兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

歯科衛生士によるケア

2006-07-26 00:19:51 | 勉強会
7月22日三島グランドホテルにて田島菜穂子氏による「歯科衛生士によるケア」~やりがいのある医療のために~の講演会を聴きにいきました。

歯科医院の中で歯科衛生士が担う仕事はたくさんありますが、メインテナンスは歯科衛生士に与えられた大きな仕事の1つであり、メインテナンスを継続するためにどのように動機付けしていったらよいか、お話いただきました。
先生は、ナグモ歯科赤坂クリニックが勤務地ですが、会津若松へも出張され、都会と地方という全く違う地域でメインテナンスをされながら、講演会もこなし幅広くご活躍しています。
 都心と会津若松・地域差はありますが、患者さんが健康のなりたい気持ちを歯科衛生士として応援する気持ちが大切で、それにはコミュニケーションが最も重要であり、常に「自分だったらどうかな?」ということを考えて対応するよう心がけているそうです。
 人は加齢により変化し口腔内の人工物も消耗し変化します。メインテナンスをただやればいいのではなく、一人一人環境が違う中で、個々に合った最善最適な歯科的健康状態をどう維持していくか、そして新しい情報を提供し共に喜ぶ結果を見出していくためには、患者さんを観察する目とその人に合った口腔ケアに目的を変えることが必要であると力強く説明されました。

ケアする心、それは日々の生活面から現れるもので、例えば、診療室を掃除することは当然のですが、スリッパが散らかっていたり、本が乱雑に置いてあったり、チェアー周りや衛生士のユニホームに印象剤が着いていたりしたら、衛生的に問題はなくても、清潔感が感じられないのです。
患者さんが気持ちよく過ごせる空間から、コミュニケーションは広がっていくのです。
ちょっと立ち止まって、「ケアする心とは」を気づかせてくださった講演でした。

講演終了後、保険医協会の先生が、「患者さんが田島先生にメインテナンスと称して会いにいらっしゃるのですね」とおっしゃった言葉が印象的でした。私も患者さんが会いに来てくれるような歯科衛生士を目指してこれからも頑張っていこうと思いました。

コメント (3)
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初めてのお茶会

2006-07-24 00:41:32 | Weblog
7月23日 
成福寺にて観蓮茶会(蓮をめでながら優雅なお茶会)宗偏流、裏千家、煎茶黄檗弘風流と3席設けられて、小雨のなかに華々しく開催されました。
お茶道には全く縁のない私ですが、お茶を頂きながら、茶器や掛け軸、生け花などいろいろな説明があり、日本の伝統を受け継いでいかれる方々のお話を聞きました。
お菓子も各流派により、手作りのものでしたり、京都から取り寄せたお菓子などがあり、家の近くに全く違う世界があったことを知りました。
参考までに、お茶会に行かれるときはこちら初釜の心得
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