ちーさんのメモ帳

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感服のコード進行

2009-10-27 23:40:12 | 音楽のこと
今日の出社途中、TUBEの「Winter Letter」というアルバムに入っている「君に届いたら...」という曲を、初めて聞きました。

TUBEは大好きなんですが、ここ最近はアルバムをまとめて聞くことはせず、あくまでもウォークマンのランダムプレイにお任せしているので、アルバムを持っているにもかかわらず、聞いたことがない曲も中にはあるんですね。

「君に届いたら...」
いやぁ、いい曲ですね。TUBEらしい、こってりのバラードですが、春畑さんらしい、素晴らしいコードの展開っぷりに、感服しました。このアルバム、2007年リリースだったと思うんですが、発売されて2年もこの曲に気付かなかったことを、少し後悔しました。

1993年の「女神たちよそっとおやすみ」のコード展開にも、かなり衝撃を受けましたが、今回はその時以上の衝撃だったかもしれない・・・。

だって、1曲の中で7回も転調するんですもの・・・。

転調を繰り返す中でも、同じヘ長調の中にⅣm7の代理コード"D♭"が出てきて、あたかも転調したかのように聞こえている箇所もあれば、嬰ヘ長調と嬰ヘ長調のつなぎに、転調したロ長調のⅤとしての"F#"が出てきて、転調していないようで実は転調しているところがあったり、ドラマチックな"m7-5"や"dim"が出てきたり・・・。

どうすればこんな展開の曲を作れるんでしょうか?!

大げさじゃなくて、歩くのを止めて、え?って思ったところは何度も聞きなおしましたから。もう「感服」の一言です!

これからも、ずっといい曲を聞かせてほしいと思います。


===Today's favorite song===
"君に届いたら..." by TUBE

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