

と、風呂からあがりますと家人が

「あー、ごめんごめん。シャンプー切れてたでしょ?」

「うん。しょうがないから子供用のヤツを借りた」。

「え?子供用?うちに子供用シャンプーなんてないわよ?」

「えー。あったよ。ピンク色のパッケージの。なんかマンガの描いてあるヤツ」。

「・・・・・」










「マンガ・・・、マンガって猫の?」

「そう。それ」。



「それって猫用シャンプーよ
 ・
 ・
 ・

「え~~~~~~~~~~~!!」


「なんでエメロンの横に猫用置いとくんだよ!!!!!」

私の苦言に、家人は呼吸困難で答える余裕もなく、腕をわずかにぴくつかせるだけでした・・・・・・。


おかげで私の頭は、ダニもノミもシラミもおりません。

なんか毛ヅヤもいいみたい(泣)。


確かにいるはず

2006年05月18日 | 雑記
世の中には、人に知られないことはたくさんあります。

以下、絶対いるはずなもの、あつめました。いるはずなんですよねぇ。確かに。

 歴史上、世界一高いところを飛んだハエ。

 歴史上、ジャンプ力世界一のノミ。

 歴史上、世界一速く泳いだオタマジャクシ

 歴史上、チョモランマを最も上まで登ったでんでん虫

 歴史上、世界一足が長いガガンボ

 世界一兄弟が多いイクラ

 世界一固いクラゲ

 上戸あやの血を吸った蚊

 綾戸智絵の血を吸った蚊。うらやましくないけど。

 世界一IQの高いイモムシ

 『家政婦は見た!』を見た蛾。

 最も浮き沈みが激しかったボウフラ

 芥川文学をかじった蛾の幼虫(この場合は本を齧る、です)

 226事件に立ち会ったダニ


絶対にいるはずなんだけどなぁ。

ひょっとすると「人間になついた蚊」とかもいるはずなのに。
ピシャッとかやられてその生涯を閉じているかも知れません。

あ々無情。


※昨日、連載以外の日にアクセスが落ちる、とボヤきましたところ、その日に最高アクセスをマークいたしました。
 ああ。これもひとえに、おもしろいブログを書いている私のおかげと、深く感謝申し上げます。

エレベーター閉じ込められ対策

2006年05月17日 | 雑記


今日もまたNHKから話題です。
ところで今日の1時ニュースアナウンサーは、1秒だけでしたが、なかなかいい表情をされておりました。満足。

昨日、NHK教育で、マル得情報、とかなんとか言う短い番組をやっておりまして、大都会の地震の対策をとりあげていました。

その中で、冒頭の『エレベーターに閉じ込められた時は?』
の対策が素晴らしかった。

たいへん身近な出来事ですので、身を乗り出してみておりますと、

まず、その1。「全階のボタンを押す」。うんうん。最寄りに停まるためだな。

その2。「外部と連絡をとる」。うーん、当然ですな。

その3。「覚悟する

はぁ????

対策になってねーじゃん!

なんだ、覚悟する、って?

正確には「長時間閉じ込められる覚悟をする」なんですが、それにしたって閉じ込められた時の「対策」とは言わないのでは?

うーん。教育テレビもやってくれるなぁ。


 連載『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 2章 第4話』は、20日お届けの予定です。
 予告すると、その日だけとってもアクセス高いんですが、他がぐぅーんと低くなっちゃったんですけど(T T)
 
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あいうえお順INDEX

わずか3秒間の超おすすめ番組

2006年05月15日 | 雑記

最近めちゃくちゃはまってる「番組」があります。

もう見逃した日はくやしくて仕方ありません。

なんの番組か?と申しますと、NHK『午後1時のニュース』。

なんじゃそりゃ?と思われるかも知れませんが、あなたもご覧になれば絶対はまります。

いや。普通のNHKニュースなんですけどね。

注目は冒頭の3秒間のみ。
後はどうだっていいのです。

午後1時なので、ご覧になれない方も多いと思いますが、録画する価値あり。

なぜ3秒だけなのかと言いますと

このニュースの直前、NHKの朝の連続ドラマ『純情きらり』というのの再放送をやっています。
宮崎あおいさんが主演の朝ドラ。ああいさん、かわいい!

で。ニュ-スはこの番組が終了すると同時に始まります。

ある日、たいへんに面白いシーンでこのドラマが終わったのですが、1時ニュースのアナウンサー(若いにいちゃん)が、実ににこやかな顔でモニターを観ているところから始まりました。
やおら顔をあげて普通ニュースを始めたのですが、なにをにやついていたんだろう?と不思議に思ったわけです。

さらに翌日『純情キラリ』は、お父さんの三浦友和さんが亡くなる場面で終わりました。
すると、実に切ない顔でモニターを観ていて、またやおら顔を上げましてニュースを始めました。

これ、『純情キラリ』を観ていたのでは?

という推理をたてまして、毎日、この3秒のために、貴重な昼休みを使うようになったのですが

楽しい日には楽しい顔。複雑な場面では複雑な顔。と、実に表情豊か!

あまりに番組内容と沿うものですから、これは間違いない、と、日々の楽しみに加えたのでした。

いまや『エンタの神様』より、ずっと楽しみにしている番組です(笑)。

1度、『純情キラリ』から録画してみてください(12時45分再放送開始)。絶対笑えます。


--おことわり

 連載『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 2章 第3話』は、明日(16日)お届けの予定です
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ボヘミアンラプソディ余話

2006年05月14日 | 雑記
一昨日の『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 2章-第2話』にも登場いたしましたQueenの『ボヘミアンラプソディ』。
世紀の名アルバム『オペラ座の夜』に収録されまして、全世界を魅了した名曲です。

特にバラード部分となる「♪ママ~・・・」の導入部は、とにかく有名で、母の日になると必ずテレビでこの部分を聴くことができます。

できますが・・・。

これって、人を殺してしまって、しょうがないから自分も死のうか?って歌だってこと、わかって使ってんでしょうか?

導入部は
「ママ、人を殺してしまったよ・・・」
ですから。
しかもリアルにその状況がつづられておりまして、ほぼバイオハザード状態。

少なくとも、母親に花束わたして、涙ながらにお礼をのべるような場面で使える内容ではありません。
おそらく、「♪ママ~」だけをとりあげて使ってんでしょうけど。


馬鹿じゃないの?



というわけで「母の日」、みなさまいかがされましたでしょう?

弊社は毎年、メモリアルカラーの『母の日キャンペーン』というのをやっていたのですが、毎年毎年パニックになるものですから、今年はやりませんでした。
なにしろ、納期がすべてこの日に集中。1日とて遅れることは許されません。
そのたいへんさは、CGパースの比ではありません。

おかげさまで、個人的にも「母の日」を普通に迎えることができまして、毎年の親不孝にも少しとどめが刺せそうです。

♪ママ~人を殺したよ~
引き金をの指を、ちょいひっぱったら~
ママ~、死んじゃったんだよ~
こいつぁまじヤバかも知んないんだよ~♪

おー、ママ見や、ママ見や


それはそうとこれ。すごいです。
何度見ても泣けてしまう。
泣きたくない人は見ないこと。

連載2章の続きは、たぶん16日あたりだと思います。
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強制的模様替え

2006年05月09日 | 雑記
以前から来られていたかたは、驚かれたかと思いますが、GOOのテンプレートがおかしくなってしまいまして、強制的に模様替えとなりました。

今度は、CSSまるごと書いているので、おかしくはならないと思うのですが。

見づらいなぁ。我ながら。

それ以前に、CG屋さんと思えぬ、このセンス・・・。

まぁ、じょじょに改良いたします。

まだ基本部分しか入れてないんですよ。すんません。

え?2章の続きですか?

たぶん、明後日(12日)くらいだと思いますよ。

いよいよ西条VS駐在さん直接対決、の予定ですが、そこまでいくかなぁ・・・・。


お台場は白い

2006年05月08日 | 雑記
そう言えば、GWにはちょっとビッグでスモールな出来事がありました。

宿泊したホテルで、なにかドラマの撮影がありまして、上戸彩さんがそこに。
おもいっきり目と目が合いましたが、すでにお互いなにごともなかったように通りすぎました。なにが「すでに」なんだか・・・。言ってみたかっただけです。

ええー。奇麗でしたね。
ひょっとすると同じホテルに宿泊していたのかも知れませんが、あたりまえですが不明。
いいもの見たっス。
さすがに高級ホテルだけあって「おぉ上戸彩だぜ」とかいう集会もなく、実に他の方々も冷静でした。
でも、ああいうのって、少しは騒いであげたほうが本人もうれしいのかな?

ところで、唐突ながらお台場に行きまして、というか、GWはほぼ100%行ってますが、
目的は未来科学館というところでやっていた「脳の不思議展」。
おもしろかったですね。これもそこそこに。

で、その帰りに土産物屋で見つけたのがこれ。



『白いお台場』

うーん。この客をなめたネーミング。素敵です。

もし小学校の試験で、「白い~」に続く語句を入れなさい、って問題が出て、「お台場」って書いたら、絶対点数もらえませんよね。
どういう形容詞の使い方なんでしょう?

北海道土産だって「白い恋人たち」であって、「白い北海道」じゃありません。
しかも「白い北海道」の方が、まだ雪をイメージできてわからないでもない。

なぜ、お台場は白い?

あまりに面白いネーミングなので買ってきてしまいました。
これから、どこの天敵にこのお土産をあげるか、考えます。

エスティマ日和EXT ~浪漫飛行

2006年05月07日 | 雑記
みなさま、GWはいかがお過ごしでしたでしょうか?

本当にここだけの話ですが、弊社は1年のうち5月が最も閑散期なので(たぶん他のCG屋さんも)、
個人的にひさびさの長期的なお休みをいただきました。
会社はやってましたけどね。

長いお休みも終わりまして、ブログも再開。

なんですが、かの連載もの『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』。前回1章を終了して4日めくらいなんですが、いろいろと考えまして、継続することにいたしました。
ただし、1章のような連続掲載はせず、あくまで控えめに掲載したいと思います。

連休中、なにをしていたか?と申しますと『エスティマ日和』で紹介いたしましたエスティマのエアコンをついに修理いたしまして、ドライブ旅行に出ておりました。
なにしろ連休ですからねー。我が家だけが悪天候を祈っている場合でもありません。

いやぁ。車のエアコンがきくってのは偉大ですねぇ。
だって涼しいんですよ(あったりまえですが)。
数あるブログの中でも「車のエアコンは涼しい」ことを自慢しているのは、ここだけではないでしょうか?

ところが。

帰り足、どーも聞き覚えのしない音がするんです。エスティマが。
なんというか、航空機みたいな、ゴー、とも、キーンとも、シャーともつかない音が。
我が家は、エスティマの異常音には世界一敏感なので、SAたびに確認するのですが、音源がわかりません。
しかたないので、無理矢理営業していない三菱自動車のサービスを開けさせて点検。
本来はトヨタに持ち込むべきなのですが、なにしろ連休。どこも開いていません。
唯一、ツテとコネで見てくれることになったのが三菱。
そのありがたさ。スリーダイヤモンドに後光がさしてましたね。

すると今度は「どっかのベアリングがつぶれている」ことが判明。

「うーん。これは6万円くらいはかかるかもねー」。
 自信タップリのサービスマン。
 こんなことに自信持ってもらわなくていいのに・・・。

「えー、先日エアコンも治したんで、今年すでに40万円くらい修理代かかってるんですけど」
 泣きが入る私。

「うーん。そんなこと知ったこっちゃないねー。トヨタ車だし」。

ごもっとも。

しかし、「急にタイヤがはずれるようなことはない」というサービスマンの言葉を信じ、旅行継続。
もうその頃には、航空機音は、かなり大きくなっていて、通行人が振り返るほどになっていました。

まぁ、街道はいろんな車が通るわけですが、1台だけ「きーーーーん」という、かっこいいジェット音をたてまして、あちこち走りまくりました。
動く米軍基地?

実は、エアコン故障の前の旅行では「ブレーキがもどらなくなる」という画期的故障を起こしたエスティマくん。
この時は、ずっとブレーキがかかりっぱなしになってしまったのですが、当然のことブレーキがかかったままでは車は走りません。
しかし、しばらくたつとブレーキがはずれます。
したがって、ブレーキがはずれるのを待ち、その間に一気に距離をかせがなくてはなりません。
一度でもブレーキを踏むとまたかかりっぱなしになるものですから、最後には、400kmもの高速道路を「一度もブレーキを踏むことなく」走行する、という映画『スピード』ばりのスリルを味わったのでした。

停まる時ですか?自然停車です。自然停車。
料金所は、サイドブレーキで停まったのですが、もう芸術でしたね。
もし「世界車自然停止大会」があったら、けっこういいとこいったでしょうに。
そんな大会、絶対ないと言い切れますが。

そして次がエアコンなしの猛暑サウナ旅行。

次いで今回のジェット機浪漫飛行。

うーん。思い出だらけだぜ!

ああ・・・普通のドライブがしたい・・・・。

歌うヘッドライト

2006年04月28日 | 雑記
青春時代を大都会で過ごした人には、きっとわからない話だと思うのですが、
受験時代などは、深夜放送はかかせない、というかた、たくさんいらっしゃったと思います。

代表はやっぱり日本放送の「オールナイトニッポン」。
これにつきるでしょう。

さて。冒頭で「都会にいる人はわからない」と、申し上げましたのは、田舎では、ラジオ民法は1局しかありません。
そこで、どうしても日本放送を聴いてしまうわけなんですが、問題はこの後です。

田舎は「オールナイトニッポン第二部」なんてしゃれたもんは入りません。
じゃぁ、なにか?と言いますと

『歌うヘッドライト』。

これはですねぇ。いわゆる深夜にトラック走らせてる運ちゃん向けの番組なんですが、
まぁ、この時間がいやでしたね。深夜族には。

まずひとつには、時間がいくらあっても足りない受験生。
この番組が始まると「もう朝は近いぜ」という合図でした。
おのずとあせります。

そしてそして、それよりなにより

オールナイトニッポンは、毎日パーソナリティが違いますが、まぁ、若者向けの番組ですから。
もう友達感覚、雑談感覚で聴いてるわけですね。

オールナイトニッポンのパーソナリティ、まぁ、桑田圭祐さんだったとしましょう。
「じゃぁ!今日のお別れの曲は、HighWay Star!  バイ ディーーープ・パーポー!」

リズムもよろしくエンディング。

そして「歌うヘッドライト」が速攻で始まります。

「今日、最初の曲は 兄弟舟です」

このギャップ。
これ。毎回です。

あげく、曲にのせて

「今どこを走られていますか?」とか聞いて来ます。

走ってねーよ。受験生だもの。

同じハイウェイスターでも、こっちのハイウェイスターは八代亜紀でした。

♪さかなは、あぶったイカでいい~~

かんべんしてください・・・・。

「暗いぞ!ぼけ!」
不平たらたらで、それでも聞き続けていると、空も白みかけた頃


「暗いと不平を言うよりも、すすんで明かりをつけましょう」

『こころのともしび』という宗教番組が始まりまして、さらに泣けてくるのでした。



--おことわり

 連載『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 第11話』は、明日(29日)お届けいたします

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あいうえお順INDEX

白雪姫の毒りんご

2006年04月26日 | 雑記
昨日突如アクセス数が元にもどってしまいました。
まぁ、それでも先月より多いことは多いですけど。なんだったんでしょう。あの高アクセス。
「めざせ!1日1000アクセス」がウソのようです・・・。

なにかシンデレラ姫の馬車がカボチャにもどったみたいな気分ですねぇ。

ん?白雪姫? シンデレラだよね。

まぁ、どっちもつきあったことないし、どっちも他の男のもんなので同じことなんですけどね。
もしつきあうことになっても、どちらもあの格好で街中デートする勇気ないし。
小人ぞろぞろついてこられるのもやだし。
それ以前に「童話」だし・・・。


白雪姫、と言えば、むかーしむかし、泉谷しげるさんが『白雪姫の毒リンゴ』って歌、唄ってました。

 ♪僕たちに今一番必要なものは、熱い恋や夢じゃなく、
  まぶしい空から降って来る 白雪姫の毒リンゴ

いまやただの「はげちゃびん横暴じじい」みたいですけど、
当時は、しっかり哲学してた横暴シンガーでした。横暴ってとこは変わりませんが。

でも、今の泉谷さんに一番必要なものは「髪の毛」だと思います。


--おことわり

 連載『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 第9話』は、就業時間後お届けいたします

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あいうえお順INDEX

I-Pod pro 2005 XP

2006年04月25日 | 雑記
本日は、連載ひとやすみ。

ちょっとおもしろいムービーを見つけましたので、ご紹介いたします。

I-Pod pro 2005 XP

iPodのパッケージデザインをマイクロソフトがやるとどうなるか?
という、ムービーなんですが、まぁ、おもしろいおもしろい。
BGMまで、たいへんMicrosoftらしく仕上げられておりまして、とにかく、よーくできてます。

連載の箸やすめにどうぞ。

こちらです。

テロップが英語なんですが、
「スペースがもったいないだろ?」
とか、
「なんで彼女は製品をつかってないんだ?」
とかいうイチャモンが入っております。これもよーく読むと笑えます。


--おことわり

 連載『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 第9話』は、明日(26日)、お届けいたします

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カフェテラスの令嬢

2006年04月23日 | 雑記
土曜日。晴れたので、ひさしぶりに美術館に足を向けました。

美術館にはしゃれたカフェテラスがあって、ちょっとお気に入りなのです。

コーヒーはまずいんですが。

春の日差しのさしこむそのスペースは、日本ばなれしていて、それだけでもロマンチック。

そこにひとりのご令嬢を見つけました。

白い帽子、白いワンピースの、レディという言葉がお似合いの、本当に素敵な方でした。

彼女は、紅茶のカップを片手に、なにか本を読んでおられました。

昼下がりのカフェテラスで読書。うーん。

私。おもいっきりまいりました。

私は、なんのまよいもなく彼女の後ろのテーブルを選びました。

そこでふと、彼女がなんの本を読んでいるのか気になったのです。

幸い、かたごしに、文字まで見える位置関係でしたので(というか、そこをあえて選んだんですけどね)、

ちょっと下品かな、とも思いつつ、彼女の本に見入ったのです。

すると・・・・







『へんないきもの』




カフェテラスで読むか!?


--おことわり

 連載『ぼくたちと駐在さんの700日戦争 第8話』は、明日(24日)、お届けいたします

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