からすま日記

マンガ家挫折者、食いしん坊、の
マイペースな日記です。

鹿の王 水底の橋

2019年05月25日 13時21分59秒 | 今読んでるもの


上橋菜穂子さんの著作「鹿の王」の続編です。
鹿の王に出てきた副主人公?医師のホッサルが、こちらでは主人公になっています。

物語のあらすじは・・・
アカファの施療院で医師の仕事をしているホッサルと助手で恋人のミラルは、一緒に働いている青年の姪の病を診るため、彼の故郷を訪れることに。
そこで次期皇位継承のはかりごとに巻き込まれ・・・。
という感じです。
ネタバレになりますが、皇位継承のゴタゴタはお終いの方だけで、医療についての描写の方が多かったと思います。

ホッサルとミラルが好きだったので、その後の2人のお話が読めて嬉しかったです。
護衛のマコウカンが、2人が仲良く仕事しているところを微笑ましく見守っていたり、2人の将来について考えてため息ついたりしていて、まるで母親のようで可笑しかった(*^^*)
やっぱり上橋菜穂子さんの書く物語は、出てくる人達がとても生き生きしています。
ごはんやお菓子の描写も相変わらず美味しそうでした。