初めに懺悔しておきますね。
前の項で、
関わったことのある業務ということでたくさん書きましたが、
自分の手(能力)でやったモノは殆どありません。
実際には
その道の凄い人たち=プロに、お願いしたことばかりなのです。
(さも自分でやったように書いてすいません。
あの中で
自分で出来たことと言えば
原稿・契約書書きとか、
原稿運び・荷物の運搬・外人のアテンドくらいでしょうか)
もっとも、そうでないとクライアントも発注しませんよね。
では我々・広告会社の営業は何をやっているのか?
実際にやっているのは、
・仕事トータルの企画
・スタッフの編成
・運営管理
の業務です。
以前登場いただいた
某大手広告代理店・米法人の元社長は、
--------------------------
広告会社は、「知恵」を売る商売だ。
-------------------------
という言い方を、頻繁にされます。
ここで言う「知恵」とは、
-------------------------
誰かが
困っている(だろう)ことを解決する「知恵」。
望んでいる(だろう)ことを実現する「知恵」。
探している(だろう)モノを見つけてくる「知恵」。
得をする(だろう)「知恵」。
楽をする(だろう)「知恵」。
・
・
・
それらを実現するために
必要な才能や組織を見つけてきて
依頼主のためのチームにする「知恵」。
-------------------------
ということだと思います。
※「(だろう)」と敢えて書いたのは
オモテ向きに表明されてなくても
潜在的なニーズということもあるからです。
つまり、広告会社の仕事は
---------------------------------
誰かが答を求めている「課題」を発見して
「解決」のための「知恵」を出して、
それを買ってもらう。
又は
それを何らかの経済活動に昇華させる。
---------------------------------
ということだと思います。
営業職の仕事は、
大きく定義すれば、
まさにコレを推進することかと思います。
例えば・・・
その「誰か」がクライアントで、
「課題」が自社の商品の宣伝・販促活動に関することであれば
「知恵」は、わかりやすい「広告代理」の仕事になります。
「誰か」が生活者で、
「課題」が暮らしに関する不便だったりすると
「サービスや商品の企画」になりますし、
「課題」が隠れた欲求だったりすると
「コンテンツの企画」になったりします。
「誰か」が企業で
「課題」が新規事業だったりすると
「ビジネスモデルの提案」になったり
・
・
・
と、目線や立ち位置を変えることで
いろんなビジネスチャンスが生まれるのです。
(当然ながら、
他社が見つけてない「課題」と
それを解決する「知恵」が見つけられれば
大きなチャンスが生まれます)
で、
提案した相手から
その「知恵」を評価され、
業務として委託されれば、
その遂行に責任を負う
=エージェント業務
で、対価を頂くのが広告会社。
営業職の仕事は
こうしたビジネスのタネを見つけ
仕事として形にし、
最終的に実現まで運営管理する役割というワケです。
広告会社は、
初めに
自分でできるスキルや業務領域ありきで
その範囲で提案するのではなく、
クライアントのニーズありきで、
それに対応したスキルや業務を提案する。
だから
業務領域で書き出すと
何でも屋みたいになっちゃうワケです。
しかもそもそも
自分一人じゃ何もできない。
いろんなプロの方のお力を借りて
初めて仕事が成立するのです。
ですから
広告会社にとって、
営業の役割と資質は重要です。
営業一人一人の持つ志や目線で
その会社の業務領域は大きく変化してしまうんですから。
広告会社の財産は人材だ、という言葉があるのは、
こうしたことからだと思います。
加えて、
営業職に求められるスキルを書くとすれば、
①誰かの課題を発見してくる力。
②課題解決の知恵を出す(出してもらう)力。
③提案して、困っている人を依頼主にする力。
④課題解決に必要な(凄い)スタッフを
見つけて、組織化する力。
⑤問題なく、管理・運営し、
知恵を形にする力。
ということになるでしょうか。
抽象的でまとまらない話になってしまいましたが
「広告会社の仕事」と「営業職の仕事」について
私流にご説明するなら、こんな感じだと思います。
もっとも、これは理想論で
私が現実的にこういうレベルの仕事を日々しているかと言うと
そんなことはありません。
こうなりたいと思って、もがいているのが実情です。
はじめはこんな話を書くつもりはなかったのですが
考えているうちにこんな固い話になっちゃいました。
失礼しました。
この項は、以上です。
前の項で、
関わったことのある業務ということでたくさん書きましたが、
自分の手(能力)でやったモノは殆どありません。
実際には
その道の凄い人たち=プロに、お願いしたことばかりなのです。
(さも自分でやったように書いてすいません。
あの中で
自分で出来たことと言えば
原稿・契約書書きとか、
原稿運び・荷物の運搬・外人のアテンドくらいでしょうか)
もっとも、そうでないとクライアントも発注しませんよね。
では我々・広告会社の営業は何をやっているのか?
実際にやっているのは、
・仕事トータルの企画
・スタッフの編成
・運営管理
の業務です。
以前登場いただいた
某大手広告代理店・米法人の元社長は、
--------------------------
広告会社は、「知恵」を売る商売だ。
-------------------------
という言い方を、頻繁にされます。
ここで言う「知恵」とは、
-------------------------
誰かが
困っている(だろう)ことを解決する「知恵」。
望んでいる(だろう)ことを実現する「知恵」。
探している(だろう)モノを見つけてくる「知恵」。
得をする(だろう)「知恵」。
楽をする(だろう)「知恵」。
・
・
・
それらを実現するために
必要な才能や組織を見つけてきて
依頼主のためのチームにする「知恵」。
-------------------------
ということだと思います。
※「(だろう)」と敢えて書いたのは
オモテ向きに表明されてなくても
潜在的なニーズということもあるからです。
つまり、広告会社の仕事は
---------------------------------
誰かが答を求めている「課題」を発見して
「解決」のための「知恵」を出して、
それを買ってもらう。
又は
それを何らかの経済活動に昇華させる。
---------------------------------
ということだと思います。
営業職の仕事は、
大きく定義すれば、
まさにコレを推進することかと思います。
例えば・・・
その「誰か」がクライアントで、
「課題」が自社の商品の宣伝・販促活動に関することであれば
「知恵」は、わかりやすい「広告代理」の仕事になります。
「誰か」が生活者で、
「課題」が暮らしに関する不便だったりすると
「サービスや商品の企画」になりますし、
「課題」が隠れた欲求だったりすると
「コンテンツの企画」になったりします。
「誰か」が企業で
「課題」が新規事業だったりすると
「ビジネスモデルの提案」になったり
・
・
・
と、目線や立ち位置を変えることで
いろんなビジネスチャンスが生まれるのです。
(当然ながら、
他社が見つけてない「課題」と
それを解決する「知恵」が見つけられれば
大きなチャンスが生まれます)
で、
提案した相手から
その「知恵」を評価され、
業務として委託されれば、
その遂行に責任を負う
=エージェント業務
で、対価を頂くのが広告会社。
営業職の仕事は
こうしたビジネスのタネを見つけ
仕事として形にし、
最終的に実現まで運営管理する役割というワケです。
広告会社は、
初めに
自分でできるスキルや業務領域ありきで
その範囲で提案するのではなく、
クライアントのニーズありきで、
それに対応したスキルや業務を提案する。
だから
業務領域で書き出すと
何でも屋みたいになっちゃうワケです。
しかもそもそも
自分一人じゃ何もできない。
いろんなプロの方のお力を借りて
初めて仕事が成立するのです。
ですから
広告会社にとって、
営業の役割と資質は重要です。
営業一人一人の持つ志や目線で
その会社の業務領域は大きく変化してしまうんですから。
広告会社の財産は人材だ、という言葉があるのは、
こうしたことからだと思います。
加えて、
営業職に求められるスキルを書くとすれば、
①誰かの課題を発見してくる力。
②課題解決の知恵を出す(出してもらう)力。
③提案して、困っている人を依頼主にする力。
④課題解決に必要な(凄い)スタッフを
見つけて、組織化する力。
⑤問題なく、管理・運営し、
知恵を形にする力。
ということになるでしょうか。
抽象的でまとまらない話になってしまいましたが
「広告会社の仕事」と「営業職の仕事」について
私流にご説明するなら、こんな感じだと思います。
もっとも、これは理想論で
私が現実的にこういうレベルの仕事を日々しているかと言うと
そんなことはありません。
こうなりたいと思って、もがいているのが実情です。
はじめはこんな話を書くつもりはなかったのですが
考えているうちにこんな固い話になっちゃいました。
失礼しました。
この項は、以上です。
日常、作業に流されていることもあり、
自分の仕事のことを
正面から考えてみたことがありませんでした。
どうしても抽象的になって困りました。
でも、
何かのご参考になると幸いです。
尚、広告会社は
いろんな考え方、いろんな役割の人の集合体です。
その人の立ち位置によって
捉え方はマチマチだと思います。
上記はあくまで私見ですので、お含みください。
>yuki様
意外なところが、
ご参考になったようでお恥ずかしい限りです。
担当ヅラをさせてもらってますが、
今回改めて
それもこれも周りの人のおかげだなぁと
痛感した次第です。
お互い、頑張りましょうね!!!
ちょいな♪さんのおかげで、広告代理店の営業職の仕事のイメージが何となく摑めてきました。
最も特徴的なのが、営業活動領域が顧客のニーズありきという部分ですね。そこが広告代理店の営業職の醍醐味なのかもしれませんね。
私の仕事はメーカー営業ですが、
主な仕事は得意先の要望と、社内能力の間に立ち、
調整をすることです。
いかに得意先の要望を社内の人達に伝えるか?
伝え方とスピードが要求されていると思っています。
いつも頼むだけで実際自分は何もしていないので、
たまに得意先の無茶な要望に応えて、
お得意先からお礼を言われても、
罪悪感を感じたりしますが(汗)
解りやすいご説明でなるほどと思いました。
これからも楽しみにしています。