こんにちは、さようなら。

読書ブログ&過去ログ。

2018-11【哲学的医学論】

2018-02-23 | 読書


「感染症は実在しない」岩田健太郎(北大路書房)



「病気」とされているモノは医療者や役人により恣意的に規定されているだけで、健康と病気の明確な境目はない。


病気はモノではなくコトである。

モノとして扱うと、検査や対処が本当の必要性とは関係なく発動してしまうけれども、

コトとして扱うと、症状や状態に対して選択肢を提供し、個個人の生き方に合わせた選択(医療を受ける受けないを含め)をできる。

ざっくり、こんな内容かなと。



さて、ワタシの生き方に合わせて、
どのような医療を選択するのか。

これはワタシ自身が決めるコトであって、スタチンを飲むのを止めたコトもあれはあれで有りだったのだなぁと安心した。

正しい正しくないの問題じゃない。
どのように生きたいか(死にたいか)を
他人任せの無責任にせず
自ら決断するというコトだ。



* * * * * * * * * 

 症状がない現象でも病気と名づけましょうね、というコンセンサス、約束事がなされているということ。そしてこれこそが病気の本質であり、何かの病気という実態があるわけではないこと。このことが了解されていればよいのです。それを何か実在する「もの」のように捉えてしまうと、いろいろ困った事が起きてしまうのです。

(「7 メタボ、がん……感染症じゃない病気も実在しない」p.115より)
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2018-10【食養】

2018-02-20 | 読書

「これを食べれば医者はいらない」若杉友子(祥伝社)



神様に備えるもの。

米 水 塩。


何を食べる?
どう食べる?


何を食べない?




すぐに 全部 いつでも
は、出来なくても、
無理の内範囲で少しずつ始めよう♪
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2018-09【ピロリそして抗生物質】

2018-02-14 | 読書

「失われてゆく、我々の内なる細菌」
マーティン・J・ブレイザー
山本太郎/著
(みすず書房)


ワタシたちと常に共に在る細菌たちは
そこに存在する理由があって、
一定のバランスを保つうちは
ワタシたちを守り育み
共に生きていく仲間だ。


胃がんの原因菌として
悪名高きヘリコバクター・ピロリでも
一概に排除すれば良いという
訳ではなく、

免疫を抑制し、
アレルギーの発症や喘息や
逆流性食道炎や食道がんの発症を
押さえる。


それがそこに在る意味。


問題はバランスを欠く要因だ。


抗生物質は常在菌に
多大なる影響を与える。


一定の期間だけの使用であっても、
その後ずっと
影響を与え続ける場合もある。


家畜に抗生物質を与え肥育するように
ワタシたちも肥育されていまいか。




効率化・時短・簡便化といった
経済観念と
ヒト本来の生態(そして生態系)には
相容れない要素がある。


多様な生態系の維持は、
地球規模の話というだけでなく、
ワタシのカラダにも必要な話だ。
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2018-08【しないことリスト】

2018-02-07 | 読書

「しないことリスト」pha(大和書房)


簡潔で理路整然とした語り口、
そして
一切力が入っていない。


全ての人に当てはまる訳じゃないけど自分を守る術ってこういうコトだ。
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