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お仕事(精神科看護)日記

精神科看護歴20年以上が経過しました。
なのに、なぜか現在訪問看護に在籍中!

シュレッダー

2005年05月08日 | 精神科看護
【5/7 準夜】

出勤すると、恐ろしいものが私のところに届いていました。
というのも、自殺しようと考えていた外来患者さんからの私宛の遺書。
本人は本当にするつもりだったかどうかは分かりませんが、
投函した後に、カウンセリングを受けて思いとどまったそうで、
届いたら捨ててくれという伝言つきで病棟に届けられていました。

「これって開けるべき?」という私に、
『そんなもん、誰も読みたくは無いだろう』と課長。
でも、一応開けてみました。
読んだ後、もちろんシュレッダーにかけましたが、
まぁ、読みたいものではないですね。

そんな不吉な代物をいただいたせいなのかは分かりませんが、
またしてもやられました。この準夜。
先日からの不調続きの患者さんに付き添うこと1時間半。
やっと寝付いたと思ったら、今日入院になった患者さんの不穏。
当直Drにもを出して来てもらいましたが、
その効果は一向になし。
参りました。

子守り

2005年05月06日 | 精神科看護
【5/6 深夜】

日勤で打撃を受けながら、夜中にはもう出勤ってどうよ
あの患者さんがいるって思うだけでイライラ感は募るし、
出勤の足取りも重くなります。
加えて、病棟まで近づいたらその患者さんの部屋は案の定点灯。
寝てないのか…と思うと、そのまま引き返そうかと思いましたよ。

さて、申し送りを聞いてみると、
予測通り、準夜帯でもなかなかのアピールぶりだったようです。
勤務が終わると早々に引き上げていく準夜さんたちを横目に見ながら、
私はというとすでに患者さんにつかまってしまってましたよ。
かなりの追加薬を飲んでいるのにさらに薬を要求する患者さんに、
薬をこれ以上飲むと体が心配であることを伝えると、本人もこれ以上飲むことを躊躇。
それでもそのまま部屋へ戻るように言うと、
これまたNsコールの嵐になることは目に見えています。

そこで苦肉の策が、一緒に起きて過ごすこと。
患者さんの部屋は詰め所のまん前。
カウンター越しに対応することができる構造でもあり、
私はしなければならないレポートをカウンターでするので、
患者さんにも一緒に眠くなるまで内職をするよう促すと応じてきました。
結局、1:30~3:45まで一緒にカウンターで過ごしたのですが、
いつものようにグズグズ訴えることもなく、自分のしたいことをしつつ、
時に私に話し掛けてきては雑談したり。
最終的には自ら自室に戻り、その直後から日勤開始時間まで爆睡モードに入ったのでした。
おかげで、明け方の忙しい時間帯を邪魔されることなく終えることができました。

良かった良かった

なんですとっ?!

2005年05月06日 | 精神科看護
【5/5 日勤】

ここ最近、1人の患者さんにみんなで振り回されています。

その振り回し方は、見事にボーダー風。
気に入らなければヒステリー発作を起こし、
スタッフの注目が少しでも離れると『見て!』のアピール。
本来の受け持ちNsの介入を拒否し、女性スタッフの介入も嫌がり、
男性スタッフ、それも20~30代のスタッフのみの介入を許すという状態。
いろいろと理由をつけては、そうしてくれないと困るのだと正当化します。
その日1日のスタッフ配置を責任者が決定することから、
私にもそういう担当のつけ方をしてくれるよう言ってきましたが、
他の患者さんもいるわけですから無理な注文というものです。
それでも、訴えたにも関わらず希望するスタッフが担当にならないことを
これまた直接ではなく、別のスタッフに訴えてみたりと、
まぁ、次から次へとホント、毎日キリがありません。
いい加減、うんざりに思ってしまい、陰性感情もするばかり。
病気がさせているとは思えなくなってしまっています。

そんな患者さんから、ご指名で午後からとっつかまってしまいました。
延々話を聴くこと2時間弱。
その間に、患者さんはな状態からな表情にはなりましたが、
私自身はもうヘトヘト。
さらに、もう1人別の患者さんからもご指名があり、30分話を聴くことに…。

なのに、やっと話を終えて詰め所に帰って話していると、
あるスタッフから、
「結局主任は話するんが好きなんだろうって、いつだったかみんなで話になってたよ
と聞かされ、と思ったのと同時に、
ムッとしてしまいました。

えぇ、えぇ。
私がどんな思いをしていようとそれは周囲には分からないこと。
だけど、それはあんまりなんじゃない
私だって、好き好んで長話を聴いてるわけじゃないわい

今日は朝から生理直前というのもあるようで、イライラ感も強くて体調も冴えず。
でも、それをできるだけ表に出さないようにしようと思いつつ、
必要以上の人との接触も抑えようと思っていました。
が。
そんなスタッフの言葉を聞かされて、気分はさらにブルー。
私の方がヒステリーを起こしたいくらいでした。

何なんよ?!(怒)

2005年05月04日 | 精神科看護
【5/2 準夜】

世の中大型連休なんて言うけれど、私はこの連休中は5/3を除いて
4/29~5/7までず~っと仕事です
でも、そんな不服勤務状況なんて目じゃないです。

夕べの準夜での当直Drの態度にすっっっっっっごくムカついた

患者さんが、不眠を訴えて来詰しました。
その都度対応はするんですが、
「○○してみては?」とあまり指示的な介入をすると
あとからこちらに対する攻撃材料にする傾向があるため
あくまでも受容と、本人による選択をさせながらの対応をしていました。
それでも落ち着かず、
23時、当直Drに診察をお願いしたいと本人が希望したため
Drへ報告をしました。

ところが、いくら当直室の電話を鳴らしても応答がありません。
それでも粘った結果、やっとの応答。
Drの、まさに『今起きました』とばかりの声に、
少々申し訳なく思いつつも診察依頼をしました。
しかし、Drの応対は「ハイ、わかりました。行きます。」
と、あくびを交えて答えるではありませんかっ

今まで、眠そうに対応されることはあっても、
そんなあからさまに、こちらにあくびをしていることが分かるような
対応をされたDrは1人もいませんよ
つーか、少しは遠慮がちにすべきだろっ

それでもグッと怒りを堪えて、Drが来るのを待ちました。
待ちましたとも。20分。
さすがに患者さんが「なんで先生遅いんですか?まだ来ないんですか?」と訴えてきました。
ようやく登場したのはピザ屋には就職な30分以内。
それも、こっちとしては内心どうよと思ってはいたんですけどね。

さらに診察場面。
患者さんにとって初対面であったこのDrとの話は上手く進まず、
患者さんは緊張のあまり、眠そうなDrの顔と声を理由に笑うばかり。
それにこれまた立腹するDrも修行が足りんだろう
診察は患者さんが見切りをつけたことで終了。
それに対して、
「こんな患者の場合は当直を呼ぶべきじゃないだろう」との
捨て台詞とDr記録を残して、
「まぁ、もうこの患者が僕を呼ぶことはないだろうけどっ。」
と言いながら出て行く始末。
我が耳を疑いたくなりましたよ。

いいかげんにしろー
こっちはそれでなくても、呼ぶまでに散々対応してるっつーのっ
つーか、お前は当直をしに来ているんじゃないのか
そんなにたいぎなら、やめてしまえっ

と後姿にどんなにか怒鳴ってやりたかったぁ~

あ~、怒りマーク一杯の準夜でした。