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お仕事(精神科看護)日記

精神科看護歴20年以上が経過しました。
なのに、なぜか現在訪問看護に在籍中!

今日は長文!

2006年05月24日 | 日記
今日は病院の運動会でした。
患者さんも職員も総出のイベントだったんですが、
結局私は1種目も出ませんでした。
えぇ
だから、梯子に引っかかる以前の問題で


つーか、出れるような余裕は病棟居残り組みにはない
もう今日は1日モードでしたよ。


とにかく、居残りスタッフの人数がいないっ
今日は最大動員がかかっているため通常の倍、スタッフが出勤。
の、はずなのに
病棟に居残ってるのは課長以下3役の3人のみで、患者さんの対応に追われる始末
病棟居残り組みのスタッフも競技に出るから召集がかかり、
不在となる分、こっちに大きなしわ寄せが入るんですよね。

しかも、運動会だって患者さんも分かってるから、
調子の高い患者さんはみんな出たがって、
それこそイソギンチャクかタコの吸盤のごとく詰所入り口に張り付いて、
常に3名以上で「連れてけー」Callの嵐。
でも、私たちも病棟を離れるわけにいかないし

最初は「ごめんね」と謝りつつ、
「他のスタッフが帰ってきたら順番に連れてくから」
なんて穏やかに対応&説明していたけど、
だんだん、だんだん、係長と共にこっちのイライラ度して、
仕舞いには「ダメ」「無理」と会話は単語モード、
張り付く患者さんたちを一刀両断
あ~、なんてひどい看護師たち…


そもそも、こんなに大変な目に遭う羽目になったのは、
レク部の担当Nsが勝手にスタッフを6名も役員に出していたのが原因。
常識的に考えても、急性期病棟からそんなにスタッフ出すのが間違いだろっ

おかげで、病棟から男性スタッフの姿が消えるという自体が頻繁に起こりました。
基本的にうちの病棟は、男性スタッフは最低1名以上常駐することにしています。
それはもちろん、患者さんの安全管理上での決まりごとです。
ましてや、こんなイベント日は患者さんも浮き足立つのでなおさらです。
ちなみに本日男性の居残り人数は2人。

何か起きたら、運動会最中だろうが何だろうが、
絶対一斉放送で男性スタッフ呼んでやるっ
と内心思いつつ、小競り合いや少々の暴力などは止めに入ってましたよ。

そのうえ、課長がスタッフの大きなミスを発見
課長もとうとうモード突入で、
今日は3役全員が鬼上司と化してしまいました。

その勢いに負けたのか、役員スタッフが
「主任(私)の出場競技、病棟が大変そうなので他の人を立てました。」
・・・・・。
それも気が利くんだか、なんだかって感じですがねぇ…

でも、連れて行くと約束していながら、
最後まで一緒に行ってあげられなかった患者さんたちに
本当に申し訳ないことをした1日でした。

というわけで、今日は私は病棟内を右往左往して運動会をしました。


ここまで読んでくださってありがとうございます
怒りもぶつけたし、ちょっとすっきり


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障害ブツ

2006年05月23日 | 日記
病院の運動会で、障害物競走に出場が決まりました。
ところが、難関が1つ。
梯子をくぐれというのです。
私、かなり太めなので、それを聞いて「えぇー」と絶叫。

実行委員会の1人に、
「どうしようか、梯子がくぐれんで(体が)つっかえたら…
と言ったところ、
「大丈夫、大丈夫
 そういうドキドキがあるほうが、観てるほうが面白いんだけぇ

ひ、ひどい…

「分かった あと3日で梯子がくぐれるようにダイエットするね
と誓いました。
そんな運動会は明日開催です


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今日も今日とて

2006年05月18日 | 日記
またまた「大嫌い」と言われた例の患者さんにしてやられています。
今日に至っては、もう言葉と行動による暴力の嵐…
これで落ち込まないほうが無理ってもんですわ

うちの病棟は昼休憩時間は、男女2名のスタッフが居残りします。
今日は私が昼当番。
そこへ患者さんがやってきて、
案の定、休憩中のお気に入りスタッフを呼べと言います。

半分は混乱状態なので、介入すると記憶と認識が交錯しているのがよく分かります。
とは言っても、人物認識だけはしっかりできているので、
私なんぞはやっぱり文句を言われっぱなし
もう1人のスタッフも私と同様、今回「嫌い」組み振り分けられているので、
2人して文句を言われ放題です

それでも、自分の要求を通すには私が適当と思うんでしょうね。
目くじらを立てつつも、私に訴えてきますから。
それに応じると、表情も少し和らぐんですが、
一言でも意に沿わない返事をしようものなら、手を振り上げてくる始末
もうこうなるとホント手のつけようがなくて、どうしようもないんですけどね

おまけに混乱のため、自分の部屋が分からなくなっており、
他室に入ろうとしているところを制止したことで、本人の怒りはさらに
罵倒しつつ、持っていたタオルで叩かれる結果となりました。
ただ、本気で殴りかかってくるわけではないので、
こちらもまだ対応できるんですけどねぇ。

過去に患者さんに顔面を殴られた経験があるので
こういう時の対応は、正直、内心ビクビクなんですけど
それでも患者さんの対応はしなきゃならないし…。
こういういわれのない攻撃を受けていると
親に虐待される子供の気持ちが少し分かるような気がします


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撃沈

2006年05月14日 | 日記
自宅から1000キロの彼方に逃亡していた躁状態の患者さんが入院になりました。
今回でもう何回目の入院になるでしょうか。
入院歴もそれなりにある方です。


この患者さん、非常にスタッフの好き嫌いがはっきりしています。
私は初顔合わせの時から後者ですねぇ…

今は病状も悪い時。
そんな時は攻撃性も増大しているため、
「嫌い」組に振り分けられている私なんぞは
もろにその攻撃性を向けられることもあります。


今日がその日でした。
他のスタッフに対してはそうでもないんですが、とにかく私だけ


病状が安定すれば、非常に礼を重んじる患者さんなので、
きちんとした対応をしてくれるのも分かっています。


それでも、やっぱり面と向かって
「あんた、嫌いなんだーね

と言われては、ねぇ…。

なんとなく、朝から気分の沈んだ1日でした


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Dr.Kのつぶやき

2006年05月13日 | 日記
若いDrにしては、なかなか病棟スタッフの間でも評判のDr.K。

見た目はちょっと頼りなげに見えるのに、
なめてかかってくる患者さんにも一歩も引けを取りません。
そんなDr.Kの勇姿に、
病棟スタッフ一同感嘆の声を漏らしたこともあります

それに、まず怒るところをみたことがない。
Dr.Kいわく、
「怒っても何の解決にもならないしねぇ
なんて淡々と、にこやかに言うじゃありませんか。


そんなDr.Kが現在担当しているAさん。
3週間の断薬を経て、調子が高くなったため今回2度目の入院となりました。

まずは隔離室からの出発。
毎日、お気に入りのチャゲ&飛鳥を見事なまでの音痴ぶりで熱唱
防音室であることをいいことに、歌いまくりの日々を送っています。
でも、建物の構造上、詰所には否応なく聞こえてしまうんですけどね

Dr.Kの診察時には、何かと不平・不満を漏らし、文句も言っています。
ところが、ある日Aさんの言葉がチャゲ&飛鳥の歌詞だとDr.Kが気づいたのです。
チャゲ&飛鳥の歌詞はAさんの人生の道標となっているよう…。

診察を終えたDr.Kが一言。
「チャゲ&飛鳥が『薬を飲め~』って歌ってくれたらいいのになぁ…
確かに

このつぶやきは日々申し送りされ、
ますますDr.Kに対する私の評価はしましたよ