神戸市西区のピアノ教室「音楽広場Sound-Scape」

ピアノを弾き、歌をうたい、時には鍵盤ハーモニカやリコーダーまで
個性豊かな生徒たちとの日常をつぶやいています

何を隠してるの?

2011-02-24 23:26:39 | レッスン

楽譜ファイルからササッっと何かを抜き取り
待っているお母さんに素早く手渡した K ちゃん
「 何を隠したのぉ  」
興味津々で尋ねる私に、ニタっと笑って照れくさそう。。。

ファイルに残っていたのは、自分で5線を引いた楽譜でした 
「 わぁ~  K ちゃん、作曲してたの  」

 フォルテ  と 名づけられた曲には
指番号も書かれてあって、きちんとした楽譜でした 
ワークでは、いつも丁寧に音符を書いている K ちゃんが
自ら進んで、初めて曲作りにチャレンジしました

先ほど、ササッと隠したプリントには
作った曲の注意書きが書いてあったようです 

「 ノートが無いから、5線を引いて楽譜を作った  」
という K ちゃんに、続きが作れるように5線紙を渡しました

学校音楽コースからピアノコースに変わった時
テキストと一緒に音楽ノートも購入したつもりでしたが
ノートは渡していなかったようです 
ぼんやりしていた先生で・・・ ごめんね 

曲を作るだけでなく、指使いや注意することなどを
自分なりに書き留めることが出来るほどに
音符や楽譜についてお勉強が進み
興味を持ってくれた事が、すご~~く嬉しかった先生です 

メロディが出来上がったら、伴奏も付けて仕上げましょうね 
うふふっ  また楽しみが増えました 





ピアノを始めて 1年半が過ぎた Sちゃん
学校音楽コースで4年生からのスタートでしたが
半年ほどでピアノコースに切り替え、この1年ですごく上達しました 

お友達が弾いていて興味を持った  アラベスク  の 曲を
発表会用に練習していますが、もうすでに暗譜も出来ています 

ただ、16分音符のフレーズが上手く弾けず
今日のレッスンでは、手や指のフォーム・手首や腕の使い方など
細々としたポイントをひとつひとつクリアしながら
何度も繰り返し練習しました

そしてようやく、きれいに粒の揃った演奏が出来た時
ポロポロ  と 涙をこぼした S ちゃん

上手く弾けなくてこぼす、悔し涙も良いですが
何度も練習をして出来た時の、喜びの涙は何倍も良いですね 

出来なかったことが、苦労をしながらでも
ひとつひとつ出来るようになり、上達していく喜びを知ることは
大きな自信にもつながり、次のステップへの楽しみにもなります 

すぐに諦めてしまう子供たちが多い 
と 世間では言われていますが、頑張っている人もいます

今日の S ちゃんの涙は、とっても素敵でした 





「 2年生の時に初参加したっきり、発表会は出てない  」
と 言うのは 中学生の E ちゃん

1年前に教室へ来た時、声楽のレッスンには積極的なのに
ピアノの方は 出来れば避けたい。。。
というような雰囲気がムンムン 
持ってきたテキストも、大人のバイエルだったので
テキスト類は一切辞めて、弾きたい曲を練習すること数ヶ月 

その後、音階練習と和音進行のプリントをレッスンに加え
 モーッアルトのトルコ行進曲   に トライして8ヶ月 
 三歩進んで二歩下がる  の繰り返しでしたが
ようやく、最後まで弾けるようになりました 

真面目で努力家の E ちゃん、苦手意識を持たないで
本気でやれば出来るのです 
これから仕上げに入りますが、楽しみながら頑張りしましょうね 




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