兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

究極の予防歯科 <未来を見据えて今を診よう>

2018-11-27 13:13:42 | 勉強会BSC
今回の教育講演は「0歳からの口腔機能育成」を掲げる清水清恵先生今泉三枝先生の講義でした。

 0歳からの口腔機能育成 以前から「子供の口を育てる大切さ」の講演は何度か聴いてきましたし、母乳が口を育てるのに大切なことも分かっていましたが・・・・・・・・・正しく哺乳ができないと、栄養不足になるだけでなく、歯が並ぶ歯ぐきの内部にある骨の形が発達しないので、歯列不正の原因に!?まさか?その時期から・・・・まさに目から鱗。

哺乳の次は離乳そして一人でしっかり食べる人間に成長するためには、しっかりした体を作る必要がと、生まれたときから子供たちを見守り、口を育てる仕事をしていらっしゃるお二人の先生の講義には感心と感動しかありませんでした。

 全ての疾病には必ず原因がある。虫歯然り、歯周病然り、ですが、歯並びにも原因があり、骨格や遺伝だけでなく、指しゃぶりや頬杖、寝る姿勢によっても舌の癖や口呼吸など、、様々な要因で、乳幼児の歯並びは変わってしまいます。
 一般歯科の患者さんは、歯がある人と歯が無くなってしまった人が対象でこれから生えてくるゼロ歳児は対象外と考えられてしまいます。
虫歯や歯周病は予防が大切と患者さんにはお伝えしていますが、ゼロ歳児を対象に口腔機能育成とは、これぞ究極の予防歯科ですね。
 
  伊豆の国市でも妊産婦歯科検診が行われいます。当院にいらっしゃる患者さんは少ないですが、今後は今回得た知識をお伝えしたいと思います。

ところで、🎈風船を手を使わず、口に加えた状態で膨らませますか?これも口の周りの筋トレです。
口の周りの筋トレや舌トレで矯正の患者さんだけでなく、全ての患者さんに、口や舌を鍛えるトレーニングを伝えていきたいと思っています。

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未来を見据えて今を診よう。

2018-11-25 16:37:50 | 勉強会BSC
2018年11月25.26日 名古屋で開催されたBSC学術大会に参加しました。
 夫が矯正を始めて毎年参加している勉強会です。私も13年ほど前から参加させていただき毎年いい刺激を受けてきます。
明日からの治療につなげていかなければ!と思います。


詳細は
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重度の歯周病患者に対して矯正治療はどこまで可能か

2015-10-12 16:32:03 | 勉強会BSC
 このような問題提起から始まった今年のBSC学術大会
 今年のテーマは「矯正治療における歯周病を伴う難症例へのアプローチ」

 総務省が「こどもの日」に合わせて発表した4月1日現在の15歳未満の子供の推計人口は1617万人、34年連続の減少です。
矯正対象者が子供だけでなく大人まで広げがっている昨今ですが、より積極的に30代以上を取り込むためには、歯周病専門医との連携が不可欠です。
 
がしかし、うちの診療所に重度の歯周病患者さんが矯正治療を受けたいとの申し出があった場合は、大学病院の矯正科へ依頼します(笑)
 

 今年のスタッフセミナーは、初めて通常の講演枠に組み入れられており、嬉しい変化です。
 
 最初はふなき矯正歯科のスマイルとレーニングについての講演です。
 美しく笑うことは、印象を良くする意味でも大切なことです。まして矯正して歯並びが良くなったのですからへの字型に笑っていてはもったいない!
スマイルトレーニングは、個人差はあったものの、性別、年齢に関係なくきわめて有効であることが証明された内容でした。

 次はDIO文野矯正歯科、プラークコントロールと食事では、歯ブラシだけでなく砂糖や人工甘味料の摂取が、口腔内に大いに影響することを、また虫歯や歯周病だけでなく糖尿病や様々な病気の要因になっていることなど、そして、ダイエット食品の増加が見られますが、カロリーゼロの罠など、私達歯科衛生士が自覚し患者さんに伝えていくことが必要ではないかという、なかなかの着眼点だと思いました。

 
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今年は名古屋

2014-11-17 20:00:35 | 勉強会BSC
2014.11/16.17今年もBSC矯正学術大会に行って参りました。



 特別講演1では藤田保健衛生大学医学部皮膚科学教授 松永佳世子先生より、
歯科医師に見られる樹脂やゴム手袋による接触皮膚炎も重篤な問題。ラバーダムによる患者さんのラテックスアレルギー口の中の金属による金属アレルギー、金属以外の歯科材料による接触皮膚炎、歯科治療時の薬剤による皮膚、全身の副作用として局麻剤アレルギーによるアナフィラキシーなども注意が必要など、「歯科に役立つ皮膚科最新情報」と題して主にアレルギーの講演でした。

 今回はスタッフセミナーも並行して開催され、根津矯正歯科クリニック 高島香織さんによるアウェネストレーニングとJ-Pアカデミー講師山脇あき子さんの接遇のセミナーでした。

 アウェネスとは、意識、気づき、といった意味を持つ英語ですが、矯正では習癖、機能的なことが治療の上で大きな問題になってきます。その習癖や機能的な問題を患者自身が「気づく」ことで、矯正後の未来に関わっていくトレーニングだと思いました。

 接遇セミナーでは、「親しまれるスタッフ・選ばれる医院」と題し、接遇とは何か?スタッフ一人一人がその医院の看板を背負っているという考えの基に、挨拶、表情、身だしなみ、言葉遣い、態度の5項目を患者接遇の基本マナーとして捉え、その大切さと実践のポイントを考える。
こちらは、私たちが日々の行動を振り返り、気づかなかったことを気づかせていただいたセミナーでした。

 折角名古屋に来たので、名古屋名物を食べたかったのですが、なぜか串揚げ
串カツと思いきや、揚げの材料は、エビ、コンニャク、豆腐、ウインナー、ナス、カボチャ、ちくわ。なんでも揚げ物になるのですね~(笑)
終わった後のビールは最高でした(^^)

 今回も、有意義な時間を過ごすことが出来ました。
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2年ぶりの神戸

2013-11-19 15:28:34 | 勉強会BSC
2013年11月17日.18日と神戸ポートピアホテルで開催されましたBSC学術大会に参加してきました。

今年のテーマは「矯正歯科と他科との連携-
       歯周、補綴、口腔外科医との協力」

矯正治療は子供と考えがちですが、昨今では成人も多く受診されて中高年まで広がっています。
また、顎変形症などの病名が付けば、保険適用の場合もあります。
矯正治療前後において、大人の場合、歯周病や補綴治療と他科との連携が欠かせなくなってきます。
プラークコントロールやMFTのトレーニングなど、歯科衛生士もかかわっていくことが多いと思います。

当日は神戸マラソンと重なり、会場付近は大賑わい

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舌を知ろう

2011-11-27 22:39:45 | 勉強会BSC
 11/23,24 名古屋にてBSC矯正学会に参加しました。
今回のメインテーマは「舌機能と矯正治療」-舌の生理・機能解剖から臨床までー

 をクリックしてみてください。舌の構造がわかります。私たちが舌と言っている部分は2/3ほどの部分です。


 そもそも舌とは?舌の役割とは?
4つの内舌筋、3つの外舌筋 7つの筋肉が1つの神経で運動して動いているのです。
味を感じること。だけではありません。咀嚼、嚥下。舌は咬むことにも大きな役割を担っているのです。

 当たり前のように、食べて飲んで、一日に600回以上もごっくんをしている私たちですが、そのときの舌はどこにあるでしょう?
機能異常と不正咬合の関係はどちらが原因?どちらが結果?なので、舌の異常な動きは矯正をする上で大きな抵抗勢力にもなります。せっかく歯並びを治しても、舌の癖が治っていないと元に戻ってしまう可能性があります。

 歯並びをきれいにして(入れ歯も同様に)機能を回復し咬めるようにすることで若返り現象が起こるとそうです。
脳と嚥下の関係で、大脳皮質で咀嚼リズムを調べたところ、咬むことは指を動かすことと比較して脳の反応は咬むことのほうが大きいという結果がでているそうです。

 
 これは余談ですが、最近総入れ歯を入れた患者さん最初は耳が遠くて分からないと先生の言うことも理解しようとしなかったのですが、咬めるようになるにつれ反応がよくなっています。
目も前より大きくなったような?これは過大評価しすぎでしょうか?
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神戸 3日目

2010-11-15 23:52:59 | 勉強会BSC
学会2日目、9時15分講演が始まりました。

「矯正治療を開始するにあたって、注意すべき顎関節の徴候とは?」
北海道医療大学の柴田孝典先生の講演を聴きました。

顎関節への負担の話は、今までいろいろな方の講演を聴きました。
歯軋り、食いしばり癖などはもちろん、頬杖や、寝るときの姿勢なども顎関節に負担になる話もありました。

矯正治療はかみ合わせをよくするのだから、顎関節に対する負担を軽減し顎関節症を治すと思っていたのですが、矯正装置やゴムなどにより、場合によっては顎関節への負担を大きくし、疼痛を引き起こす原因になることもありうる。という話でした。

歯軋りや食い縛りなどは歯や歯肉に対してストレスになるのでが、歯を合わせて(コンタクト)tooth contacting habitしているだけでも顎に対して、咀嚼筋、舌筋に対しても、問題であるという報告でした。
心当たりのある方は、「歯は離してリラックス」というリマインダーシールをそのPCの前に貼ってください(笑)

職病病ともいえるかもしれませんが、バイオリンやクラリネット奏者の殆どが顎関節に異常があるとの話も興味をひきました。


午後、三宮で洋食を食べて、3時50分新大阪からの新幹線に乗る前に神戸を散策。元町の中華街で遊びすぎて新幹線に乗り遅れました。

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神戸 2日目

2010-11-15 23:12:15 | 勉強会BSC
神戸ベイシェラトンホテルに泊まり、12時より講演開始です。
晴れていたらとってもきれいな景色だったと思うと残念ですが、東海ツアーズのWeb限定でしたのに、ホテル側のご好意で15階の部屋にしていただきました。

特別講演は「iPS細胞研究の今と今後の展開」京都大学iPS細胞研究所講師中川誠人先生の未来ある講演でした。

将来、歯科再生医療が一般的になり、歯が抜けても再生するから大丈夫なんて時代が、、もうすぐかもしれません。
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神戸 1日目

2010-11-15 21:40:08 | 勉強会BSC
11月13日~15日 、兵庫県神戸市に行ってきました。
目的は第28回BSC学術大会への参加です。

初めての神戸を堪能しようと予定より1日早く神戸に行き、まず、
神戸ブラッスリー ラルドワーズにて、本日のスペシャルコースにワインはシャトー・ペスキエ キュヴェ・テラッセ 2008

久しぶりの本格的なフランス料理とピュアで香り豊かなローヌワインに大満足でホテルに向かいました。



 
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仙台へ行ってきました。つづき

2009-10-29 00:44:19 | 勉強会BSC
炉辺会談にて、
「木を見て森も見る医療」
病気には、必ず原因があり、対症的な小細工医療ではなく、何が原因なのか・・・上流は何かを捜すことが大切であるという話がありました。
堀田修先生は、病巣感染を起こすということは、必ず日常生活に異常がある。と

詳細はIgA腎症とはにて。

私達も、「歯を磨きましょう」ではなく、なぜ歯を磨かないのか?また磨いていてもどうして虫歯になってしまうのか?患者さんの日常生活の異常を察することが出来るようにするべきなのだとつくづく考えさせられました。
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