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お仕事(精神科看護)日記

精神科看護歴20年以上が経過しました。
なのに、なぜか現在訪問看護に在籍中!

今日は愚痴!

2006年04月18日 | 精神科看護
どうしても納得がいかない
と怒りモードのまま帰宅しました。


私の病院は単科の精神科ですが、8つの病棟のうち
1つは認知症専門の病棟、1つは内科病棟があります。
しかし、内科病棟はあくまでも『精神科の中の内科』という位置づけ。

その内科病棟とのここ最近のやりとりが非常に良くない
1.患者さんがウロウロすれば、「うちでは対応困難」。
2.患者さんが大声出せば、「うちでは対応困難」。
3.患者さんが死にたいと言えば、「うちでは対応困難」。
何をしても患者さんは対応困難だと言って、
うちの病棟(精神科急性期治療病棟)へ追いやられてしまいます。

じゃあ、1~3のケースをうちの病棟で対応すると、
1.患者さんがウロウロすれば、
  「歩いてしんどくない?息が苦しそうだから横になって休まない?」
  それでも歩くようであれば、一緒に歩きます。
  そしてタイミングを見て、安静を促します。
2.患者さんが大声出せば、
  「なんでそんな大声を出してるの?」と理由を問います。
3.患者さんが死にたいと言えば、
  ゆっくり関わる時間を持ち、対応していきます。
  その間、他のスタッフがフォローに入ります。
それぞれの対応で、患者さんは十分こちらの治療に協力をしてくれます。


『精神科の中の内科』ということを忘れてないかと言いたい
精神科の急性期・慢性期病棟とも、
精神状態が悪い間はできるだけ自分の病棟で患者さんを看ようとします。
それでも、設備のない精神科病棟での身体管理の限界から、
しかも、精神状態云々はもう関係ない状態になってしまってるから
内科に転棟依頼をするのに、
身体管理よりも精神状態優先に考える内科スタッフに、
どうしても納得がいかない
そんなやりとりがここのところ、頻繁に続いています。
ちなみに、内科スタッフは精神科病棟も経験しているスタッフ。

今日も、身体管理がそろそろ必要そうな患者さんの転棟を打診してみたところ、
「あ、男性?部屋はないけぇ、無理。」
と、あっけなくバッサリ
内科病棟の主任の対応に、超ムカついてしまいました
そんな対応しかしてくれないような病棟じゃ、患者さんへの対応も知れとる
患者さんを送るほうが、かわいそうだわ
と、気分を抑えつつ、うちのスタッフへは
「内科の部屋があくまで、もう少しうちで看てあげんといけん」
と言うと、
「了解なんぼでも看るよ」と2つ返事。
うちのスタッフの、この言葉にどれだけ私たち管理者が救われていることか
それでなくても、今うちも大変なのに…

そんな気分になってしまう状態を課長・係長と嘆きつつ、
うちの病棟は患者さんを受け入れる病棟であろう、と話したのでした。


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