兼業歯科衛生士

自分らしい幸せを探そう。

仙台へ行ってきました。

2009-10-27 23:38:58 | 勉強会BSC

10月25日、26日 、宮城県仙台市に行ってきました。
目的は第27回BSC学術大会への参加です。

General Lectureでは、上下顎正中のずれと生活習慣について、学校歯科健診を利用し考えるという講義で、うつぶせ寝が顔面成長に影響を与え、顔面非対称の原因となる可能性がある以上、不正咬合の予防のために、生活習慣に気を配る必要があるという研究結果が面白いと思いました。

特別講演「今日の歯科医学、歯科医療の直面する問題」では、歯科医療は多面的で、病気、疾病ならば治癒が目的ですが、矯正治療→不正咬合は、病気かどうか個人によって判断は多様化で、必ずしも完治が目的とは限らないというのが、不正咬合の位置づけです。
不正咬合により、機能的、心理的には障害になるのですが、保険治療適用でないため、生活の格差によっても、左右される問題も考えられます。

矯正医(歯科医)は、知識と教育と教養そして、モラルが大切であり、
コンセプトをしっかり持って、患者さんに説明できる人が求められます。

厳しい歯科界を生き抜くために、仕事のマンネリ化では進歩はなく、これからが真に評価される職業であると。
これからの歯科医に一言。「人生のなかの判断を下すとき、それぞれの時点で最善を尽くす。」東北大学三谷先生からのお言葉でした。

懇親会後も、炉辺会談とうことで、23時まで、お酒を飲みながらでしたが、症例発表等、皆さん真剣に勉強して来ました。

毎年スタッフも参加OKで、新しい発見と感動を与えてもらいます。今回は炉辺会談まで参加させていただき、本当にいい刺激になりました。
明日からの活力にしたいと思っています。

もし、矯正を考えていらっしゃる方は、患者さんも賢くなって、真に評価される先生を探してください。歯は、一生の宝ですから。



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横浜に行ってきました。

2007-11-30 23:56:19 | 勉強会BSC
11月25,26日とパシフィコ横浜にてBSC矯正学会が開催されました。

みなとみらい駅は数年前にデンタルショーで行きましたが、そのときは工事中でした。現在は東横線とみなと未来線がつながり、渋谷まで特急なら30分足らずで行ってしまう便利さにびっくりでした。

田舎の開業医に勤めておりますと、歯科業界がこんなに進歩いているという現実からつい離れがちになりますが、そんな私に一時的にでも感動をいつも与えてくれるのが、このBSC学会です。
しかも、スタッフはドクターと比べてかなりの破格で参加できます。

今年のテーマは「明日への指針」
矯正歯科医50年のGugino先生は、矯正治療で一番大切なことはEarly treatment
アメリカの矯正医Stephen Tracey氏の講演では 一人一人にカスタマイズされたブラケットやワイヤーが使われ、そのテクノロジーにびっくり。また、上顎骨にミニスクリューインプラントにてアンカーをつけて顎の傾斜を治すということろへ来ています。

矯正と関連したぺリオやエンドの講演もありました。ぺリオではエムドゲインと自分の削った骨を移植して再生医療をしています。

「溶けてしまった骨は戻りません」なんて患者さんに説明してはいけない時代になりました。「お金をかければ、戻る可能性があります」といわないと。。。(笑い)
エンドは、肉眼の限界を補う最新技術は、マイクロスコ-プとCT画像を参照し、歯内組織が複雑で神経も枝分かれしている普通なら諦めてしまう部分まで、レーザー光線と、米国専門医の愛用する薬液を使用して、バクテリアと神経をきっちり除去するテクノロジーの導入で飛躍的に進歩しています。リーマーを持つ指の感覚や長年の勘は??全く違ったエンド治療を見ることが出来ました。ただし、保険外です。

一般歯科に勤務するスタッフとしては、遠い未来ではありますが、理想として
このようなイメージがあるのとないのでは大違いと思います。
目指すものがあってこそ進歩があると思えます。

ただやはり、伊豆に帰ってきて過去にワープしたような、いえいえ未来から現実に戻ってきたようなそんな気分です。

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高松に行ってきました。

2005-11-27 01:51:03 | 勉強会BSC
 第一の目的は讃岐うどんを食べに行くことで、第二の目的はBSC矯正学会に参加し、伊豆でのんびりしている頭に少し栄養を与えるためです。 
 ブルートレインではなく、サンライズ瀬戸に23時40分沼津から乗り込み、一路高松へ。翌朝7時26分に到着しました。瀬戸大橋通過中に日出を見る事が出来ました。
到着後、セルフうどんで朝食をとりました。取り合えず第一の目的を果たしました。えびの天ぷらうどんが二人で800円という低価格には驚きでした。かけうどんなら260円でした。時間が早いので玉藻公園を散策しました。入園料200円でした。
ここでもびっくりした事は、お堀が海水で、鯛とスズキが泳いでいるのでした。鯉のように口をパクパクさせていました。餌付けされているようで、釣り糸をたらしたら、すぐ釣れそうな勢いでした。

第二の目的はその日の12時から始まりました。
学会のテーマは「矯正治療におけるAir way managementの重要性」。

鼻で呼吸するという当たり前のことが一番大切なのだということ、衛生士の私には理解困難なところも多々ありましたが、鼻呼吸ができるように治療することで、周りの筋肉、舌、飲み込み、食べることが正常に動くようになっていくということを改めて痛感させられた講演でした。

高松のうどん屋さんは、殆どセルフ食堂でした。
うどんを注文しながら、欲しい具をお皿に取り学食のような雰囲気でした。
おつゆはの色は薄く、昆布とかつおだしであっさり美味しかったです。何処のお店も、お稲荷さんや、おにぎり、そしておでんがおいてありました。
高松のファーストフードはうどんなのだとつくづく実感しました。

2日目講演を聴き、5時間かけて伊豆に戻ってきました。
やはり、四国は遠かったです。


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