懐かしい未来

常に迷子だと感じてる、帰国後の混乱を擦り抜けようとしてる、無職っぽい休憩を楽しんでるアメリカ人です。

「逮捕されるまで」

2011-01-31 | 見解
約4年前にリンゼイ・ホーカーの殺人事件について少し書いたけど、この間市橋氏の「逮捕されるまで」という本を見たら、ギョッとした。

あんなのって出せんのぉと心の底までうんざりした。どれだけの本音が書いてあるか関係なく本物の殺人の考えている事を知るのが怖くて本を絶対読めないけど、売り上げを見るのも同じほど怖い。

正直言うと、その本が成功したら、私は日本人の事を恥じる。言い方が厳しいかもしれないけど、殺人そのものが最悪なのに、殺人事件で金もうけするのが考えられない。

実は、何年前にアメリカでも同じような本が出版される予定だったけど、ちょうどその前に発表されたら、猛反対を受けたのでさっそく中止になった。

市橋氏が本を出版した理由として何の言い訳を言っても、これはとても許せない。

「殺すつもりはなかった」とか言っても、なぜずっと前から少しずつ砂などを買ったりして、浴槽で遺体を砂で埋めたりする

バカみたい。この事件、特にこの本について言葉では言い尽くせないので、とりあえずアマゾンの「★☆☆☆☆」のレビューだけを読んで一安心する。「被害者の事を思うと買ってはいけないと思います」のようなコメントを読むと、じゃぁ、私と同じ気持ちの日本人もいるんだ、とホッとする。


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