兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

舌を知ろう

2011-11-27 22:39:45 | 勉強会BSC
 11/23,24 名古屋にてBSC矯正学会に参加しました。
今回のメインテーマは「舌機能と矯正治療」-舌の生理・機能解剖から臨床までー

 をクリックしてみてください。舌の構造がわかります。私たちが舌と言っている部分は2/3ほどの部分です。


 そもそも舌とは?舌の役割とは?
4つの内舌筋、3つの外舌筋 7つの筋肉が1つの神経で運動して動いているのです。
味を感じること。だけではありません。咀嚼、嚥下。舌は咬むことにも大きな役割を担っているのです。

 当たり前のように、食べて飲んで、一日に600回以上もごっくんをしている私たちですが、そのときの舌はどこにあるでしょう?
機能異常と不正咬合の関係はどちらが原因?どちらが結果?なので、舌の異常な動きは矯正をする上で大きな抵抗勢力にもなります。せっかく歯並びを治しても、舌の癖が治っていないと元に戻ってしまう可能性があります。

 歯並びをきれいにして(入れ歯も同様に)機能を回復し咬めるようにすることで若返り現象が起こるとそうです。
脳と嚥下の関係で、大脳皮質で咀嚼リズムを調べたところ、咬むことは指を動かすことと比較して脳の反応は咬むことのほうが大きいという結果がでているそうです。

 
 これは余談ですが、最近総入れ歯を入れた患者さん最初は耳が遠くて分からないと先生の言うことも理解しようとしなかったのですが、咬めるようになるにつれ反応がよくなっています。
目も前より大きくなったような?これは過大評価しすぎでしょうか?
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