
野毛で懐かしい貼り紙を見た。 ここは人目に付く駐車場。奥の方とはいえ、通行人からは丸見えだが……。 ![]() こっちにもあった。 こういう張り紙や注意書きに共通しているのは、鳥居のマーク。 誰が、いつ、どういう経緯で考案したのかは不明だが、おそらく神聖なものに小便をひっかけるなんて不謹慎だ、そういう思いで考え出されたんだろうね。 野毛でこれらを見ながら、もうずいぶん昔のことを思い出した。 どこで見たのかは忘れてしまったが、そこには赤い鳥居のマークといっしょに、「宮刑」という文字が添えられていた。 なんだろう?宮刑とは…… その当時はインターネットも普及していなかったから、「宮城刑務所」を省略して「宮刑」としているのか、なんて想像していた。ここで立小便すると逮捕され、最終的には宮城刑務所に送られる、そんなイメージだったのだ。 しかし、のちになって分かってきたのは、「宮刑」=「去勢」ということだった。昔の中国で行われていた極刑だ。 それで分かった。町の暗がりで立小便なんかすると、こういう刑罰を受けることになるからやめろ!という警告だったのね。 酒を呑んだ帰り道で、我慢できなくなってその辺で立ちしょんしちゃうなら、恥ずかしいけどおもらししちゃう方がいいってことだな。 実際、私は1回だけそんな経験をしたことがある。あれは「みなとみらいホール」で開催したコンサートに出演したあと、近くの店で打ち上げをやり桜木町駅に向かっていたときのこと。 店のトイレで済ませてくればよかったのに、駅まで大丈夫だろうとタカをくくっていたのだ。 しかし、街頭の公衆トイレまであと少しというところで、おもらしをしてしまった。 この時の気持ち、わかりますか? 恥ずかしいやら、ホッとするやら……。 あわててトイレに駆け込み、演奏後に着替えていた舞台衣装に再度着替えたのね。これがド派手な衣装じゃなくて本当によかったよ。黒の上下に白のワイシャツという服装だったから。 おもらしして濡らしてしまった下着とズボンを衣装ケースに隠して帰宅。それを密かに洗濯していたら妻に見つかり、大目玉を食ってしまった。 野毛の赤い鳥居を見ながら、そんなことを思い出していた。 ![]() |
小便など引っ掛けるとはもっての外だ・・・・・違うもの出せとゆう意味か? しょせん鳥居とは付き合わなほうが無難。
間に合わず、自分家の庭でという
事が…
これはアウトなのかセーフなのか。
それ以来飲み会の前には、
「まだ間に合うはもう危ない」
という交通安全スローガンを
頭の中で唱えてます。
雲南省が発祥地でしたか。
そういえば、少し場所が違いますが、
ミニヤコンカから奇跡の生還をした松田宏也さんが、
遭難中に鳥居を見たと言っています。
そんな体験をしていたんですか!
偉い!
それにしても「まだ間に合うはもう危ない」、
このスローガン、よく覚えていきます。
昔はズボンをビショビショにして寝込んでいる人たちをよく見かけました。
最近はそういう光景に出会いません。
いいことではあるけど、
なんだか……
キャバレーには行ったことがあるけど、
クリスマスの時季に行ってなかったのが悔やまれます。
残念……。
江戸清のクリスマスケーキ、美味しかったですね♪