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エスティマ日和

『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』2章まで収録の、エッセイ集です。独立しました。

サニー通りの奇跡

2006年06月17日 | 雑記
なんかアカデミー賞候補の映画タイトルみたいですが、ぜんっぜん違います。

ある日、友人宅を訪問しようとした時のこと。

初めて訪ねるので、電話で場所を確認しました。

で、彼が言うには

「でねー、○○通りをまっすぐに来るとー。サニーが停まってるから、そこ右に曲がってまっすぐ」

あ?

ちょっと耳をうたがいました。

「あのなー。お前、サニーって動産じゃん、動産!そんなもん目印になるか?」

「ああ。大丈夫。必ず停まってるから。近所の人もみんなサニー目印にしてるんだ」。

すげーあやうい地域の人々だな、とは思いましたが、その道を行きましたところ、本当に右側にサニーが停まっておりました。
確かに他に目印がないようなとこなんですが、それにしても車が目印って・・・。

その日は無事につきました。

その次も、彼の家に行く時は、いつもサニーが目印でした。

なぜ動かないんだろう?


ところが。


ある日のこと、サニーがありません。

もう、唯一の目印がないんですから、当然道に迷ってしまいました。

友人に電話すると

「え?ない?そいつは奇跡だな」。

すると、そのあたりをウロウロしてる車はうちだけじゃないんですね。
数台がぐるぐる回ってるわけです。同じとこ。

ああ・・・本当に目印だったんだ・・・。動産なのに・・・。


と、話はここで終わりません。

ある日、今度はまったく同地域の別の人のところに、配達に行くことになりました。

するとそのかた

「えっとねー。サニー知ってる?」
「ああ。いつもサニーが停まってるとこですね?」
「そうそう。そのサニー通り、曲がって来て」。

すげー。もう、通りの名前になっちゃってるよ。

ところがところが。

このサニーの持ち主が、ある日、車を買い替えました。当然と言えば当然。

じゃぁ通りの名前も変わったか?と言いますと、変わりませんでした。

なぜなら、このかたが次に買ったのが「新型サニー」だったからです。

そして、その新型サニーも、けして動くことはなく、目印として、ずっと停まっているのでした。


ひょっとするとすげー責任感持ってたんでしょうか?


エスティマ日和(3)

2006年06月16日 | 雑記
ああ。まさかこんなもんがシリーズになるとは予想もしていませんでした。

エスティマ日和です。しかもその3。

もう「エスティマ故障日記」ってブログ、ひとつ立ち上げちゃおうかというくらいの勢いです(T T)

もうみなさんお忘れのことと思いますが、というか忘れていただきたいのですが
前回、エスティマ日和は『浪漫飛行』。

そうです。エスティマから突如ジェット機音がした話でございました。

ええ。修理出しましたよ。今度はトヨタ。

三菱のサービスマンの話では、「どっかのベアリングがいってる」とのことでしたが、違いました。

あの
「まー6万くらいかかるかなー」
の他社ならではの無責任な見積。


しかしさすがトヨタ。エスティマ知り尽くしてます。

「ディファレンシャルギアがいってます」

という正確な診断。

んー。デフがいってるってことかー。なんか高そうだなぁ・・・。

「15万くらいかかるかも知れませんね」


あ?


お前、こないだエアコンで20万とかいって、その前なんとかシャフトで10万とっといてか???

なにも言いませんでしたよ。えー、えー。大人ですからね。

今年、エスティマの修理だけで40万かけたけど。なにも・・・。

目は少し涙ぐんでいたかも知れませんが。ひとことも。

でも、このひとことも言わないってのがきいたんでしょうか。

「あ・・・中古部品あたってみましょうかね。ええ。そうしてみます。はいはい」。

フロントマンが気つかっちゃって。



今6月。つまり半年ですが、半年で55万も払えば、新エスティマ買えます。それも最上級バージョン楽勝です。

で、例によって娘に打診いたしました。

「んー、新しいエスティマなんか来たら、お前もうれしーだろう?どう思う?」

すると娘。

「やだ」。


もうね。老犬かばうみたいになっちゃってるんですよ。

最近は、1年のうち半分は故障してるように思うんですが。


そのエスティマが今日病院からもどってまいります。

なんかね。「空島(←わからんかも知れませんが)」くらい行けるかも知れないですね。ココまで来ると。

だって。ボディ以外、ほぼ新品です。サイボーグです。
サイボーグエスティマ。



あの歌 あの頃 1975

2006年06月15日 | 雑記
まんまNHK-BS2の番組タイトルです。
今夜、偶然見ました。

その年に流行った歌を、その年の映像にまじえて送る、という趣旨の番組。

趣旨はいいです。

もともとNHK、こういうの得意だし。

しかし音楽はPOPS。

映像は昭和ニッポン。

このギャップ。ひどくありませんか?

特に、本日の一番は1975年。音楽は『キラークイーン』。

テロップが出たとたんに期待しました。Queenファンといたしましては、当然です。


で。映像が・・・。


突如、斑点てぬぐいでほっかむりした、きたねーオヤジが2人出てまいりまして。
沼にずぶずぶと入ってくわけです。
まぁ、沼に入るくらいですからほっかむり以外、はだか。

はぇ?

間もなく、あのフレディマーキューリーの天才ボイスをバックに、テロップ登場。

「兵庫のれんこんほり」

なんでじゃ!??

兵庫のレンコン掘りが1975年の代表的できごとだったのか?

ちなみに他の年代は、3億円事件とか、ロッキード事件とか、ベトナム戦争とか。
みんな、その年代のひとなら「あー、あったっけなー」という内容なのに。

「レンコン掘り」

しかもきたねーオヤジが裸で2人。素潜りして、レンコンをとってくる映像。

”熟練したものにしかできない” とかいうテロップが続く。

ああ。できないんでしょう。できないんでしょうけど、なぜそれが1975年?

なんでQueen????

しかもオヤジのもぐるタイミングに「キラークィーン」を合わせてる!?

無駄っ!




お願いです。あそこの部分だけ、受信料返してください。

あそこまでいくと、一種の不祥事だからっ!


川口大活躍!! ?

2006年06月14日 | 雑記
えー、ワールドカップ・・・。

あんまり興味ありませんが、ブログでこれをとりあげないと、なにかタタリがあるらしく、
どこのブログでも取り上げているので、仕方なくとりあげます。

ひょっとするとgooの規約にそういうのあってもやだし。
「話題についていけない場合はブログをなんら断りなく削除させていただく場合がございます」
みたいな・・・。
なにしろ読んでませんからね。規約。


ところで、サッカーファンって・・・野球ファンとは、ちょっと違うような・・・。

まぁ、どっちみち興味はないんですけどね。

そういう立場で見ますと、盛り上がり方が異常と言いますか、入れこみかたが尋常じゃないって言いますか。

はっきり言うと「人間変わっちゃってますけど?」とつっこみたくなるような。


で、一昨日の試合ですよ。

えー。見ませんでしたが、いやがおうでもニュースで見ます。

で、解説で「川口が大活躍!!!」


川口。キーパーでしょう?????

キーパーが大活躍っていったい・・・・・・。



怪獣王子のブーメラン

2006年06月13日 | 雑記
『怪獣王子』って知ってますか?

昔昔ですね。東急エージェンシーってとこが『マグマ大使』の後につくった特撮怪獣ドラマで、フジテレビでやってました。
私が知る限りで、最も貧乏くさい格好をした王子です。

「王子」とは名ばかりで、実はこいつ恐竜に育てられた、という暗い過去を持つ少年。
で、彼がこの育ての母である恐竜といっしょになって、宇宙人と戦う、というはちゃめちゃストーリーです。

もう、この設定からして破綻しちゃってるわけなんですが、特筆すべきことは、怪獣王子の武器。

「ブーメラン」です。

だいたい自衛隊の戦車もかなわないような怪獣に、はたしてブーメランで勝てるのか?という疑問は、大人になった今だからこそ思いつきますが、ガキはそんなことどうでもいいのです。

「怪獣王子みたいなブーメランが欲しい」

は、当時の子供達の共通の願いでした。

で、金持ちんとこのおぼっちゃんは、どっかの店で購入してきたものですが、貧乏人の子供はそうはいきません。

そこで作っちゃうわけですよ。ブーメラン。

そもそもブーメランは、でんじろう先生も瞬時に作ってしまうように、構造が実に簡単です。
っていうか、構造なんてありません。

ヘの字、ならなんだっていいのです。

ええ。ええ。私も作りましたよ。ブーメラン。
それもトタン板で。

こいつが重いから飛ぶんです。

が、所詮目分量の武器ですので、西城秀樹のそれのようには、うまくもどってきません。


ある日のこと、我々は野良で怪獣王子ごっこです。
怪獣王子ごっこ、などと言いましても、なんらストーリーがあるわけでもなく、ただただブーメラン投げるだけ。
「おーらー」ってのがかけ声でした。
意味はわかりません。

そうやって考えると、女の子はクリエイティブでしたね。ママゴトにはストーリーがありましたから。
女の子が、それぞれ「配役」まで決めて、ファミリーごっこをしていた時に、男は「おーらー」です。
つくづく男ってバカですね。ほんと。

それはともかくとして、このブーメラン。
その日、例によって「おーらー」と、ブーメランを投げましたところ
所詮ガキの作ったものなわけですから、とんでもねーところへ飛んでいく、っていうか、もどってくるわけです。

風が悪かったんですかねぇ。

遠くで「うぁぁっ」という声が聴こえたと思ったら

はるかかなたで農作業をしていたじじいに当たりまして(笑)。

それもトタン板ですからね。

ぐさっ、と(笑)。

いや、笑ってる場合じゃありませんが。

向こうから、カンカンに怒ったじいさんが攻めて来るわけですよ。

そりゃぁそうです。

だってブーメランささってんですから。

シャレになってません。

あやうく死んじゃうとこでした。じーさん。
ってほどには、強烈じゃぁなかったんですが。


これがきっかけで、学校では「ブーメラン禁止令」が出されました。
まぁ、刀狩りみたいなもん?(ちがうって・・・)。

今でも苦い思いでですねー。笑っちゃいますけど。笑っちゃいかんですよねー。

ええ。ええ。悪ガキでございました。

小さいときからずーっと。

お~ら~

エビ・ケーキ

2006年06月12日 | 雑記
うう・・・。またやってしまいました。

昨日の深夜のこと。

ちょっと小腹がすいたので、台所をあさるわたし。

するとほどなく、一昨日の残りの「パンケーキ」発見。

あれ?一昨日、全部食べたんじゃなかったかな?

と、脳年齢52歳の私は考えました。

でもあるからいいや、ってんでメープルシロップをたっぷりかけまして、くるりとまるめて食べました。

んが?

エビの味がする・・・。かすかに・・・。いや、はっきりと。

心なしかひき肉っぽい味も。


これ・・・・・・お好み焼きだ・・・・・・・・。


メープルシロップと、その関西風な乱暴な風味は、混じり合うはずもなく、
オーメンのBGMのような不気味なハーモニーをかもし出しているのでした。

はっきり言ってあまなまくさい

考えてみれば当然。


じゃぁってんで
よせばいいものをそこにマヨネーズ投入!


私、持論として「マヨネーズ塗って食えないものはない」をひたすら信じておりまして、今回もその信念に従ったわけです。

今振り返れば、イラク侵攻を決めたブッシュ政権のような強引さ。

すると

んんんんんんんんんんんんんんんん


あますっぱなまくさい。


んが!

思わず声を出してしまいましたところ、家人が2階からおりてまいりまして、

「何食べてんの?」

と言うなり

「ああああ、明日の子供の昼食なのにー!」

「ああ、そりゃちょうどいいや。残そうと思ってたんだ」。

「なんか塗ったくってる~!」とか言いやがるので
事情をすべて話し、許してもらおうとしたところ

「全部食べてよね!責任持って!」
てなこと言うもんですから

「だいたいなんでパンケーキの次の日に、お好み焼きつくるんだよ!」

時ならぬ夫婦喧嘩に発展。ああーしょうもない夫婦・・・・。
ネタが特にくだらない・・・・。

「だって小麦粉あまったんだもん」

う・・・。けっこう正論返しやがって。

「だって・・・これ、あますっぱなまくさいんですよ?」
と下手にでますと

「知ったこっちゃないわよ!食って!」。

私は小学校の給食で苦手なタラが出た時をなつかしみながら、
ひたすらあますっぱなまくさいエビケーキを食べたのでした。

おに・・。


名犬 しばわんこ

2006年06月09日 | 雑記
なんかスプー、えらい騒ぎになっちゃってますね。

gooのトレンドランキングではダントツ1位!

どうなっちゃうんでしょうね。なんかNHKが騒げば騒ぐほど火に油をそそぐ結果となってますけど。

ちなみに昨日ご紹介した『吾輩は主婦である』も30位以内にランクインしてますね。
夜のドラマはひとつも入っていないのに、ですよ。
そうだろうなぁ。おもしろいもん。というか、最近のドラマとしては、これもダントツですね。

ところで、今日もテレビッコな話で恐縮なのですが、古今東西(古いなぁ)の犬の中で一番の名犬って、なんだと思います?

ラッシー? いやいや。
リンチンチン? 失礼ですが何年のお生まれですか?

プルート? いえいえ、それならグーフィーのほうがずっと。

アイフルチワワ? いやいや、金貸すだけだから。捕まってるし。

発表しましょう。

それは

「しばわんこ」

もう、これにつきます。

今、NHKでやってる『しばわんこの和のこころ』。という番組のメインキャラクターです。

元は絵本みたいですね。

まぁ、すげーわすげーわ。

だって見た目ほんとに柴犬なのに、ぞうきんがけはするわ、「新聞の集金人」にひざまづいてお茶を入れて和菓子までもてなしちゃうってんですから。

うーん。ひとことで言うなら シュール?


<ほら、生け花とかしちゃってますよ。こいつ>

とにかく人間はだしの礼儀作法で、次から次にいろんなことしてしまいます。
このわんこ。っていうか番組。

家人が言いました。
「あんな犬がいたらいいわねー」。

ああ、そうでしょうねぇ。

「家事、なんにもしなくていいから」。

いや・・・。

いてもやれよ。

主婦なんだからさっ!

吾輩は主婦である

2006年06月08日 | 雑記
また昼のテレビのお話です。
いったいいつ仕事してんだ?という疑問もわきおこりますが、とにかく昼ドラ。

そう言えば、NHKのアナウンサーのお兄さんは、悟ったのか、悟らされたのか、あまりたいした表情をしなくなってしまいました。残念。

話はその直後、午後1時の番組。

TBSの『吾輩は主婦である』というクドカンのコメディードラマ。

いやぁ、おもしろいのおもろくないのって、おもしろい。

生まれて初めて昼ドラにはまりました。

あ。『純情きらり』ですか?

あれは朝ドラやろうがぁ!ちっちきちー。


斎藤由貴さんが主演。わきをかためるのが夫役のミッチー王子。姑が竹下景子という昼ドラにはありえない豪華キャスト。

<またも無断拝借>

ストーリーはですねぇ。めちゃくちゃなんですが
主婦である斉藤由貴さんに、なんと文豪「夏目漱石」がのりうつる、という無茶な設定。

この無茶さ加減がいい味を出しておりまして、3分に1度は笑えます。

漱石先生はのりうつったのが主婦なので、子供がおりまして、子供の作文などをみてあげたりします。
懇切丁寧に指導し、「よーし!これでいいだろう!」と見送りましたところ
学校からもどった作文には「まぁまぁです」と書かれ、文豪大ショック(笑)。

そう言えば私めも子供の「読書感想文」をてつだって、ほぼ90%思うがままに書いたのに「佳作」。
息子のクラスの女の子に負けた、というショックなできごとがございました。


それにしてもこれ。はまります。ホント。

なんで昼ドラなんでしょ?
ここしばらくで見たドラマではピカイチですね。
おもしろいという意味では。


でも、のりうつったのが漱石でよかった。

太宰だったら死んでます。


スプー絵描き歌

2006年06月06日 | 雑記
昨日の記事で、肝心な元となった「絵描き歌」を、静止画のみしかご紹介いたしませんでした。

私としたことが申し訳ございません。

こちらから、描き上げるまでの一部始終をご覧いただけます。

もちろん、すでに幾度もご覧になられたかたもいらっしゃるとは思いますが、ご存知なかったかたには衝撃。

なにしろとなりにいるお兄さんでさえ、絵描き歌途中で笑い出すわ、書き終えてもリアクションに困るわで、NHKには本当にめずらしい珍シーンです。

手前のヤギも硬直するほど。

でも、最も衝撃だったのは

リクエストしたユミちゃん

でしょう。



『うたのおねえさん』のアートが世界を震撼させている!

2006年06月05日 | 雑記
のをご存知ですか?

『うたのおねえさん』とは、ご存知NHKの子供向けテレビ番組、『おかあさんといっしょ』のおねえさん。
代々同じような声のかたが入れ替わり、現在は「はいだしょうこ」おねえさん。
このかたが、ちょっとした絵描き唄で描いた絵が、もう世界中のネットを走りまくっておりまして、一大トピックになってます。


まず、序の口として、しょうこおねえさんの描いた「ドラえもん」をご覧下さい。
これで慣れてください。




えっと。 よくは知らないんですが、前衛的って言うんでしたっけ?

次に話題となっている「スプー」というやつの元キャラ。NHKから無断拝借いたしました。
リンクでもよかったのですが、消される可能性もありましたので(笑)。
マルシーもついたままです。




次に現在世界中を賑わせている「しょうこ画伯のスプー」。絵描き唄で描いたってとこがすごいんですが

これ。




うーん。こどもたち、泣いちゃうかも?

ここまでいくと、絵がヘタなのではなく、実際こう見えているのではないかとさえ思えます。

で、このキャラが独立して、ネットをかけめぐり、世界中でゲームやら動画ができる大騒ぎ。
先日はオークションでこのフィギュアが出たらしい・・・。

すごい。

こちらムービー
http://www.youtube.com/watch?v=8kmPkJeQ0pE&search=Spoo

こちらFLASHのゲーム
http://azflash.net/az/fla/supoo-ge.html

こちらオークション。
質問数と入札数を見よ!
http://page6.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/f43099180?


他にもたっくさん。チビッコたちも大よろこびだぁ!
なにやらこの騒ぎは、簡単におさまりそうもなく、今後が注目されます。


こちら日経のニューストピック。
『うたのおねえさんのアートがネットに与えた衝撃』

ぼくたちと駐在さんの700日戦争 独立決定!

2006年06月05日 | 雑記
ついについに。と言うか追い出されて(?)、『ぼくたちと駐在さんの700日戦争』が本ブログより独立決定しました!

なにしろタイトルそのものが長いので、インデックスでも相当ジャマモノ扱いされておりましたが(笑)、そちらは連載のみをたんたんと続けるブログです。

現在、2章6話で、約2週間くらいたっておりますが、あと686日ぶん、そちらでご堪能ください。

そちらの更新情報は、こちらでもお知らせいたします。

ああ。思えば「連載ものやればネタに困らないやー」と、安易な気持ちで始めた『700日戦争』でしたが、これで元のもくあみ・・・・どころか、2つ書かなきゃいけないって・・・・(涙)。

しかしながら、いいこともあります。
これで異様なアクセスの高さが『700日戦争』のおかげだったか、ようやくわかるわけですね。

めでたい。

向こうが低ければ、今度は「ボツ」で済みます。

こちらのブログは、当然、元の健全な(?)CG&建築パースブログにもどります。

健全だったかなぁ・・・・・。



アルパチーノ・アランドロン・渡辺徹

2006年06月03日 | 雑記
タイトル見て、なんだそりゃ?と思われたかたもいらっしゃるでしょう。

実は、この3人には共通項があります。

なにか?と言いますと


榊原郁恵。


彼女。
『アルパチーノ+アランドロン<あなた』
とか言う聴くもはずかしいタイトルの唄を歌っていました。

石野真子も
『ジュリーがライバル』
って恥ずかしい唄を歌っていましたが、この比ではありません。

だって、アルパチーノとアランドロンですよ?

しかも石野真子が「ライバル」と、同格、もしくはそれより劣る、と言っている分だけ謙虚さがあるのに対し

榊原郁恵さんのは「あの」アルパチーノと「あの」アランドロンを足したものよりも上だとおっしゃっているわけです。

つまり、この不等式を解きますと

あなた=不確定のXとして代入いたしますと


 アルパチーノ + アランドロン < X

もうひとつの等式がありまして

 X=渡辺徹

つまり

 アルパチーノ + アランドロン < 渡辺徹

ということになるわけですね。

現状で考えるに、アルパチーノを上回る男優ってのは、もう世界にほとんどおりませんから、

トム・クルーズ<渡辺徹
ロバートデニーロ<渡辺徹
ジョージクルーニ<渡辺徹
ブラピ<渡辺徹

渡辺徹。無敵です。


BMWらしいこと?

2006年06月02日 | 雑記
新しいBMWのCMごらんになりましたか?

えっとですねぇ。

カラスが道路にクルミを置いて、車に踏ませて割ろうとするのですが、それをBMWを運転してるおっちゃんがよける、というやつ。

まぁ。ハンドリングの良さを自慢したいのかなぁ、という意図はわかりますが。


カラスのクルミをよけた後、なんか異様にうれしそうにしていますけど

カラスの目的がかなわなかったのがそんなにうれしいんでしょうか?

はっきり言って大人げない。

底意地も良くない。


カラスが知恵をめぐらせてようやく見つけたクルミ攻略法。

それをですよ。

人間、それも大の大人が、ふまずによけて

「やーい。ぼくはBMWだから踏んでやんないよーん」。

って。

笑うほどのことか???

カラス相手に。



踏んでやれよ。その日の食事かかってんだからさ。



BGM効果

2006年05月29日 | 雑記
ニンテンドーDSの『脳トレ』。
もうやりましたか?

面白いですね。本当に。

ところで、これ。BGMがなかなかすぐれものなのですが、その音をわざわざ消しまして、ドラマ『ER』のBGMでやると緊迫感が増して、脳年齢がおもいっきり下がります。
いや、本当。

57歳くらいだったのが、52歳くらいになっちゃうんですよ!すげー。

って、みんなもっと若いの?

ウソでしょ?


【連載】ぼくたちと駐在さんの700日戦争 2章-第6話は、30日アップの予定です。お楽しみに。


ちょっとだけ怖い話(後日談)

2006年05月28日 | 雑記
昨日まで続けました「ちょっとだけ怖い話」。
なんかおもいっきり怖い話な気もしますが、翌日の「真昼におきたこと」。後日書きます、とか言っていましたが、連続して書いてしまいますね。
だって、また後から思い出すのやだから(笑)。

ちなみに『僕たちと駐在さんの700日戦争 2章-第6話』は、明後日(30日)掲載する予定でおりますです。


さて。
あんまりおっかなかったので、トランスした2名を置いて、置き去りの荷物をとりに現場にもどった我々でしたが
現場について、ふと考えたことがありました。

それはですね。トランス状態になった高田くんが、最後に「この・・・」と言って指差した方角です。

「そっちになにかあるのかな?」

ああ。青少年ってやつは、どうしてこう好奇心旺盛なんでしょう?
今ならぜっっったいにそんなこと言い出しません。

その指差した方角は、旧道沿いの土手が見えるのですが、我々はそれが気になってしょうがありません。
さすがに真昼(12時ジャストでした)ですから、まぁ、なんにもおきないだろう、ってことでそっちを探索することにいたしました。

するとそっちからは川の流れる音が聴こえてきました。
というか、前日からその音はしていたはずなのに、気づかなかっただけなのですが。

こっちは10名以上もいますから、真昼の青空の下、さすがに恐怖もたいしたことありません。
だいたい心霊現象ってのは夜と相場が決まっています。

が。

考えてみると「夜おきる」というのは、我々の勝手なイメージであって、誰もそんなこと確約していないわけです。

そして僕たちが小さな土手を下って、その川で見つけたもの。

それは・・・

おまえだー!

こればっか・・・・。

ちがいます。それなら我々はずいぶんと幸せだったと思います。

それはですね・・・。


錆び付いた自転車だったんです。

それもぐんにゃりと曲がった。すごく古いタイプであることはわかりました。

誰かが捨てただけなのかも知れません。

しかし、その向こうは急斜面であったため、もし高田が指差したのだとすれば、ここなんです。

「おい、気味悪いから帰ろう」

と、言ったとたんにまたおきたんですよ。これが。

今度は同行した井上くん(仮名/16歳)。

また髪の毛が逆立っちゃってるわけです。

もうね。わたしら、鼻水たらして泣きました。

それで井上君を放っておいて、そのまま逃げちゃったんですよ。もう、余裕なんかありません。

私たちは、なんとか冷静に会話しようとしましたけれど、もうそれぞれ言葉になってないんです。
「あー、あ、うーーー」とか。誰がなにを言ってるのか、もうぜんぜんわからない。
逃げるにしても、すでに腰ぬけてるヤツなどもおりまして、もう、みんな這って逃げてるんです。

大慌てで道路までもどって、ふと気づきました。

「井上、もどってない・・・・」。

しかし、僕たちには、そこに戻る勇気がもうないわけです。
もう、足はがくがく、顔面蒼白。

でも見捨てるわけにはまいりません。なにより高価なカメラはそのまま置き去りです。

しかたないので、もっとたよりになる人を呼ぼう、ということになりまして、それぞれの兄弟に連絡することにしました。

1時間後、車でかけつけてくれたのは友人の兄。

お兄さんは、20歳を超えておられましたので、さすがに勇気が違いました。

「お前ら行くぞ!」
と、我々を後ろにひきつれ、現場へ。

「井上~!」

呼べど叫べど返事がない。

そしてまた私たちは土手をおりることになりました。

そこに・・・・。ああ、おっかねー!書いててもおっかないんですが

井上が倒れておりました。

それが自転車のすぐ側だったので、我々の恐怖はピークに達していました。

しかしさすが成人は我々ガキとは違います。
すたすたと井上にかけよると、おもいっきり往復ビンタをくらわして、彼を起こしました。

「だいじょぶか?お前」

井上は、見覚えのないお兄さんに驚いたのか
「ぎゃーーーーー」という叫び声をあげましたが、あとは必死に見ず知らずのお兄さんに抱きついておりました。

お兄さんと我々は井上をかかえて道路まで戻りました。
「井上、大丈夫か?なにがあった?」

井上は、こくこくとうなづくだけで、なにも話そうとしませんでした。

後日、当人に聴くと
「なにか見たようにも思うし、なにも見なかったようにも思う」という、実にあいまいもことした返答でした。

この時、カメラを取りに行ったひとりが、現場を連写しておりました。
我々は彼を褒めたたえましたが、写真は見たくはありませんでした。

現像は写真部が行いましたが、このフィルムには、なにも写っていませんでした。
ただただひどい顔をした我々が写っていただけです。
その顔も怖かったですけどね。

以上で、ちょっとだけ怖いお話は終わりです。結局なんだったのかはわからないのですが。

なんだったんでしょうねぇ・・・。

明日からまたふざけた『CG&建築パースブログ』にもどります、ってふざけた状態がニュートラルってのも・・・・。