からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

やまとは恋のまほろば

2023年08月04日 11時23分00秒 | 今読んでるもの
「お久しぶりです。
アホみたいに暑い日々が続いておりますが、皆様体調崩してませんかー。

さて久しぶりにハマって読んでるものを紹介します。
「やまとは恋のまほろば」
少女漫画です。
古墳✖️大学のキャンパスライフ✖️ぽっちゃり女子の恋模様?
というちょっと変わった組み合わせです。
舞台が関西圏なので、作中では関西弁が多用されており、その点好みが分かれるかもしれません。
ざっくりしたあらすじは…
ぽっちゃり女子の三和穂乃香は、一緒に入学した親友が大学デビューして綺麗になっていくことに引け目を感じ、また新しく友人になったゆるふわ美人女子と親友ばかりが仲良くなり、自分は「ごまめ」(みそっかす?よく分からない)だと卑屈になっていた。
ゆるふわ女子から合コンに誘われて出席するが、あからさまに男性陣にはガッカリされ
「あれはないわー」と噂されているところに出くわし、
「耐性あるんで。前方後円墳呼ばわりされるくらいが通常なんで」
と淡々と述べる穂乃香。
彼女は大学のサークルの古墳研究会に入っているのでこのセリフが出てきます。
その研究会には2人の男子が所属しており、うち同期の飯田くんの事を好きになるのだが…という感じです。

正直4巻までは特段面白く思って無かったです。
ちょっとモノローグの使い方が独特で、「これ今どういう感情なのかな??」と分かりにくいシーンもあり、古墳にもそれほど…って感じでしたので。
それが5巻で主人公とは異なる人物に視点が変わり、それまでのシーンの見方がガラッと変わりました。
5巻を読んだ後、1巻から読み返したのですが、
「あーこの時こんな風に感じてたのかー!」とグッと来る事度々。
思うに、かなり細かい所まで作者さんは考えて描いてたのかなと思います。
なんか話の進め方がミステリー小説に似てる気がしました。
4巻までで見切ってしまった人もいるかもしれませんが、もしいたら、5巻を読んでみてーと言いたいです。


4巻、サークルメンバーで古墳公開に訪れた時のワンシーン。
なんとなく好きなシーンです。
なんか、リアルにいそうなんですよね。この人達が。


4巻まではぽっちゃり女子がイケメンに都合よく思われて…またその手のご都合漫画かなぁと思って読んでいましたが、まあ多少その傾向はありますが、5巻を読むと私は少し納得できました。そういう理由で惹かれる事はあるかもなと。
あと私は今関西弁が恋しくなっており、この漫画の柔らかい関西弁(奈良弁?)がとても響いたのも身びいきにつながってるかもーと自己分析しております。

ウェブの更新が楽しみです。




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