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お仕事(精神科看護)日記

精神科看護歴20年以上が経過しました。
なのに、なぜか現在訪問看護に在籍中!

ついてる

2006年04月30日 | 勤務表
5月の勤務表を見て唖然
全日曜日、日勤って…
しかも第4日曜日以外は責任者だし。

スタッフは私が休日に責任者をするのをとても嫌がります。
というのも、主任として今の病棟に配属になって3年、
私が休日に責任者をすると、予約外入院はやってくるし、
急変(もちろん精神科としてのね)はあるし、
挙句、救急車までやってくる始末。
いつぞやは2週続けて救急車をお迎えしました

「今日は主任だもんなぁ…。覚悟しとこうか

必ずスタッフの誰かに言われるようになったのは言うまでもありません
他の病棟責任者からは、『稼ぎ頭』と言われるようになりました

また5月、言われるかなぁ…。


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眠気も吹き飛ぶ…?

2006年04月28日 | 日記
古いCD-ROMを整理していたら、HP開設間もない頃の日記が保存されていました。
「懐かしい~
なんて読んでみたら、これがかなり面白かった…
それに比べ、今の日記がどれだけ面白くないことか…
まぁ、いいんですけどね。

でも、なんだかさびしかったです



今日は深夜でした。
車椅子乗車しているおばあちゃんから訴えがありました。

患者さん「正面玄関に迎えが来てるから、今すぐ連れてってくれんかのぉ」
私    「朝食の配膳下膳がすんだら付き合うから」
と待ってもらうことに。
しかし、何やら誰かと交信開始…
患者さん「早く連れてってくれないと、正面玄関に車を突っ込むって言うとります。」
私    「それでもかまわないから、もう少し待って
患者さん「すいません、まだ行かれません。
      えぇ、車突っ込んでええそうですわ」

いや、誰に言ってるの…?


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久々に…

2006年04月21日 | 日記
昨日午後になって、開放棟の患者さんの異変にスタッフが気づきました。
患者さんの眼周囲、頚部に点状出血斑が見られます。
明らかに…。
でも、患者さんは「分からない」の一点張り。

一夜明けて今日、患者さんは退院を控えていたのですが、
明らかな自傷行為のため、退院を延期することとなりました。
本人は納得いかず、詰所にきて退院延期の理由を問います。
私たちは、本人に覚えがない点状出血が出ていることから、
原因が内服薬によるものである可能性があるため、
薬物調整の仕切り直しが必要であることを伝えました。

すると、患者さんから自傷したことを告白してきました。
だから内服薬が原因ではないので退院させて欲しいと言うのです。
もちろん、患者さんの自傷行為は病状によるもの。
「自分のしたくないことを強制させられる
と、診察の中で徐々に明らかとなり、
本人も症状改善のため入院継続することに納得しました。

何より、患者さんが無事でよかった~


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今日は愚痴!

2006年04月18日 | 精神科看護
どうしても納得がいかない
と怒りモードのまま帰宅しました。


私の病院は単科の精神科ですが、8つの病棟のうち
1つは認知症専門の病棟、1つは内科病棟があります。
しかし、内科病棟はあくまでも『精神科の中の内科』という位置づけ。

その内科病棟とのここ最近のやりとりが非常に良くない
1.患者さんがウロウロすれば、「うちでは対応困難」。
2.患者さんが大声出せば、「うちでは対応困難」。
3.患者さんが死にたいと言えば、「うちでは対応困難」。
何をしても患者さんは対応困難だと言って、
うちの病棟(精神科急性期治療病棟)へ追いやられてしまいます。

じゃあ、1~3のケースをうちの病棟で対応すると、
1.患者さんがウロウロすれば、
  「歩いてしんどくない?息が苦しそうだから横になって休まない?」
  それでも歩くようであれば、一緒に歩きます。
  そしてタイミングを見て、安静を促します。
2.患者さんが大声出せば、
  「なんでそんな大声を出してるの?」と理由を問います。
3.患者さんが死にたいと言えば、
  ゆっくり関わる時間を持ち、対応していきます。
  その間、他のスタッフがフォローに入ります。
それぞれの対応で、患者さんは十分こちらの治療に協力をしてくれます。


『精神科の中の内科』ということを忘れてないかと言いたい
精神科の急性期・慢性期病棟とも、
精神状態が悪い間はできるだけ自分の病棟で患者さんを看ようとします。
それでも、設備のない精神科病棟での身体管理の限界から、
しかも、精神状態云々はもう関係ない状態になってしまってるから
内科に転棟依頼をするのに、
身体管理よりも精神状態優先に考える内科スタッフに、
どうしても納得がいかない
そんなやりとりがここのところ、頻繁に続いています。
ちなみに、内科スタッフは精神科病棟も経験しているスタッフ。

今日も、身体管理がそろそろ必要そうな患者さんの転棟を打診してみたところ、
「あ、男性?部屋はないけぇ、無理。」
と、あっけなくバッサリ
内科病棟の主任の対応に、超ムカついてしまいました
そんな対応しかしてくれないような病棟じゃ、患者さんへの対応も知れとる
患者さんを送るほうが、かわいそうだわ
と、気分を抑えつつ、うちのスタッフへは
「内科の部屋があくまで、もう少しうちで看てあげんといけん」
と言うと、
「了解なんぼでも看るよ」と2つ返事。
うちのスタッフの、この言葉にどれだけ私たち管理者が救われていることか
それでなくても、今うちも大変なのに…

そんな気分になってしまう状態を課長・係長と嘆きつつ、
うちの病棟は患者さんを受け入れる病棟であろう、と話したのでした。


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卑怯者?

2006年04月16日 | 日記
仕事帰り、友人に1年半ぶりに出会いました。

友人は2年前、癌を患い、手術と抗がん剤治療を経て今に至っています。
バドミントンを通して知り合い、
ちょっと福山雅治似の活発な人でした。
そんな友人と前回会ったのは、抗がん剤治療1クール目の終了直後。
その時よりも見た目元気そうな姿になっており、正直ほっとしました。

しかし、友人の内心はそんな見た目の回復とは裏腹に、
一言話せば涙ぐみ
三言話せば涙をこらえるために歯を食いしばる…。
自分の中に、ある問題を抱えており、
それがどうしても今の自分をマイナスに追いやるのだと言います。
それはやはり病んだがために負った問題でもあるらしいのです。
ただ、その悩みはある種自分の恥でもあるため、
私に話したい反面、話すことで私との関係が気まずくなるのではないか、
と思うため話せないとも言います。
周囲の人からは、精神科受診も勧められたとのこと。

そんな友人の姿を見ながら、どこか冷静…というよりは冷めて話す自分がおり、
また、私の心のどこかで警笛が鳴っているのが分かります。
「あまり深入りしてはならない」と。

その結果、私は自分の病院を受診することを促し、
まったくの第3者であるDrに話を聞いてもらうことを提案したところ、
友人もそれに応じたのでした。
何もかもが辛いとしか言わなかった友人が、帰り道、
「まずはここ(病院)に受診できただけでも、自分にとっては大きな進歩だし、
 1歩を踏み出せた勇気を持てたのは良かったよ。」
と、話しました。

私のしたことが良かったのか、悪かったのかは分かりません。
でも、友人の思いをすべて受け止めるだけの勇気が
私にはありませんでした…


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