「九条の会」のあとは大船おでんセンターで一献

先週の土曜日、先輩たちに誘われて「栄区九条の会８周年のつどい」に行ってきた。 　講演は元日本弁護士連合会会長の宇都宮健児さん。 　 　９０分にも及ぶお話しの内容は… 　昨年７月に行われた参議院選挙の結果、明確に改憲を目指す政党の国会議員が３分の２に達しなかったので、当面、憲法９６条（改正条件）の改正、憲法９条をはじめとする憲法全体の明文改正の動きは先送りとなった。 　ただし、明文改憲については安倍政権は諦めたわけではない。 　このため、安倍政権は解釈改憲で集団的自衛権の行使を容認することにより、アメリカとともに戦争ができる体制づくりを先行させようとしている。 　日本国憲法には、国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和主義の三つの基本原理がある。三つの基本原理のなかでは、「基本的人権の尊重」原理が中心となっている。 　自民党改憲草案は、立憲主義の理念を放棄し、国民主権・基本的人権の尊重・恒久平和主義の三つの基本原理を変容させようとしている。 　安倍政権の暴走をストップさせるためには、政治的立場・イデオロギー的立場を超えてつながることが重要。 　同質の集団の集まりは「和」にしかならないが、異質の集団の集まりは「積」になる。 　どうすれば自分自身の問題だと考えてもらえるか、問題提起の仕方と運動の工夫が必要である。 　私たち一人ひとりは微力ではあっても、決して無力ではない。一人ひとりがつながれば、大きな力になる。 　だいたい、そんなようなお話しだったと思う。当然、そこには様々な情報や知識が披露されていて、聴衆を充分に惹きつけるものがあり、あっという間に９０分が過ぎてしまった。 　こちらは、宇都宮健児さんの講演に先立って行われた「ベラ・ハーモニー」というハーモニカ合奏団の演奏。 　楽器の説明があったけど、名前を忘れてしまった…。 　バスハーモニカだったかな。 　巨大なハーモニカ。 　これを吹く人の口も巨大なのかと思ったら、それほどでもなかった。 　５曲ほど演奏していたが、すべての曲が同じ人の編曲なので、なんとなく似た曲想になってしまったのが残念。 　違う人が編曲したものを取り入れた方がいいよね。 　最後は、改めて９条をみんなで朗読して終了。 　トータル２時間半、座ったままというのはきつかったね。 　会場を埋めていたのは、大半が中高年。きっと彼らも今日あたり腰痛が再発しているのでは…… 　イベント終了後は、４人で「大船おでんセンター」へ。 　時間が早いこともあって、我々が一番乗りだった。 　まずは生ビールで乾杯！ 　そのあと、焼酎に切り替える。 　店名が「おでんセンター」なのだから、まずはこれを注文しなければならないだろうね。 　おでんの盛り合わせ♪ 　ポテサラに冷奴。 　そして唐揚げ。 　この日集まった４人の平均年齢は相当高かったので、食べるものはこれでも多いくらいだった。 　そして、酒も昔ほどは呑めなくなっている。 　だけど、口だけは達者だよなぁ…。 　 ←素晴らしき横浜中華街にクリックしてね