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お仕事(精神科看護)日記

精神科看護歴20年以上が経過しました。
なのに、なぜか現在訪問看護に在籍中!

言語化

2005年04月26日 | 精神科看護
【4/24 準夜】

今、準夜が旬です

Nsコールの鳴る頻度の高いこと、高いこと。
同時に3部屋から鳴ることも。
なんで、精神科でこんなにNsコールが?!
と思いつつ、病棟内を右往左往状態です。

今日もそんなこんなで旬な準夜でした。
一緒に準夜をしていながら、相棒と顔を合わせる時間も少ない。
それってどうよ


そんな相棒と話しながら、頭の片隅で考えていたのは、
『精神科看護って何?』ってこと。

精神科って、『話す=看護そのもの』になります。
『話す』は看護技術の1つであり、言語的コミュニケーションです。
でも、その言語的コミュニケーションの影には、
さりげない非言語的コミュニケーションが無数にちりばめられているわけで。
えぇ、ちょっとお堅い言葉を使ってみましたが。

つまりは、傍から見ればただしゃべっているように見えることが、
実はとても重要な看護をしているのだということ。
自分の対応1つが患者さんの病状を左右することだってある。
だから患者さんと接するときって、自分の感性のアンテナを張り巡らせて、
相手の反応を受信しないといけない。
そこには日本人特有の気配り・心配りもなされていると思うんです。

そういった気配りや心配りというのは、
日本人の文化の中で、さりげなく、
相手にとって厚かましくないものにしてこその美学とされています。
そうすると、看護師は看護をしているのに、
当たり前のことをしている、と思ってしまうのではないでしょうか?

そう考えると、
『精神科看護ってこれよ!』と言語化されにくいだろうなぁと思います。
だからこそ、私たちがしなきゃいけないのは、
自分たちのしている看護を言語化していくことなんじゃないかなぁと
思ったわけです。

そのためにも日々精進、かな

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