お茶の里便り ◆掛川深蒸し茶で健康長寿の町◆

お茶屋に勤めている筆者の日常や感じた事を勝手気ままに綴っていきます。

川霧そだち

2007年06月30日 | お仕事

今日の掛川は朝から暑い!仕事が始まる前から汗が出てきてます。梅雨だと言うのに、まとまった雨もそんなに降らないし、このままじゃ夏の水不足が心配です。やはりこれも地球温暖化の影響でしょうか?ちなみに本日の予想最高気温は30度超え!

仕上げ工場では天竜地方の浅蒸し茶「川霧そだち」の火入れ作業をしています。この川霧そだちは静岡県西部地方を流れる天竜川流域の山間でやさしい川霧にはぐくまれて育ちました。
1本1本が針のような手揉み風の形状が特長です。
70度位に冷ましたお湯で2分~2分30秒とゆっくりと出して、美味しくいただけます。

 
乾燥の様子を確認中の、仕上げ主任の石川君。
水色、味、香の審査も真剣です。


できあがったばかりの川霧そだち。
8月からの販売になります。


2番茶

2007年06月27日 | お仕事

普段、友達と話をしていると、よく聞かれるのが「お茶屋さんは新茶の時期以外は何をしているの?」と聞かれます。
新茶の時期(静岡では4月下旬~5月の中旬位)は当然、新茶を作っていますが、(あたりまえな話!)5月以降もお茶の製造はしています。
お茶の樹からは1年で3回~4回の葉の摘採があります。最初の摘採がいわゆる、みなさんが言う《新茶》と呼ばれる物ですが、その後、2番茶、3番茶、4番茶と続きます。今の時期は2番茶の時期で今日も荒茶工場ではお茶の生産がおこなわれています。

 
お茶の様子を、真剣に見てます。

 

「お茶屋さんは新茶の時期以外は何をしているの?」
これからも、普段のお茶屋さんを報告していきます。


工場見学

2007年06月26日 | 日常

先週の事ですが、地元の掛川市立桜木小学校の3年生が工場見学にきました。
毎年、この時期に社会科の授業の一環で地元特産のお茶について勉強するそうです。
地元の子供達にとって身近な存在のお茶ですが、生葉から普段家庭にあるお茶(いわゆる煎茶)になるまでの工程を見るのは初めてらしく、機械を通って形を変えていくお茶を熱心に見学していました。

みんな工場見学は楽しいらしく元気に工場内を見てまわりました。

  
今年は120人位が見学にきました。

 
荒茶工場の中。


こちらは袋詰工場。


みんな元気いっぱいでした。