11月というのにとても暖かい日が続きます。さくらぎ農園では今月下旬に2年もの間熟成してあった有機堆肥を茶園の畝間に施す作業を行ないました。堆肥の原料はお茶製造中に機械に張り付き残ったお茶の葉の残滓で、お茶成分100%の優良有機質堆肥です。春から秋までには堆肥舎に入りきれない位の量になります。それを十分完熟するまで堆肥舎や茶園の脇などに積み込んで置きお茶時期(お茶の刈採り、製造時期)以外の時に茶園に敷いていきます。美味しいお茶は土作りからと言います。土をフワフワの肥えた土にするために、この時期はこうした作業が行われます。
今日はさくらぎ農園男性総出で汗が出るほどの暖かさの中
手際よく畝間に堆肥を入れていきます。
この茶園はさわやかな香気と温和な滋味の品種
『つゆひかり』です。
よいしょ!と掛声もよく堆肥をあける戸田くん。
とても頑張りやの60代の鈴木さん。朝早くから仕事をする
とても元気な働き者です。
いい色をしていますね!これなら土も喜んで仲間に
入れてくれるでしょう。いい土になりますよ。
畝間にしっかり入れられた堆肥です。やがて土と混ざり
根にも優しい良い肥料、土壌となるでしょう。