『さがしもの』角田 光代 新潮文庫

「本」にまつわるストーリーばかりの短編集。新潮文庫の100冊。
作者の「本」に対する愛情やこだわりがあふれていると思いました。

「できごとより考えのほうが何倍もこわいんだ」
とは、表題作「さがしもの」の中で、私の心に残ったおばあちゃんの言葉の一部分です。

角田光代さんの本は、今までに「空中庭園」と「八日目の蝉」を読みました。
また機会があれば、別の本も読んでみたいと思っています。