お昼。程よくお腹も空いてきた頃、コルドバに到着です。
グアダルキビル川の対岸にメスキータが見えます。憧れだったんだ~
ローマ橋のたもとには要塞としてのカラオーラの塔。中は歴史博物館になっているそうですが、入りません。
メスキータの全景。240年もかけて建て増しに建て増しを繰り返したメスキータは、外から見ても複雑な感じです。
ローマ橋の途中にはラファエルちゃん
でも、ちょっとハゲっぽい
なんて、不謹慎なこと言ってごめんなさい。
まずはレストランに向かいます。
このお店でオックステールシチューを頂きます。
レストランの中には明り取りになるパティオがありました。
最初にでたのはトマトの冷たいスープ、サルモレホ。ガスパチョの仲間のようですが、違いが分りましぇん
そしてメインのオックステールシチュー。。。
想像とかなり違ってましたが、尻尾は軟らかかったです。
いよいよメスキータに入ります。とは言っても、入口がみんな塞がれていて、歩けど歩けど中に入れません。メスキータ広すぎです。
左側がメスキータです。
サンタ・カタリナ門から中に入ると、木の間からアルミナールの塔が見えました。
シュロの門から中に入ると、ほとんど窓が無く明り取りの格子が一部あるのみ。
薄暗い感じの中に、よくパンフレットで見るメスキータの景色が広がっています。
赤と白のアーチを円柱が支えて、まるで円柱の森、奥が見えません。
幅130m奥行き180mのメスキータには約850本の柱があり、25000人の信者を収容できたというから驚きです。
アーチの奥にはミフラブがあります。これはメッカの方向を示しているのだとか。
そしてミフラブの天井です。
薄暗い円柱の森を進むとと、突然明るい場所が
内部の作りがまったく違います。
イスラムのアーチの中に、キリストの像がかけられていて、奇妙な融合
もともとキリスト教の聖堂があった場所をモスクにして増築し、さらにキリスト教徒に征服されると、再び聖堂として使用されたそうです。なので、中心部はキリスト教の教会になっています。
アーチを回りこむとパイプオルガン
が見えました。
現れました
一際明るい中央礼拝堂です。
その向かい側には聖歌隊の席があります。109のマホガニーでできた椅子が輝いていました。
中央祭壇と聖歌隊席の間の袖廊です。明り取りの窓から軟らかい光
が差し込んでいます。
増築を繰り返し、宗教までもコロコロと変わったメスキータ内部は、バロック、ゴシック、アラベスク…天井も色々な形式がごちゃ混ぜになっています。
メスキータの一番奥まった所にはサンタ・テレサ礼拝堂と宝物殿があります。
宝物殿の聖体の顕示台。純金です。もうピッカピカ
宝物殿の天井
ぐるっと内部を回り、どこまでも続く柱の森を抜けてシュロの門へ向かいます。
外のパティオではオレンジが木になっていました。
メスキータを後にして、花の小道へ向かいます。
白い壁にプランターに入った赤い花が両側に飾ってある細い路地です。
ん~、この花うちのプランターと同じ
。。と、よく見ると、小道の向こう側にアルミナールの塔があるじゃないですか
観光スポットの理由がわかりました。
細い路地をくねくねとユダヤ人街へ入っていきます。今ではユダヤ人は住んでいないそうです。
こんな看板もありました。全然意味わかりません。
路地をくねくね進むと景色がどんどん変わっていきます。これも多民族が共存していたコルドバならなのでしょうか。
右に見えるのはキティちゃんの看板です。
世界中どこに行ってもキティちゃんはいますね
かなり奥まで来た気がします。もう地図を見てもどこを歩いているのか???
これは大学の入口
大学の中庭です。夏休みなのか、人が見あたりません。
この人はポリスマン
道が狭いので自転車でパトロール。
日本のおまわりさんも自転車で巡回しているけど、なんか全然イメージが違うぞ
やっとメスキータの所へ戻ってきました。
集合場所は黄色いポスト。赤いポストとどっちが目立つのかしら
せっかくスペイン語を特訓してきたのに、まだほとんど話していません。
ってことで、水分補給。
も兼ねてカフェにはいりました。
お店の床はピッカピカで、外の景色が反転して写ってます。
コーヒーは苦手なのですが、ここは一つアイスコーヒーを頼んでみようと、カフェ・コン・ジエロ-Cafe con hieloを注文です。
アイスコーヒーと言っても、熱いエスプレッソとグラスに入った氷が出てきて、自分で勝手にエスプレッソをグラスに注いで冷やして飲みます。
水分補給を済ましてグアダルキビル川の方へ二人でお散歩です。
遠くにトリウンフォ・デ・サン・ラファエルの塔が見えます。
インフォメーションセンターがありました。
中はとても素敵でした。
地図やパンフレットをもらって先へ進みます。
観光用の馬車
これで目見えるのかしら
トリウンフォ・デ・サン・ラファエルの塔です。天辺にはちょっとカッコいいラファエル
これもメスキータのサン・ミゲルの門なのですが、やはり閉められています。
出入口は私達が入ったサンタ・カタリナの門と免罪の門しかありません。
集合場所近くのカフェを覗くと、カウンターにハモンが沢山ぶら下がっていました。
川の対岸からです。右にローマ橋、プエンテ門、その後ろはメスキータ、中央にラファエルの塔を見ながら、コルドバを後に、今夜の宿泊地セビーリャヘ向かいます。