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ぼくのお姉さん

2013-11-13 | 読書
2013年90冊目の本。

「ぼくのお姉さん」丘修三(偕成社)

先日の読み聞かせの会の打ち合わせの際に、メンバーが朗読して下さった児童書です。障害をもつ子どもにまつわる物語が5編納められています。

酷い言葉を掛けられたり、馬鹿にされたり、時に暴力をふるわれたり。そんな場面がさらりと出てきます。読んでいて心がチクチク痛むのは、いつかどこかで間近で目にした風景だから。見て見ぬふりをした記憶が少なからずあるからです。

言葉や手足が、皆と同じ様には、思い通りには動かないことはあっても、彼らの心は皆と同じ様に動いています。私と同じ様に、彼ら自身の日常を生きています。大人になった私には理解できるようになりました。小学生の娘は、どんな気持ちで読み終えるのでしょうか。
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