中華街ランチ探偵団「酔華」

中華料理店の密集する横浜中華街。最近はなかなかランチに行けないのだが、少しずつ更新していきます。

「松のや」にて味噌ロースカツ定食 そして観光案内板

2018年11月18日 | おいしい横浜

 9月に初めて「松のや」に入って以来、たびたびトンカツを食べるようになった。今回はちょっと気になっていた味噌ロースかつにしてみた。
 味噌ダレは別盛りになっている。当たり前だよね、カツは網の上にのっているから、そこにかけたらソースが下に落ちてしまい、大変なことになる。
 
 これを見て思い出したことがある。作治さんから聞いた話だが……
 むかし島根県から出てきた若者が、横浜で初めてザル蕎麦を食べたとき、麺つゆを蕎麦の上にかけてしまったそうだ。
 当然、ツユは下にこぼれ落ち、テーブルがビショビショに。
 なんでそんなことをしたのか聞いたら、島根県では蕎麦といったら、なんでもツユをかけて食べるんだとか。
 ま、本当の話かどうかは分からないが、「松のや」の味噌カツを見てそんことを思い出した次第。

 それともう一つ思い出した。
 ご覧のようにカツは5切れに分断されているのだが、あなたはどこから食べ始めますか?
 私は左端から順番に手を付けていくけど、ど真ん中からいくという人もいるし、無作為に取り上げる人もいるだろうね。
 これで性格が分かるそうだ。


 さて、ここの肉は柔らかくて美味しいのだが、残念なのは脂身がほとんどないこと。
 ああ、脂が欲しい!

 てなことを考えながら完食♪ 美味しかったです♪


 帰りに関内駅で見たもの。
 付近の観光案内だが、なんか気になった。何かが足りないのである。


 平仮名だ。
 英語のほかに、繁体文字・簡体文字の中国語、朝鮮語といろいろな外国語で表示しているのだが、漢字を読めない日本人のための表記がない!
 
 「云々」を「でんでん」と読んだり、「背後」を「せご」と読んでしまうどこかの首相もいることだし、せめてルビを振ってもらいたいと思う。

 

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2 コメント

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ざる蕎麦 (子供の頃嫌いだった蕎麦が大人になって大好きになった私)
2018-11-22 12:25:52
いつも楽しく読ませいただいてます。
大正生まれの私の父は、初めての東京出張で、思い切りジャー!
やっちゃったそうです。
山陰出身の方は少なからずやってるようですよ。

子供の頃、ざる蕎麦なるものがメニューにあったかどうか?
皆、わりご蕎麦を食べておりました。寒い時には釜揚げ。
挽きぐるみで、匂いは強く喉越しも悪い。
大人の食べ物で、私も15〜16歳ぐらいまで食べれませんでした。
今は大好きですが、更科などは、香りがあっても、こりゃひやむぎか?
と、思ってしまう次第です。

割盒とか割籠とか諸説ある様ですが、割子が一般的です。
小さな器に盛って3枚重ねが一人前。四枚五枚と追加する人も。
そのまま、ツユをかけて食します。蕎麦猪口はありません。
わさびも無し。紅葉おろしです。東京でも大根おろしでますよね。

釜揚げは、どんぶりに蕎麦と茹で汁を盛って出されるまでは
うどんとかわりませんが、やはり、蕎麦猪口は無し。
ツユをドボドボと納得いくまで入れて、茹で汁ごと食べます。

山陰へ行かれるおりには、是非試してみてください。
ありがとうございます (管理人)
2018-11-23 12:00:40
>ざる蕎麦 (子供の頃嫌いだった蕎麦が大人になって大好きになった私)さん

詳しい解説をありがとうございました。
わりご蕎麦、ネットで調べてみました。
なるほど、こんな食べ方なんだと納得。
島根には何度か行っていたのに、このソバを食べていませんでした。
残念…

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