憧れのスペイン5 <セビーリャへ>

2011-09-23 | スペイン
夕方、セビーリャの街に入りました。
道路においてある電光掲示板は18:40、34℃を示しています。


英雄エル・シッドの騎馬像と、奥に見えるのはカルメンとドン・ホセが出会った旧タバコ工場です。


普通の道路で観光馬車が信号待ち。 後ろに乗用車が待っています。


セビーリャの闘牛場です。ポルトガルの闘牛は数人で牛を倒すのに対し、スペインの闘牛は牛と人間が1:1で戦い、最後は牛を殺します。


闘牛場の前にはマタドールの像がありました。


今日はタブラオを見ながらのディナーです。タブラオのお店は闘牛場の隣にありました。


中には牛の剥製 この子は隣で殺されたのかしら・・・

この下でディナーです。

スープ、カレーカップヌードルみないな味のポークソテー(ビーフじゃなくてよかった)、デザートは巨大メロンの輪切りです。






タブラオは想像していたフラメンコとはちょっとイメージが違ったような。でも凄い迫力で、そのタップはもう地団駄踏んでいるみたい。


2時間近いショーが終わって外へ出ると、まだ少し明るい空でした。
歩道はショーを見ていた人達でいっぱいです。


お店の近くには黄金の塔がありました。



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憧れのスペイン4 <メスキータ>

2011-09-23 | スペイン
お昼。程よくお腹も空いてきた頃、コルドバに到着です。
グアダルキビル川の対岸にメスキータが見えます。憧れだったんだ~


ローマ橋のたもとには要塞としてのカラオーラの塔。中は歴史博物館になっているそうですが、入りません。


メスキータの全景。240年もかけて建て増しに建て増しを繰り返したメスキータは、外から見ても複雑な感じです。


ローマ橋の途中にはラファエルちゃん でも、ちょっとハゲっぽい

なんて、不謹慎なこと言ってごめんなさい。

まずはレストランに向かいます。


このお店でオックステールシチューを頂きます。


レストランの中には明り取りになるパティオがありました。


最初にでたのはトマトの冷たいスープ、サルモレホ。ガスパチョの仲間のようですが、違いが分りましぇん


そしてメインのオックステールシチュー。。。 想像とかなり違ってましたが、尻尾は軟らかかったです。


いよいよメスキータに入ります。とは言っても、入口がみんな塞がれていて、歩けど歩けど中に入れません。メスキータ広すぎです。


左側がメスキータです。


サンタ・カタリナ門から中に入ると、木の間からアルミナールの塔が見えました。


シュロの門から中に入ると、ほとんど窓が無く明り取りの格子が一部あるのみ。


薄暗い感じの中に、よくパンフレットで見るメスキータの景色が広がっています。
赤と白のアーチを円柱が支えて、まるで円柱の森、奥が見えません。


幅130m奥行き180mのメスキータには約850本の柱があり、25000人の信者を収容できたというから驚きです。


アーチの奥にはミフラブがあります。これはメッカの方向を示しているのだとか。




そしてミフラブの天井です。


薄暗い円柱の森を進むとと、突然明るい場所が
内部の作りがまったく違います。


イスラムのアーチの中に、キリストの像がかけられていて、奇妙な融合


もともとキリスト教の聖堂があった場所をモスクにして増築し、さらにキリスト教徒に征服されると、再び聖堂として使用されたそうです。なので、中心部はキリスト教の教会になっています。
アーチを回りこむとパイプオルガンが見えました。


現れました一際明るい中央礼拝堂です。


その向かい側には聖歌隊の席があります。109のマホガニーでできた椅子が輝いていました。




中央祭壇と聖歌隊席の間の袖廊です。明り取りの窓から軟らかい光が差し込んでいます。


増築を繰り返し、宗教までもコロコロと変わったメスキータ内部は、バロック、ゴシック、アラベスク…天井も色々な形式がごちゃ混ぜになっています。




メスキータの一番奥まった所にはサンタ・テレサ礼拝堂と宝物殿があります。




宝物殿の聖体の顕示台。純金です。もうピッカピカ


宝物殿の天井


ぐるっと内部を回り、どこまでも続く柱の森を抜けてシュロの門へ向かいます。




外のパティオではオレンジが木になっていました。






メスキータを後にして、花の小道へ向かいます。
白い壁にプランターに入った赤い花が両側に飾ってある細い路地です。
ん~、この花うちのプランターと同じ。。と、よく見ると、小道の向こう側にアルミナールの塔があるじゃないですか 観光スポットの理由がわかりました。


細い路地をくねくねとユダヤ人街へ入っていきます。今ではユダヤ人は住んでいないそうです。


こんな看板もありました。全然意味わかりません。


路地をくねくね進むと景色がどんどん変わっていきます。これも多民族が共存していたコルドバならなのでしょうか。
右に見えるのはキティちゃんの看板です。世界中どこに行ってもキティちゃんはいますね


かなり奥まで来た気がします。もう地図を見てもどこを歩いているのか???
これは大学の入口


大学の中庭です。夏休みなのか、人が見あたりません。


この人はポリスマン 道が狭いので自転車でパトロール。
日本のおまわりさんも自転車で巡回しているけど、なんか全然イメージが違うぞ


やっとメスキータの所へ戻ってきました。
集合場所は黄色いポスト。赤いポストとどっちが目立つのかしら


せっかくスペイン語を特訓してきたのに、まだほとんど話していません。
ってことで、水分補給。も兼ねてカフェにはいりました。


お店の床はピッカピカで、外の景色が反転して写ってます。


コーヒーは苦手なのですが、ここは一つアイスコーヒーを頼んでみようと、カフェ・コン・ジエロ-Cafe con hieloを注文です。
アイスコーヒーと言っても、熱いエスプレッソとグラスに入った氷が出てきて、自分で勝手にエスプレッソをグラスに注いで冷やして飲みます。

水分補給を済ましてグアダルキビル川の方へ二人でお散歩です。
遠くにトリウンフォ・デ・サン・ラファエルの塔が見えます。


インフォメーションセンターがありました。


中はとても素敵でした。 地図やパンフレットをもらって先へ進みます。


観光用の馬車 これで目見えるのかしら


トリウンフォ・デ・サン・ラファエルの塔です。天辺にはちょっとカッコいいラファエル


これもメスキータのサン・ミゲルの門なのですが、やはり閉められています。
出入口は私達が入ったサンタ・カタリナの門と免罪の門しかありません。


集合場所近くのカフェを覗くと、カウンターにハモンが沢山ぶら下がっていました。


川の対岸からです。右にローマ橋、プエンテ門、その後ろはメスキータ、中央にラファエルの塔を見ながら、コルドバを後に、今夜の宿泊地セビーリャヘ向かいます。


















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