
まったく気がついていませんでした、喫茶店の「比韻豆」が閉店していたことを。 このことを教えてくれたのは、横浜北部方面の特派員Yさん。「華勝楼」情報をお伝えしたところ、その返信で「比韻豆」が閉店したことを連絡してくれたのです。 そこで同店のfacebookを確認すると…… 横浜中華街珈琲専科 比韻豆 ←涙をこらえてクリック! レトロで静かな雰囲気、サイフォンで入れたコーヒー、感じの良い店主……中華街歩きの間に何度か利用させてもらっていました。 1973年からの営業でしたから43年も続けておられたのですね。会社員で言えば入社から定年まで、といった感じでしょうかね。 残念ですけど仕方ありません。 この記事を書いていて思い出すのが中山路にあった「珈琲楼」です。こちらもレトロな雰囲気にサイフォンで入れたコーヒー、なんとなく似た感じでしたが、何年か前、惜しまれながら閉店しています。 現在、中華街に残っている昔ながらの喫茶店といえば、「ブラジル」と「ホルン」だけでしょうか。 スターバックスやサンマルクカフェなどのチェーン店が進出してきている中華街ですが、こういった昔ながらの喫茶店は貴重な存在です。うまく残してくれることを願っています。 さて、「比韻豆」のあった上海路では、いまだに空き店舗が連なっています。「比韻豆」の左側に新築ビルができていますが、まだ入居はないようです。 ちなみに、このビルが建ったところは最近まで駐車場でした。 ![]() ここも上海路です。右側の2階建ては、かつて「發記中国理髪」でしたが、最近はリフォームして賃貸の募集が出ています。 左側のビルは、新築してからずいぶん経過しているのではないでしょうか。ここには以前、「福華商事」というレトロなお菓子屋さんがありました。 食べ放題店や焼き小龍包のお店などが増加しているなかで、こういった古き良き時代のお店たち、最近では「雲龍」や「華勝楼」など、懐かしい料理店がどんどん消えていっています。 さぞかし不動産屋さんも忙しいことでしょう…と思っていたら、なんと、こんなことになっていました。 ![]() 嗚呼・・・ここも閉店です。(涙) ![]() この張り紙が出る少し前の店頭風景です。 以前は掲示板にたくさんの物件情報が貼られていたのですが、この日に出ていたのは数件。それもずいぶん前から掲示されていたもので、新しい賃貸・売却案内は出ていませんでした。 中華街における不動産業界にも変化が訪れてきているのかもしれませんね。 ![]() |
どなたか、横浜純喫茶紀行でもやりませんかね。
私のお気に入りは(エリア違いですが)平沼商店街の喫茶大川です。
やはりコーヒーの注文方法は何チャラフラペチーノのトールだのではなく、「ホット」一択ですよね。
石川町駅南口に純喫茶を名乗る店があります。
「モデル」、ご存知ですよね。
横浜には他にも懐かしい純喫茶があるようです。
ツアー、やりますか。