お2階のコーギー

コーギーのアンディーのお出かけや普段の様子について書いています。

角膜上皮障害

2016年08月30日 23時08分57秒 | 角膜上皮障害

 

今ジャッキーの両目は充血があり目やにが多く出ています。

特に右が良くないです。

 

8/17にかかりつけ医でジャッキーの眼を診ていただいた結果を

8/21の日記に書きましたが

8/25に大学動物病院の先生に改めて診ていただきました。

 

診断によると右眼の一部に見られた「ちょっと強い傷」は治ってきて

眼全体に浅い傷がみられるそうです。

ちょっと強い傷ですがもしも放射線があたって出来た傷ならば

点眼薬で現状のように治りはしなかったそうなので

放射線があたった傷ではないそうです。

ちょっと安心しました

 

ではいったい何故傷が出来たのか?

状態としては特に右眼の角膜がもやっとしているのですが

皮膚でいうと肌荒れを起こしている感じだそうです。


              ↑ この辺りが肌アレ状態で白っぽいのです。

 

こういう状態になった理由ですが

ジャッキーは上手く瞬きができていないからだそうです

涙の量はそんなに悪くはないそうですが


瞬きが上手く出来ていないので 涙の膜をうまく作れず

油の層も作れないので 角膜に傷がついたそうです。

 

そういえば放射線後、

寝ていても目を開けて寝ることが多いのかも?というのを思い出しました。



では、なぜ瞬きが上手く出来ていないか、

その原因のひとつに放射線を打つとその影響でマイボーム腺を含めて

分泌腺がだんだんやられてきちゃうことがあるからだそうです。

マイボーム腺とは

写真:参考資料

瞼上下の淵にある穴の事で 油を分泌して涙の蒸発を防ぐ役目があります。

マイボーム腺は瞬きをすると油が出てくる仕組みです。人もワンコも同じです。

① 通常:   瞬きする⇒マイボーム腺から油が出る⇒眼が潤う

②ジャッキー: 瞼が閉じない⇒マイボーム腺から油が出ない又は油の質が落ちる⇒涙が蒸発する⇒眼が乾燥して眼に傷が出来る

だそうです。

 

↓ジャッキーの瞼をめくった画像です。

黄色く囲った部分の下側にプツプツと穴が無ければならないのに

ジャッキーの瞼の際には 

マイボーム腺(へっこみ)が中央あたりに一個しかありせん

 

つまり冒頭に書いた目やには

放射線の影響などで瞬きが上手く出来無い⇒涙が流れなくてとどまる(濃縮)⇒目やにになる ということらしいです。 

そして充血は

 

本来の涙の役割が上手くできない 角膜が栄養不足になる

⇒角膜に血管を送ろうとする⇒結膜が充血をする ということらしいです。

 

 

 

ではこれからどうしていくか。

今後は 点眼薬で傷の治りをよくしてあげて

油が良く出るように強制的に手で瞬きさせることが大事だそうです。

 

まずは ①眼を温めて(油がよく溶けるから)⇒

嫌な予感がするなぁ

 

 

やっぱり・・

 

⇒②マッサージをして(目を閉じさせる)⇒⇒油を出させる⇒

 

やめて。。

 

 

 

③目薬をさす。を続けていかなければなりません。

大学動物病院で処方されたのはヒアレインミニ点眼薬です。

防腐剤が入っていなくて使い切りタイプです。

一個に4滴から6滴しか入っていません。少々お高めです

 

防腐剤入りの点眼薬は一時的な使用なら問題ないそうですが

ジャッキーのようにずっと使い続けていく場合は

防腐剤が入っていないものがよいそうです。

かかりつけ医で処方されたヒアルロン酸ナトリウムPF点眼薬0.1%も

防腐剤が入っていないのでOKだそうです

 

色々試してみて 使いやすい点眼薬を選んでいきたいと思います。

 

 

因みにジャッキーの場合放射線を右の鼻に照射しているので

眼への障害が右眼に出たのですが

左眼も障害が出やすいので 左も悪くなっていく可能性があるそうです。

なので両目に点眼します。

 

 

目薬をつけて一週間で良くなってきているので 

今後、それをどこまでキープできるか

どれくらい抑えていけるかというのが課題になります。

目薬さんとはずっ~と上手く付き合っていかなければならないようです

目薬をさすと目頭がガビガビになっちゃうから

かあちゃん、しっかりケアしてね♪