Apres l'Insead

欧州へのMBA留学体験記と
その後のつつましい生活について。。。

グループワーク

2006-07-15 02:46:37 | pre-MBA @Wharton
SIIBSプログラムでは、最後の週にプレゼンテーションが行われます。
4~5人のグループが1つのテーマについて学校のデータベースを
用いて調査し、まとめあげて発表すると言う内容です。

プレゼンの仕方などもポイントの1つなんですが、
最も重要なのは、『バックグラウンドの異なる人達が集まり、
1つのテーマについて協働していくこと』なのです。

つまり、誰がリーダーシップをいつ発揮するのか、
仕事の分担はどうするのか、コンセンサスはどう取るのか、
ミーティングのスケジュールはどう合わせるのか、
そして他の仕事とどう上手くやりくりしていくのか、、、などです。

お互い、職業や文化などが全く異なる者同士、
1つの目標に向かって1枚岩になっていくのは
なかなか難しいので、そこを学ぶと言うわけです。

そのためのミーティングルームなどがMBA用の建物の中には
あちこちにあり、Whartonでは写真のような形になっていました。
Webへのアクセス、隔離された空間、電源完備など
なかなか整っている感がありますね。

まだここを使ったことはないですが、
来週辺りから使うことになりそうです。。。

Yahoo!検索

2006-07-14 13:20:34 | Others
Yahoo!での検索って、登録か何かしないとひっかからないと
今日の今日まで思っていたんですが・・・

今日、学校で友人の1人に
『そうそう、ブログ見ましたよ。』
とあっさり声をかけられました。(^^;;;

どうも他の方のブログを検索していたら、
僕のがひっかかったらしく、あっさりバレてしまったようです。

受験生の方などが検索してアクセスしてくる可能性があるわけで、
発言などにちょっと気をつけようかと(苦笑)思っている今日この頃です。。。

ケーススタディ

2006-07-13 11:32:32 | pre-MBA @Wharton
MBAと言えば、今や代名詞に近いほど有名な学習スタイルが
このケーススタディかと思います。

ケーススタディとは、過去、様々な経営者が直面した問題について
自分が経営者ならどうする?という視点で捉え、学生や教授と一緒に
ベストな解決法は何か?を議論しながら、実社会でもあらゆる状況に
対応できるようにしていく学習法です。

スクールによってこのケーススタディを取り入れている割合が
大きく異なるのが面白いところで、例えば、ざっくり言って、
・HBS(ハーバード):80-100%(?)
・Wharton     :50%
・Chicago GSB   :20%前後
とかなり異なります。

ほとんどのケースはHBSで作られており、他の大学はそれを買ったりして
使用しているのですが、Inseadは独自にヨーロッパの企業を中心として
ケースを作成していまして、HBSで使われる他大学のケースとして、
Inseadのものだけが使用されているようです。
(例えば、ルノーの日産再生計画など)

SIIBSでもケーススタディを用いた授業を取り入れてまして、
この写真のケースはP&G JapanのSK-IIブランドのグローバル化の
是非についてのケースです。

ケースの分析は、
1)まず読むことから始まり、(これがnon-nativeには時間がかかる)
2)内容を分析し、(これが一番大変!)
3)Problem, Analysis, Recommendationとまとめあげます。(もち英語)

下手すると1つのケース分析に3~4時間はかかってしまうので、
速読、飛ばし読みなどの技術を駆使しながら対応していくのですが、
まだまだ慣れておらず、へろへろになりながら取り組んでます。

HBSではケースを1日に2~3つやる場合もあると聞きますが、
そんなことしたら死にそう・・・というのが今の率直な感想です。(^^;

The Wharton School of Univ. of Penn

2006-07-12 05:54:07 | pre-MBA @Wharton
今日は授業が終わってから帰る途中、友人との会話の流れで
今通っているビジネススクール、The Wharton Schoolの旧館(?)を
観にいこうということになり、ついでにパチリと写真を撮ってきました。
#今は(多分)新館のJon M. Huntsman Hallという所で授業を受けてます。

簡単にThe Wharton Schoolの紹介をしますと、
・全米でも有数のビジネススクール(ランキングなどでは常に5指に入るほど)
・Ivy Leagueの一角であるUniv. of Pennに所属
・世界で最初のcollegiate business school(1881年設立)
 (ちなみにgraduate schoolではTuckが最初:1900年)
・最大且つ引用数もNo.1の教授陣(280人)
・Undergraduate、MBA、Ph.D、Exec.MBAのフルラインナップ
・全世界81,000人以上(140ヶ国以上)の卒業生ネットワーク
と言ったところでしょうか。

今は夏休みで学生はほとんどがインターンシップなどに行っているため、
ほとんどの教室などはガラガラの状態ですが、ここで熱い議論が
行われているんだろうなぁと思うと、やや感慨深いです。

今年の日本人MBA進学予定者は20人弱と聞いています。
まぁ、MBA全体の人数が1学年800人ほどなので、
割合としては他の学校とあまり変わらないかもしれません。

僕が進学する予定のInseadとは提携を結んでいて、
2ヶ月ほどの交換留学が可能です。
僕も将来また戻ってくる可能性もあるので、
今のうちにじっくりと下調べをしておこうと思います。

海外でのアジアンフード

2006-07-11 09:17:23 | Life @USA
海外生活も長くなれば、アジアンフードが恋しくなると言うもの。
南仏ではあまり日本食料理店を始めとするアジアンフードに
なかなかお目にかかることがなかったのですが、
ここフィラデルフィアではチャイナタウンもあるので、簡単に見つかります。

で、最近お世話になっているのがこのお店。
日本料理と韓国料理の組み合わせのお店ですが、
韓国人が経営しているので基本は韓国料理です。
(日本食はてんぷら、寿司など)
今住んでいるInternational Houseや友人が滞在しているSheratonの
目の前にあるので、ここ最近の夕食の定番コースとなっています。

アメリカンやフレンチはやはり日本人の食生活とは
異なるので、やはり毎日食するならアジアンフードかな?
というのが海外生活1ヶ月過ぎた今の感想です。
ニースで漬物やお味噌汁を1ヶ月ぶりに食したときの感動は
何者にも変えられませんね(笑)。

ところで、写真に写っているのは友人のMさんでして、
僕ではありませんのであしからず。

Coupe du Monde (Fin)

2006-07-10 06:59:27 | Others
つい1時間ほど前にサッカー・ワールドカップの決勝戦が終わりました。
こちら、アメリカでは後進のスポーツであるため、あまり街中が
盛り上がっていると言う雰囲気ではありませんが、留学生などは
結構興味深々な人達が多いので、私が今住んでいるInternational Houseでも
「皆で観戦しよう」的イベントが行われていました。

私は友人が宿泊しているSheraton Hotelの1室で見ていたのですが、
後半はもう眠くて眠くてほとんど覚えてません。。。(--;

試合はイタリアが初めてPK戦を制し、優勝しましたね。
個人的にはフランスに勝ってもらいたかったのですが、
ジダンがあのような形で終わってしまったのが悔やまれますね。
フランスではみんな、落ち込んでいるんだろうなぁ・・・

定番のメジャーリーグ観戦

2006-07-09 23:25:45 | Life @USA
ここ最近、など天気が悪くなることが2、3度あったのですが、
昨日(土曜日)は気持ちよくて、夕方はメジャーリーグ観戦に
クラスの皆と一緒に行ってきました。
フィラデルフィア・フィリーズvs.ピッツバーグ・パイレーツだったのですが、
チームのことをまるで知らなかったので、単純にベースボールを楽しんだという感じですね。

フィラデルフィアでは、4大スポーツのスタジアムが全て同じ場所に
設けられているので、地下鉄でも車でもアクセスがとても簡単です。
ベースボールスタジアムは2年前に新築されただけあって、
とても綺麗で快適な球場でした。

クラスメイトの中には、野球のルールを知らない人もいて、
教えてあげてもやはり興味が続かないのか、本を読んだりして
観戦後の飲み会に期待を持っている人もいました。(^^;

アメリカはこういったエンターテインメントが充実しているので、
そういう点では羨ましいなぁとつくづく思います。

SIIBS

2006-07-06 06:57:21 | pre-MBA @Wharton
ようやくweb環境も整い、今日からブログ更新が
少しは頻繁になるのかなぁ~?(^^;

さて、今日は僕が受講しているペンシルバニア大学のプログラム、
SIIBSSummer Institute for International Business Students)
の紹介をしたいと思います。

SIIBSとは、Univ. of Penn(ペンシルバニア大学)が設けている
いわゆるpre-MBAコースのことで、これから主に全米の各大学の
MBAコースへと進学する人で、英語が母国語でない人に向けた
準備プログラムのことです。

内容としては、
・Power-Reading(Reading力、Writing力を鍛える)
・Core Course(Case DiscussionなどMBAの授業への準備コース)
・Guest Lecture(ビジネス界の人の講演)
・Corporate Visit(企業訪問)
・Presentation(総仕上げ)
から主に成り立っていて、山のような資料の中から如何に
必要な情報のみを選び出すのか、どうやって諸外国の人達と
ディスカッションを進めていくのかなどを学んでいきます。
そういう意味では、普通の語学留学と言うよりも
本当にMBA準備コース寄りというものです。

参加者は今年は総勢40名ほどで、
・Wharton(Univ. of Penn)進学者:20名ほど
・Johnson(Cornell Univ.)進学者:10名ほど
・Goizueta(Emory Univ.)進学者:2名
・その他:数名
という内訳のようです。

国籍は主に日本人、韓国人、台湾人、中国人がいて、
残りはブラジル、アンゴラ、スペインなどから来ているようです。

話してみると、やはり日本人の英語レベルは
最低ランクのようで、遊んでばかりいないで
僕も勉強しないと・・・と痛感しているのでした。(--;;;

独立記念日

2006-07-05 15:09:41 | Life @USA
こちら(フィラデルフィア)には、ペンシルバニア大学で4週間のpre-MBAコースを
受講するためにやって来たのですが、来て早々、2日目が独立記念日と言うことで、
いきなり学校がお休みでした。(^^;

お店などもお休みのところが多く、また、街の中でも
・記念セレモニー
・パレード
・コンサート(ライオネル・リッチーが来たらしい)
・花火
とイベント盛りだくさんで、夜の花火のあとは
日本のそれと同様に帰路につく人々と車で街中は大混雑でした。

僕のほうは午前中にIndependence Hall前で開かれたセレモニーに出た後、
友人とホテルでサッカー(ドイツvs.イタリア)を観戦し、
中華街で夕食を取ってからまた友人宅で花火観戦(残念ながらビルで見えず!)でした。

写真は朝のセレモニーの様子。
フィラデルフィア市長や地元の名士などが集まって、
いかにもと言った雰囲気でしたが、ゴスペル隊やオーケストラなども揃っていて、
やや日差しが強かったのですが、アメリカの雰囲気をじっくりと味わっていました。
ラストを飾るのは"Flyover"と言う、いわゆる飛行機が頭上を通り過ぎるアレ
思っていたような戦闘機ではなかったのですが、アメリカらしいなと思いつつ、
僕も他の皆さんに混じって楽しんでいました。

明日からは本格的に授業が始まります。
早起きしないと・・・(--;

Coupe du Monde

2006-07-05 14:56:37 | Others
ちょっとアメリカへ来てweb環境が整っていないので、
更新が遅れてしまいました。。。(--;

さて、まずはサッカー、ワールドカップの話題。
既に結果は出てますが、こちら(フィラデルフィア)に来る前に
ちょうどフランスvs.ブラジル戦が行われたフランクフルトで
乗り継ぎをしてきました。

空港にもそれに関するペインティングがしてあったので、
ちょっと記念にパチリ♪と撮ってきました。
さすがに開催国。空港でも試合を見たような人達で大賑わいでした。

結果はこちらへ来てからタクシーの運ちゃんに聞いてビックリ!
後から聞くところによると、ジダンが凄かったとか?
明日(vs.ポルトガル)の試合も楽しみですね。