こんにちは、さようなら。

読書ブログ&過去ログ。

ひびきあう

2015-10-12 | 読書

2015年85冊目の本。

「金子みすゞ・金澤翔子 ひびきあう詩と書」詩・金子みすゞ/書・金澤翔子/監修・矢崎節夫(JULA出版局)

市立図書館で本を借りる手続きをしている最中に目について、「あ、これも」と借りてきた本。

金澤翔子さんはダウン症だそうです。5歳の時から書家であり母の金澤泰子さんに師事し、書道を始めたそうです。

所々に泰子さんと監修の矢崎氏のコラムがはさまれています。

みすゞの書と翔子さんの書とコラム。3つのコラボの織り成す優しい世界に浸っていると、こちらまで優しくやわらかい気持ちになれます。


…翔子が出ると温かさが広がる。魔法のようなこの力が何処からくるのか、長年の疑問であったけれど、ある時、それは翔子の遺伝子・染色体に秘密があるのだと納得した。ダウン症者は普通の人より染色体が一個多い。
この染色体のために私は苦しみ嘆いてきたけれど、この「一個の染色体の正体」こそが愛なのだとわかった。(泰子)…(p.46 詩「こころ」・p.47 書「心」についたコラムより)


次女の毎日の宿題。
偶然にも矢崎さんの詩「かとりせんこう」の朗読。
ひびきあう不思議。


この書にしばらく見入ってしまいました♪


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をご覧ください。
***阿部 真紀***

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