季節が

昨年の今日。
九二四四先輩とタケチンを誘い、松島まで歩いた。
九二四四はまだ準備段階で、
「了くんとアホが出来る最後の機会だから。最後じゃなくても、開店したらしばらく行けなくなるから。」
と松島まで歩く事に付き合ってくれた。
タケチンは、一昨年のヒッチハイクに参加出来なかった事が悔しかったらしく、無理矢理に店を任せて出てきた。
大雨に降られて、何度も途中でやめようと思ったが、やり通した。
仲間がいるということの大切さを学んだ。
歩く事やヒッチハイクに特に意味はない。
特に意味はないが、大きな変化が心に生まれる。
小さな事に感謝をするようになる。
歩道や街灯ですら感激したし、百円の重みや、食い物を大切にするようになる。
全部当たり前の事だけど、俺は出来てなかった。
人に親切にされて、多少誰かに優しくもなった。

毎年、誕生日前に苦行みたいに成長を狙い、且つ普段の生活への感謝を心掛けたが、今年はそれの半端じゃない版になってしまった。

なんか、本当に辛かったけど、悔しかったけど、仲間がいたからやり遂げられた。
これからもやれるはず。

32年間のご愛顧、本当にありがとうございました。
明日から33年目。

電気が点くってことが、食べ物が買えるってことが、水が出るってことが…

そんな、何でもない日々が当たり前ではなく【素晴らしい日々】なのだと忘れない毎日を365日間過ごしたいと思う。

病気で死んだ友人が言ってた。

【一年は十日が36回】

あっという間な訳だ。
季節が、何も関係ない感じで存外速い速度で変わる。
季節が変わると置いてきぼりになったみたいだ。
あの日から、何かが止まってんのは皆もだろうか？


産んでくれてありがとう。
とお袋に言うべきだな。

ありがとうございました。

頑張ります。

Smile for birthday 女川

ナビに出ないエリアで、迷いまくりながらも、なんとか着いた！

いぎなり(※１)喜んでた！
自宅が流されて、ケーキなんて諦めてたということ。
お母さんの方でした。
「新聞の人？間に合わせてくれたんですか？！」
「へい。」
「すご～い！やった～！」

いいね。
九二四四先輩とタケチンと俺の三人ですが、泣かれることもなく最高の笑顔を見せてくれたんだ。
年齢なんて関係ない。
女の子みたいに喜んでたぜ。
娘や息子も超笑顔。

逆に俺達が嬉しくなって笑ってた。
寂しい顔したお母さんなんて嫌だ。
お母さんがニコニコしてれば、子ども達も嬉しかろう。
お母さん、頑張ってね！
明日は四件届けます。

良かった。

ばんがり(※２)行くべ！

※１
たいそう、とてもの仙台弁
※２
気合い入れて、ガンガン、ビシビシみたいな意味合いの仙台弁(沿岸)

アンカー、頑張ってるよ～。
皆、ありがとう！
眠くなってきた。
32歳、終盤戦散々だったけど最後の日。
良かったなぁ。

トイレ

我ながら素敵なトイレに仕上がっていると思う。
暗いのは携帯カメラがしょぼいから。

早くやって女川さ行かねぇと！

ポジティ部

朝イチ打合せ終了。
アヴァンギャルドに向かいデザイン打合せ～工事を指示、女川にケーキとひきつった笑顔を届けます。
前回泣かせたからな～
ちゃんとしよう。
【ちゃんとしよう2011】
アヴァンギャルドの新コックが壁紙を剥がしている。
得意な料理を聞いたら、パスタっすかね。とのこと。
「おう、スパゲッティか！俺はミートソースとナポリタンしか知らねぇ。」
と言ってやった。
硬派です。

さぁ皆、今日も頑張ろう。
会いたい人には会っておけ！
それが一番の防災意識だと俺は思う。
もう後悔はしたくない。
耐えて我慢してる子どもがいっぱいいる。
笑わせてやろうと思う。
ポジティブに行こう。
ポジティ部という部活もある。
部長は我妻です。
彼はポジティブだ。
部員募集。
さぁ、やるっきゃねぇ。

今日も生きた。

午前中、交宣さんと打合せ。
ヨコチ…ヨコシンさんや、藤原さんが勤める、明るい会社です。
二人共、あのスコップ団の団員です。
ゆうと君のお父さんと昨年は、こんなに仲良くなるなんて誰も思わなかった。
人生って不思議ね。
ゆうと君が引き合わせてくれたとしか思えない。
やるなぁ、彼。
もっとシリアスな人だろうと思ってたけど、状況がシリアスだっただけで、本当に明るく愉快な、ふざけた人達でした。
震災の影響はあちらこちらに爪痕を残しており、７年間続いた仙台の子ども達のイベントが存続の危機に。
だから団長、助けて町内会！
そんな内容の打合せがメインでした。
八割は雑談でした。
写真はその様子。
ヨコシンさんが撮影したので、ヨコシンさんは写ってません。
藤原さんが右奥の方です。
【みんなスーツなのに、アンタは私服？】
はい。いつもです。
もう少し暑くなると下駄かサンダル履きになります。
真剣に打合せをしてる時の写真って中々ないから嬉しかった。
頑張らないと、破産するからな。
精一杯やります。
投げ打つ私財など、もう何もないわい。
俺はやるぜ。
昼からテレビの取材。
この頃、新聞の影響でマスタージーベックがてんやわんやだということをまだ知らない。
アヴァンギャルドを破壊してるシーンを撮影されて、クルーは九二四四へ。
俺は破壊神と化して、内装の下準備をしまくりました。
５時まで作業して、タケチンと九二四四へ。
一服してから、栗駒のキャノラインジーンズ工場へ。
よっつん、愛してる。
ジーンズ、いやジーパンありがとう。
夜８時位にようやくマスタージーベックの山添社長(ミポリン)と連絡がついた。
「疲れた～…」
彼女の声から、よっぽどの反響だったんだろうなぁ、と察した。
「ありがとう！」
それしか言えない。
いやはや、連絡先を携帯にしないで良かった～！
逆に迷惑をかけてしまう事になるところでした。
みほさん、ありがとね。
ホントに。

明日は、朝イチでドックウッドでNPO立ち上げの打合せ→アヴァンギャルドのカウンター作成→交宣さんの企画を思案→女川にケーキを届けながら取材をされて→仙台さ戻って打合せ。
忙しくなってきた！
震災前の記事みたい！

今日も全力で生きた。
明日もそうするしかないな。
やるしかないな。
生きてんだから。

皆も、バーニング！