お茶の里便り ◆掛川深蒸し茶で健康長寿の町◆

お茶屋に勤めている筆者の日常や感じた事を勝手気ままに綴っていきます。

二番茶始まりました

2010年06月23日 | お仕事

静岡県も梅雨に入り 毎日ジメジメしたいやな天気が
続きます。雨の合間を見て二番茶の刈取が始まりました。
 忙しい時ぐらい雨でもお茶刈りしたらどう?なんて言う
方もいますが、ところがお茶は雨はもちろん朝露など少し
でも葉に水滴が付いていると製造出来ないのでこの時期
の長雨は大敵です。

茶園から生葉を運んで来る間にも日よけの寒冷紗を掛け
て生葉の温度上昇を防ぎ鮮度維持に注意を払います。
トラックスケールに乗って数量をはかっています。

今刈り取ってきた畑の茶園番号(圃場)を受付の鈴木さん
に知らせている所です。

さっそくみんなで生葉が入った袋をコンテナに開けます。
一袋20kg位の重さがあります。みんな還暦を過ぎた方
達ですがみんなすごく体力があります。

 三人そろってパット広げてサッと開ける。上手いものです。
小野田さん、伊藤さん、榎さん頑張ってます。

 
こうして開けられた生葉はコンベアーに乗って生葉コンテナ
室へ運ばれます。

生葉コンテナ室に均一に積み込まれた生葉は順次製造ライン
へ流れて行きます。
 

二番茶とは、4月から5月頃収穫された新茶(一番茶)の
茶園から45日から50日位後から再び出てくるお茶の芽の
事を言います。6月上旬から7月上旬掛けて収穫されます。