久しぶりにパソコンから更新します。
今日は【こどもの日】
考えてみれば、子どもの頃【こどもの日】に対する感謝の念ってなかった。
鯉のぼりとか、柏餅も俺のモチベーションをそれほど上げるでもなく、次に近い自分の誕生日を指折り数えていた。
それとGWが嬉しかっただけ。
でも、自分が親になってみて鯉のぼりの意味とかを知るにつれて、愛情が有難かったと思えた。
避難所の子ども達は、すごく明るい。 それこそ想像も出来ないような恐怖や悲しみを体験、経験してるはずなのに。
それを思うと胸がいっぱいになる。
本当に少しだけかもしれないし、有難がって食べてもらう気もない。
やってあげたかったから、一方通行で構やしねぇ。
少しずつでも集めればこんなにすごい量になる。
九二四四氏から、
「了くん。こどもの日さ、ケーキとかやってあげたいんだよね。」
と言われたのが始まり。
ケーキでは行き渡らせるのに限界もある。
圧倒的な物量が必要だし、好き嫌いもある。
「日持ちのする、ポッキーとか駄菓子とか、箱に入ってるような【子どものお菓子】を呼び掛けよう。俺は正直、ケーキよりコアラのマーチの方が喜ぶと思う。お菓子の家企画。俺は絵本を見て、本当に夢のようだと思っていました。教室をお菓子の家にしたい。」
ケーキ屋に言う話じゃないと思ったが、
「ほんとだね!」
と軽く承諾。
あれ?プライドは?と思っていたら、
「俺が子どもの時でもそうだわ。親切の押し売りはやめよう。ありがとう。」
そのようにして、お菓子集めが始まりました。
本当に凄い量だった。
皆の気持ちに泣けてくる。
その賛同してくれた人達に伝えたいのはその行事の様子の写真ではなく、子ども達の表情だ。
結果報告は、景色ではなく気持ちや心を伝えたい。
「やったよ」
ではなく、
「こういう顔してくれた。」
の方が、俺は嬉しい。
そういう写真が撮れていればいいなぁと思います。
100%は伝わらなくても、少なくとも俺はそういう気持ちで報告を返す事が誠意だと思っています。
ありがとう。
「これは、どういうふうにおいしいの~?」
「あっちはなんだろう?あっちがいい。」
「おかしだらけ!おかししかない!」というワクワクし過ぎて、ただ歩き回る女の子の背中。
「おにいちゃん、ずるい!」
「まだ、いっぱいあるよ。」
このお兄ちゃん。
「今、おばあちゃんが片付けに行ってるんです。おばあちゃんにも少し頂いてもいいですか?」
と聞いてきた。なんて確りしてるんだ。
「あたりまえだ!お前のおばあちゃんも昔こどもだったからな!」
と言って、脇をくすぐってやった。
スゲーひかれた。
子どもは状況を悟る。
俺はそうだった。
皆もそうでしょう?
記憶はいつしか置換される。
当時は意味が分からなくても、そのうちきっと良いも悪いも分かってしまう。
大人は、全員が教育者でなくてはならないと思う。
正しく聞いて、正しく考えて、正しく判断してあげる。
子ども達が興味を持ったその瞬間の回答が大切だと思う。
「雲はどうやって出来るのか?」
正しく答えてあげられれば、子どもはいつか科学者になるかもしれない。
「なんでだろうね?わかんない。」
と言うのは簡単。
でももっと簡単な事は、分からなければ一緒に調べることだ。
面倒臭がらずに接していく事で、俺たちは復旧を、彼等は復興を担うことになる。
大自然の前に、俺たちは歯が立たなかったけど、英智を育て上げ無敵な街創りをするには彼等の協力が絶対に必要。
10年後、15年後。
彼等と共に僕らはまだ働いているはず。
そっ啄(漢字の変換がPCでは出来ない。)
という言葉がある。
ヒナが出ようとした瞬間に、母鳥が外から殻をつつき割ること。
師家と修行者との呼吸がぴたりと合うことです。
その出ようという瞬間やまたとない機会は「興味」そのものに他ならない。
そして、愛情や寂しさのサインを見逃さない事だとも思う。
俺はそう思う。
子ども達の為に、本当にありがとうございました。
逆に俺たちの心が救われたような一日になりました。
皆のお陰だと、心から思っています。
ありがとう!
それと、先日の泣かしてしまったSmile for birthday.
見えますか?
涙が・・・。
ひしっとお母さんにしがみついてるし・・・。
でも、ケーキの魔力は興味をひいた。
ナイス九二四四!
「かわりに僕が消してあげる!」
偉いぞ兄ちゃん!
本当におめでとう。
ゆっくり大きくなってね。
よかったなぁ無事で!
それと、我妻が誕生日だったから特別に、仕方なく、渋々ではあるが・・・。
おめでとう。
オッサンの勇気や実践力が犬達230頭を救ったと思う。
根底にはゆきえさんの事があるけど、いつも俺たちは一緒にやれていて、いい仲間だと思っている。
人助けに理由はいらない。
もう少し、続けよう。
おめでとう。
バカボンのパパと同じ。
41歳の春です。カッカッカ。
俺からだ。食べな。
これからも、色々とあるだろうし、予定通りには進まねぇのが人生だ。
それでいいと、俺は思う。
頑張ろう。
仕方ねぇじゃんか。起こったことは。
とにかく、皆どうもありがとう。
永遠に笑顔が続く事なんて無理だ。
ただ、その一瞬一瞬の笑顔を連発させるのは出来んじゃねぇの?
俺はそう信じてる。
やるっきゃねぇ。
なぁタケチン。
いつも俺の側にいてくれて、ありがとう。