この世には

この世には上から人にアドバイスしたい人のなんと多いことか
ろくすっぽ話しをしたこともなく
こちらがどういう人間であるかも知りもしないで
自分の考えを相手に押し付けようとする人のなんと多いことか

それほど自分が相手より上であるという感覚は美味しいものらしい

人にアドバイスしたがる人
そういう人こそ、自分の弱さをさらけ出したり
自分の感情と向き合ったりできていないものなのだ
他人に弱みを見せず　自分を高みにおいてアドバイスをすることで
自分が強い人間だと思い込んでる

苦しんでいる人に寄り添うこと
それは一番大変なことなのだ
相手がどんな人であるかを見て
その人の気持ちや考えを尊重すること
それは本当に大変だし、忍耐と根気のいることなのだ
上からアドバイスするのは簡単なこと
誰にだってできる

でも、果たして一体どちらが苦しんでいる人の心に本当に響くだろうか

本当に苦しい思いをしたことのある人
そういう人は、そうやすやすと上からものは言わない
だって自分が苦しかったときのことを覚えているから
自分が苦しかったときに　
一番ありがたかったのは
一緒に寄り添ってくれた人だと分かっているから

幸せでいよう

幸せでいよう　幸せでいよう

たとえ今が幸せじゃないと感じたとしても

幸せの方に顔を向けていよう

幸せでいよう　幸せでいよう

それは自分だけのためじゃない

自分が幸せでなければ　人の幸せは心から願えないもの

幸せでいよう　幸せでいよう

自分が今持っているものに感謝しながら

周りの美しいものに感謝しながら

幸せでいよう　幸せでいよう

辛いことがあったとしても

時が経って振り返れば

それは知らないうちに自分の力になっているもの

幸せでいよう　幸せでいよう

そのうちに、あれ気がついたら

実はどの瞬間も幸せだったのかも

なんて思える日が来るかも知れない