私の日記帳

◆◇ベランダの多肉植物栽培日記◇◆
      &
◆◇読了した本の備忘録◇◆

『夜明けの雷鳴―医師・高松凌雲』 吉村 昭 文春文庫

2015-05-31 | 読書日記
吉村昭氏の時代小説は、何を読んでも勉強になります。
この小説は、幕末のころの医師高松凌雲のお話です。

パリの万国博覧会、函館戦争の激しさ、戊申戦争終結後の日本、
どれも今まであまり知らなかったことばかりでした。

激動の時代の中で、医師として確固たる信念を持ち、
力強くそして優しく生きた高松凌雲の志は、
今の時代の医師にも継がれているでしょうか?