牡丹園の冷し中華

　このところ、昼食は冷し中華が多くなりました。まだ暑くはなっていませんが、７月はやっぱり冷し中華です。

　これは香港路にある牡丹園の冷し中華。外の貼紙には８４０円と書いてあります。
　お店のスタッフに注文すると、「それだけでいいですか？」お聞かれました。
　「エッ!?」
　呑ン兵衛っぽい顔をしているから、ビールも頼むと勘違いしたんだろうと思い、「これだけでいいです」と答えたのですが、よくよくメニューを見ると、冷し中華＋茶碗カレー（７５０円）というセットがありました。皆さん、これを食べるんでしょうか。
　
　単品で８４０円なのに、茶碗カレーを付けたセットだと７５０円。
　《え～、どーして～》
　内心、失敗したかなとも思いましたが、たぶんセットの方は冷し中華が小さめなんだろうと勝手に判断して、そのまま待つこと１２分。

　冷し中華、到着。まず見た目は、チャーシュー、クラゲ、キュウリ、モヤシ、茎ワカメの細切りが乗っています。
　甘酢のタレはダボダボです。タレというよりもスープですね。

　むかし、全日本冷し中華愛好会（全冷中）では、これを「タレ」というか「スープ」というか、大論争をしていたことがあります。その結果、これはタレとして落ち着いたと記憶しています。
　そして会長の山下洋輔は言っています。
　「甘酢のタレをダボダボにかけるのが、正しい冷し中華である」と。
　さらに言えば、ナルトが入っていなければいけないそうです。

　そういう意味では、牡丹園の冷し中華は、全冷中のいう正しい冷し中華ではないかもしれません。
　でも、美味しかったです。チャーシューも厚切りで美味しい。タレも飲んじゃいました。

　満足して、会計をしたところ「７００円です」とのお言葉。ランチタイムのときは、８４０円が７００円になるんですね。
　ということは、茶碗カレーは５０円分なんだ。次はセットにしてみよ～っと。


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