本日は晴天なり

誰しも人生「毎日が晴天なり」とは行かないものです。「本日は晴天なり。明日はわからないけどね」という気持ちを込めました。

泣いて笑って

2007年08月09日 01時27分47秒 | Weblog
この間の土曜日の夜、お友達とサルサを踊りに行ったら、とっても楽しく踊っていたのに、なんだかハートチャクラが開いて来たようなカンジがして、特に理由もなく感極まってしまったのですが、どうもそれ以来、涙もろくなってしまっているようです。

今日は父の退院の日だったのでありますが、例によって母と口論になってしまいました。
みるみる形相が変わって般若の面のようになっていく母の顔を見ながら、「ああ、こうなったらもう話しはできないのよね」と思い、父に小声で「ごめんね」と言って、退院の手続きも終わらないのに病院から飛び出しました。

高齢の母親にそんな風に冷たくして、なんて娘なの、と他人に思われようが何と思われようが、私はどうしても母の側にいることができません。
娘としてはあらゆる手を尽くして来たけれど、どうしても母とは和解することができません。きっと母が死ぬまで理解し合うことは無理です。
そのことはもうとっくの昔に諦めました。
諦めたはずだったんですが、今日はなんだか感情がこみ上げてきてしまい、帰宅してからずーっとしばらく子供のように泣いてしまいました。

どうしても、ネガティブな感情を手放すことのできない母。
父は前世からのカルマがあって今世こそ幸せになろうと思って母と一緒になったけれど、今世でも二人はカルマを解消することはできなかったみたいです。
母は父の本当の優しさも、私の悲しみも理解することなく、世の中や父や私を恨みながら死んでいくのでしょう。
どんなに私が彼女のことを愛していたか、知らずに死んでいくのでしょう。
それでも仕方ありません。それが彼女の選んだ道であるのなら。
私にできることは、彼女のために祈ることだけ。

楽しい日々の後には、こんな涙もろくなる日もあったっていいじゃない、と自分に言い聞かせました。だって、それが人間らしいってことじゃないでしょうか。

ああ、でもきっと明日は目がはれちゃうな。