「ゴルフが生きがい!・・・ なんとかしたってください。」
とのドクターからの申し送り。
68歳Hさん、シングルプレーヤー。 肩腱板断裂。
Hさん曰く・・・
「気のもんやろか?? ゴルフしている時は 痛くないのよ。」
大好きなことをしていたら、痛い事も、イヤなことも、辛い事も忘れられる・・・
“気のもん”ならば、幸せなことですね。
本当にそうなのか?! 実験をしてもらいました。
真っ直ぐ立ったまま、肩の高さまで腕をあげていただきました。
この動きを肩関節の外転と言います。
肩関節は 外転90度。バンザイをすれば、外転180度です。
肘の高さや腕の高さも同じ角度です。
Hさんは 肩関節外転90度以上になると、右肩に痛みが出現します。
現状のスイングを行っていただきました。
肩関節外転角度=肘や腕が上がる角度は バックスイングでは約45度、フィニッシュでは もう少しだけ高めになっています。
しかし、痛みが出現する角度まで達していません。
ゴルフが大好き!!!という情熱が痛みを消滅させていたのではなく、痛みが出現する位置まで、肩関節が動いていなかったのです。
言い換えれば、ゴルフは 肩関節をたくさん動かさなくても良いスポーツだとも言えるでしょう。
例えば、野球では 投球動作に比べ、打撃動作は 肩関節の可動域は小さく、肩腱板を痛めていても、打てるけれど、投げる事が出来ないという事もあります。
しかし、なぜ肩腱板を痛めたのでしょうか??
(ここから長くなりますよ! 短くまとめると、肩甲骨の動きが悪い事が原因です。
詳しく知りたい方は 頑張って読んでください。)
肩の動きを説明する時、本当は 肩の関節が1つではない事を知っておかなくてはいけません。
一般的に肩の関節と呼ばれている部分は 肩甲上腕関節Ⅲ=上腕骨④の骨頭がある部分。
上腕骨④+肩甲骨③=肩甲上腕関節④の土台になる部分が肩甲骨③+胸郭①=肩甲胸郭関節Ⅳ、この土台の可動性が悪い場合に肩甲上腕関節Ⅲ=腕を動かして、可動域を稼ごうとするのですが、土台の肩甲骨③は い座ったままのいてくれないので、肩甲骨と上腕骨を結ぶ筋肉の腱(腱板)で衝突を起こしてしまいます。
(肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の動きは密接に関連しており、腕を上げる動作の約2/3を肩甲上腕関節で、約1/3を肩甲胸郭関節で行っていると言われています。すなわち、腕を90度あげたときには、上腕骨は肩甲骨に対して60度しか上がっておらず、残りの30度は肩甲骨そのものが傾いて、見かけ上、90度上がっているように見えます↓)
ゴルフスイングでは 腕を高く上げなくて良いので、腕は動かさず、肋骨の上で背骨⇔肩甲骨⇔上腕骨=肩甲胸郭関節が内側(肩甲骨内転)や外側(肩甲骨外転)へ、そして引き下げて(肩甲骨下制・下方回旋)肩甲骨をスライドさせる事が大切です。
しかし、この肩甲胸郭関節の動きが悪くなると、肩甲上腕関節に負担をかけてしまい、傷める事になります。
また、猫背で姿勢が悪い場合は 肩甲骨周辺の筋肉は既に硬くなり弱くなっているので、肩甲骨がスライドできません。
姿勢改善=体幹機能改善、肩甲骨の動きを改善、股関節のパワーアップをHさんには 頑張っていただきます。
Hさんは 腰痛もあり、腹筋が弱い、股関節や体幹も硬い!?
このプログラムをして頂いて、腰痛改善、ゴルフスキル、飛距離アップのおまけもつけていただけるよう、頑張りましょう。
・・・肩の動き、ちょっと難しかったですか?
私は 肩の動きについてゴルフの本を見ると、頭が混乱します。
初めてゴルフを習った時も、解剖学的用語を使ってくれれば、もっと理解できるのにな~と思いました。
「肩を回す」
・・・どないするねん?!
ってね。
とのドクターからの申し送り。
68歳Hさん、シングルプレーヤー。 肩腱板断裂。
Hさん曰く・・・
「気のもんやろか?? ゴルフしている時は 痛くないのよ。」
大好きなことをしていたら、痛い事も、イヤなことも、辛い事も忘れられる・・・
“気のもん”ならば、幸せなことですね。
本当にそうなのか?! 実験をしてもらいました。
真っ直ぐ立ったまま、肩の高さまで腕をあげていただきました。
この動きを肩関節の外転と言います。
肩関節は 外転90度。バンザイをすれば、外転180度です。
肘の高さや腕の高さも同じ角度です。
Hさんは 肩関節外転90度以上になると、右肩に痛みが出現します。
現状のスイングを行っていただきました。
肩関節外転角度=肘や腕が上がる角度は バックスイングでは約45度、フィニッシュでは もう少しだけ高めになっています。
しかし、痛みが出現する角度まで達していません。
ゴルフが大好き!!!という情熱が痛みを消滅させていたのではなく、痛みが出現する位置まで、肩関節が動いていなかったのです。
言い換えれば、ゴルフは 肩関節をたくさん動かさなくても良いスポーツだとも言えるでしょう。
例えば、野球では 投球動作に比べ、打撃動作は 肩関節の可動域は小さく、肩腱板を痛めていても、打てるけれど、投げる事が出来ないという事もあります。
しかし、なぜ肩腱板を痛めたのでしょうか??
(ここから長くなりますよ! 短くまとめると、肩甲骨の動きが悪い事が原因です。
詳しく知りたい方は 頑張って読んでください。)
肩の動きを説明する時、本当は 肩の関節が1つではない事を知っておかなくてはいけません。
一般的に肩の関節と呼ばれている部分は 肩甲上腕関節Ⅲ=上腕骨④の骨頭がある部分。
上腕骨④+肩甲骨③=肩甲上腕関節④の土台になる部分が肩甲骨③+胸郭①=肩甲胸郭関節Ⅳ、この土台の可動性が悪い場合に肩甲上腕関節Ⅲ=腕を動かして、可動域を稼ごうとするのですが、土台の肩甲骨③は い座ったままのいてくれないので、肩甲骨と上腕骨を結ぶ筋肉の腱(腱板)で衝突を起こしてしまいます。
(肩甲上腕関節と肩甲胸郭関節の動きは密接に関連しており、腕を上げる動作の約2/3を肩甲上腕関節で、約1/3を肩甲胸郭関節で行っていると言われています。すなわち、腕を90度あげたときには、上腕骨は肩甲骨に対して60度しか上がっておらず、残りの30度は肩甲骨そのものが傾いて、見かけ上、90度上がっているように見えます↓)
ゴルフスイングでは 腕を高く上げなくて良いので、腕は動かさず、肋骨の上で背骨⇔肩甲骨⇔上腕骨=肩甲胸郭関節が内側(肩甲骨内転)や外側(肩甲骨外転)へ、そして引き下げて(肩甲骨下制・下方回旋)肩甲骨をスライドさせる事が大切です。
しかし、この肩甲胸郭関節の動きが悪くなると、肩甲上腕関節に負担をかけてしまい、傷める事になります。
また、猫背で姿勢が悪い場合は 肩甲骨周辺の筋肉は既に硬くなり弱くなっているので、肩甲骨がスライドできません。
姿勢改善=体幹機能改善、肩甲骨の動きを改善、股関節のパワーアップをHさんには 頑張っていただきます。
Hさんは 腰痛もあり、腹筋が弱い、股関節や体幹も硬い!?
このプログラムをして頂いて、腰痛改善、ゴルフスキル、飛距離アップのおまけもつけていただけるよう、頑張りましょう。
・・・肩の動き、ちょっと難しかったですか?
私は 肩の動きについてゴルフの本を見ると、頭が混乱します。
初めてゴルフを習った時も、解剖学的用語を使ってくれれば、もっと理解できるのにな~と思いました。
「肩を回す」
・・・どないするねん?!
ってね。
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