前回に引き続き、朱川湊人さんの本です。
本を読む前に口コミを読んだのですが、評判が悪い。
何も考えずにブックオフで買ったので、これにはちょっと驚き。
残虐なのは私も苦手なので、読もうかどうしようか悩んだのですが、
嫌になったら途中でやめればいいと思ったので、とりあえず読み始めました。
が・・結局最後まで読みました。
確かに、猫大好きな方は読まない方が良いのかもしれません。
私は猫の写真を見て可愛いと思う程度なので、
あまり想像力が働かない分、残虐な部分も読み流す感じでした。
それよりも、猫との戦いに追いつめられて狂気に走る主人公の志郎が、
気の毒にすら感じました。
集団を洗脳して操る悪い奴、
それがここでは一匹の猫であるけれども、
同様の人間もたくさんいて、
過去には特攻隊を生み出した戦時中の日本軍、
現在では自爆テロなどもその例で、
そうしたことがどれだけ愚かなことなのかを、猫の集団を通して考えさせられました。
本を読む前に口コミを読んだのですが、評判が悪い。
何も考えずにブックオフで買ったので、これにはちょっと驚き。
残虐なのは私も苦手なので、読もうかどうしようか悩んだのですが、
嫌になったら途中でやめればいいと思ったので、とりあえず読み始めました。
が・・結局最後まで読みました。
確かに、猫大好きな方は読まない方が良いのかもしれません。
私は猫の写真を見て可愛いと思う程度なので、
あまり想像力が働かない分、残虐な部分も読み流す感じでした。
それよりも、猫との戦いに追いつめられて狂気に走る主人公の志郎が、
気の毒にすら感じました。
集団を洗脳して操る悪い奴、
それがここでは一匹の猫であるけれども、
同様の人間もたくさんいて、
過去には特攻隊を生み出した戦時中の日本軍、
現在では自爆テロなどもその例で、
そうしたことがどれだけ愚かなことなのかを、猫の集団を通して考えさせられました。