お茶の里便り ◆掛川深蒸し茶で健康長寿の町◆

お茶屋に勤めている筆者の日常や感じた事を勝手気ままに綴っていきます。

稲刈り風景

2010年09月28日 | 日常

 掛川ではお彼岸あたりから気温も下がり朝は16度位(自宅庭先)でひんやりとした秋の気配が急速にやって来ました。田んぼでは天候にも恵まれて例年より早い稲刈りが進んで私の近辺では9割方収穫が終わったように思います。
 私の好きな田舎の風景、収穫の秋、そんな光景を少しご紹介します。

 

5月にも紹介した稲刈り直前のいつもの田んぼです。

実るほど頭を垂れる稲穂かな
もう刈り取り間近じかですね。

自分の子供の頃はギザギザのついた鋸鎌で腰を曲げて
刈っていました。今は見る見るうちに刈取られて行きその
スピードにいつも感動しています。私の好きな光景です。

昔懐かしい『はぜ掛け』 。今はあまり見かけなくなり
少し足を伸ばして探してみました。ところが灯台元暗し
会社のすぐ裏の道沿いにいつの間にか現れました。
茶農家の山崎さんの田んぼでした。少し話しをしました
ら、最近は田んぼにもイノシシが出て荒らされるので
電気柵をして侵入を防いでいるそうです。天候に恵まれ
れば1週間程で乾燥するそうです。

今はもうほとんどがこの様にコンバインから籾を送風して
トラックのタンクが一杯になればライスセンターや自宅乾
燥室まで運びます。

 

 

 

 

 

 


社員旅行

2010年09月25日 | 日常

 9月上旬。会社の一泊二日の社員旅行がありました。
初日大阪城、お笑いなんば花月、翌日大阪海遊館、そして奈良平城
遷都1300年祭を見学しました。掛川からは貸切バスで東名、名神、
湾岸道路等の高速道路を経て片道約4時間半ほどで着きました。

楽しかった旅の一こまをご紹介します。

突然現れましたが決してあなた方に食されるために
有名な大阪道頓堀の食い倒れ街に現れたわけでは
ありません。レッキとした大阪海遊館(水族館)の現役
の人気もの?たか足カニであり住民?役者?であります。

大きなカニのネオンと道頓堀のネオンが食を誘い、
みんなが吸い込まれるように道頓堀のアーケード
街に飲み込まれていきました。

有名な食いだおれ人形!記念写真を撮る人も
いました。

やっぱり旅行では宴会が楽しみです。
いつもの若手茶師たちも今夜は大いに羽目を外すぞ。


女性社員も今夜は据え膳でしっかりと食べたり、飲んだり。

広々とした平城宮跡地に建つ高さ約27mの大極殿 
です。太さ70cmの朱色の柱は44本もあります。
当時国のもっとも重要な儀式のために使われたそうです。

 

 

 


茶園から見た風景

2010年09月20日 | お仕事

 16日に一雨降り気温も翌朝はこの秋初めて20度を切り19度までさがりやっと一息です。急須で入れる熱いお茶も美味しく感じるようになってきました。
 皆さんもどんどん飲んで下さいね。
5月にも管理作業中の茶園を紹介しましたが、今日はその同じ茶園の様子と茶園から見える秋の彩が感じられる田んぼの景色をご紹介します。
 

もうだいぶ芽が伸びてきましたが、まだまだこの枝から上
に横にと秋芽が大きく伸びてきます。秋番茶刈り採りには
もう少し日数が掛かります。

猛暑と少雨で秋芽の成長も例年より遅く、数量も多く
は望めません。

山の中腹に見える建物が当社です。

茶園から西方面の風景です。稲穂が黄金色に輝き、
すでに刈り終わった田んぼの色とのコントラスがと
ても綺麗ですね。

茶園から南西方面を見たところです。ここからも遠くに
2002年サッカーワールドカップが行われたエコパスタ
ジアム(遠くに見える白い建物)が見えます。
大きい建物で小さい山の中腹にあるので遠くからでも良
く見えますし、茶園も小高い丘の上か、山の斜面とかの
高い所が多いため遠くまで見渡すことが出来ます。


祐汰君の亀 子カメが生まれたよ!

2010年09月16日 | 日常

  祐汰君の亀に可愛い赤ちゃん亀が生まれました。8月にブログ投稿
しましたがお披露目のため再登場!敷きつめてある砂利が何気なく動
いているように見えたので石をどかしてみると何と赤ちゃん亀がいたの
でビックリしたそうです。発見は1週間ほど前ですが生まれたのは9月に
入ってすぐかも。6匹生まれましたが、まだ他の場所にいるかも知れま
ん。

昨年9月に生まれた一年先輩の仲間、それとも兄妹かな。体の大きさも
こんなに違います。

歩き方も可愛いですよ!先輩たち~遊んでよ~。

さっそく先輩たちがよって遊んでくれます。しかし生まれたばかり
だと親カメが食べてしまったりすることもあるそうですからいつも
は別の水槽へいれています。仲良く遊んで下さい。

私の赤ちゃんだよ~。なんて言ってるのかも?


朝食の後、親たちは縁側の下の日陰の涼しいところで 
一休み。


彗星発見の地

2010年09月13日 | お仕事

  先日の茶園視察の際に茶栽培研究グループの茶園近くにある彗星
発見の地を訪れました。
見渡す限り茶園が続きます。その頂きの道路脇にこの石碑が立って
います。
石碑にはこの様な文言が刻まれています。

 清き五明の空に彗星発見す
 1994年7月6日午前2時58分
 中村・西村・マックホルツ彗星
 1994年M

西村さんは地元掛川の農協へ勤めている傍ら、この茶園に囲まれた空気
の澄み切ったこの五明(ごみょう)の地を訪れ夜空をいつも観察してついに
彗星を発見したそうです。その後も新しい星を発見しているそうです。
五明地区は掛川市北部にあり当社から2~3㌔程離れた所で、当社の茶栽
培農家の茶園もこの石碑の周りにたくさんあります。



見事に整備された茶園ですね。



遠くに見える山の向こう側の斜面は深蒸し煎茶の産地で当社
で販売している深蒸し茶の多くはここの茶園から生産された
ものです。また山の斜面のこちら側は浅蒸し煎茶の産地でも
あります。陽のあたる時間などの関係?など両極端な茶質と
なり茶の製造方法も異なっています。掛川市の最東端地区です。