むしむし

ちっぽけな虫のような私。でもしぶとく生きてま~す♪

大人の自然観察散歩「里と川沿いin子安の里」

2021-04-29 21:56:25 | 自然

4月27日(火)自然体験教育研究会NEESの活動に参加しました。

穏やかな陽気の中、関根川の川辺に降りて観察。

こんなにたくさんの種類の生きものがいるとは

 

成虫越冬のツチイナゴです。春に卵を産み命を閉じます。 

こちらは卵で越冬するバッタ、ヤブキリの幼虫。小さい時は花粉を食べるそうです。

黒いアゲハがたくさん舞っていました。ジャコウアゲハが一番多かったと思います。

ナガサキアゲハは分かったけれど、それ以外は確認できませんでした。

オナガアゲハ、モンキアゲハもいたようです。

 

ベニシジミ、ヒメウラナミジャノメ、セセリチョウ、

スジグロシロチョウ、ナミアゲハ、アオスジアゲハも飛んでいました。

翅がボロボロのアゲハ類も見かけました。気温の高い時に羽化し強風で傷ついたのでしょうか。

アサヒナカワトンボが飛んでいました。

メスの翅は透明ですが、オスは茶色、透明の2種類がいるそうです。

 

歩いて行くとヒミズが  まだ新しいものでした。

シギゾウムシの仲間

ミズキの花にはコアオハナムグリ

ウラシマソウ、ニリンソウ、シロバナタンポポ、アザミ、桑も赤くなっていました。

川沿いを離れぐんぐん登っていきます。

遠くに海の見える場所に無人の野菜販売所があり、野菜を買ってお昼を食べました。

草の上で頬張っていると、販売所の方が椅子を運んできてくれました

私がゲットした野菜は立派なニンニクの芽(100円)。

お邪魔したらなるべくその土地のものを買うのが流儀です。

げんこつくらいのニンニクが採れるそうです。

午後からは違う道を下っていきました。

関渡川遊歩道でもアサヒナカワトンボが飛んでいましたが、

キアシドクガの幼虫が手摺りや足元にものすごい数!歩きにくかったです。

ゴマダラオトシブミはメスが葉を巻いて中に卵を産み、

この中で羽化した幼虫は、これを食べて成長するそうです

ウグイス、シジュウカラ、メジロのさえずりはずっと聞こえていました。

教えていただいて確認したのはヤマガラ、ホオジロ、コジュケイ、コゲラ、アオゲラなど。

カワラヒワ、ツバメは目視、珍しいツツドリの声が、微かだけどお腹に響くように聞こえました。

 

今回も「わぁ!」「へぇ!」な場面が目白押しの楽しい散歩でした